●日付管理
会社の基幹システムには
必ずと言っていいほど日付管理の機能が組み込まれています。
それは・・・次の様なことで必要となるでしょう。
- 業務を運用するために
- 勤怠管理を行うために
- 顧客サービスのために
まぁ、説明しなくてもお判りになるでしょう
●当社の基幹システムの日付管理方法
当社の基幹システムでは、必要な情報をマスター化し
初期登録だけで後は自動的に日付管理情報を生成します。
日付管理情報とは
- 日曜日
- 国民の祝日
- 企業の休業日
を設定するためのものです。
当社の基幹システムでは従業員の勤怠情報も管理していましたので
当社の営業日と休業日は厳密に設定されなければなりません。
細かい話ですが、これをきちんとしておかないと勤務率の計算で誤差が出ます。
勤務率は、有給休暇付与の基準となっています。
勤務率が80%未満では有給休暇が付与されないこととなっていますので
勤務率の計算は厳密に行っています。
この写真は、当社基幹システムの国民の祝日マスターです。
それどれの1行1行が、祝日に関する設定になっています
特に、最近は東京オリンピックに合わせて祝日がコロコロと変更されています
なので、それに合わせるように、例えば海の日では
このように適用年も設定できるようにしています。
海の日は1995年に初めて制定され、7月20日固定でした。
しかし、2003年にハッピーマンデーとして7月の第3月曜日に変更されました。
しかし、2020年は東京オリンピックの為に7月20日と制定され、しかも翌日がスポーツの日
コロナによって東京オリンピックが2021年になったので、
2021年は海の日は7月23日に。そしてスポーツの日も7月24日に
2022年からは元に戻って7月第3月曜日になりました。
当社の基幹システムでは、この国民の祝日マスターの設定に従い
全システムが動作するようにしてあります。
まぁ、このようなことも当たり前中の当たり前なので
どこの企業でも行っておられる事でしょう
そして、当社の基幹システムではお客様の休業日も登録できるようにしてあります。
もちろん、お客様が木曜日が休業日なら、木曜日と登録するだけで
未来永劫、木曜日が休業日と認識されるように作ってあります。
●グループ統合システムの日付管理方法
さて、現在稼働&継続開発中のグループ統合システムでは
設定が手作業です。
毎年の祝日も休業日も
日曜日だけは自動設定みたいです
つまり、半自動ってわけですね。
お客様の休業日には納品できないので、そのような設定も
毎週登録する必要があるそうです。
どうしてでしょうね。
なんでこんなめんどくさい設定を行うような仕様にしているんでしょうね。
答えは簡単です。
親会社は今までもっとめんどくさいことをしていたからです。
なので、グループ統合システムの日付管理しようでも、
今までより便利になっています。
●どっちがいいですか?
さて、親会社の今までの管理方法より便利になっている半自動のグループ統合システムと
当社の初期設定のみで、あとは放置したままで全ての業務が正しく稼働できる全自動システム
どちらか選べと言われたらどちらを選びますか?
タグ:デグレシリーズ