我が上司の理解不足により、とんでもない事態になりましたー
と、いうのは、統合システムを構成する各サブシステム間の情報伝達ファイルの仕様がヘボなために、本来送らなくても十分に伝わるデータを、必ず送る・・・と言う事になり、既に変更不能となりました。
どういうことかと言うと、
皆さんが誰かに情報を伝達しようとするとき誰かから
【今から遊びたい場合は、『はい』と言って。そうでない場合は何も言わないで】
と言われたとします。
あなたが今遊びたくないとしたら、あなたはどう答えますか?
そうです。何も言わないですよね。
何も言わなければ遊びに行きたくないことが誰かに伝わるわけです。
決して伝えていないわけではありませんよね。
しかし、我が上司は
【今から遊びたい場合は、『はい』と言って。そうでない場合は『いいえ』と言って】
と言います。
すると、あなたはどっちの場合でも言わなければなりません。
情報伝達効率の点からいえば、最初の方が効率が良いでしょう。
しかし、我が上司は、
遊びに行きたくないこともキチンと伝えなければならない。だからその場合は『いいえ』と言うべきだ。
との論法を曲げません。
サブシステム間の情報伝達はこんな単純なものではなく、1オーダーで何百・何千もの情報があり、その中の大半は空白を送ればいいことになります。
この空白を送るって言うのが先ほどの何も言わないにあたるわけです。
しかし、我が上司は、空白も重要な情報だから送れ・・・と主張してやまないわけです。
昨日、ベンダーに確認しました。
すると、既にプログラムも組みあがってきており、この時点で仕様変更するのはスケジュール的に難しいという回答でした。
打つ手が塞がりました。
もう、空白をセコセコと送らなければならなくなりました。
あーー!おばかなシステムが出来るなぁ・・・と思いつつ会社を後にしました。
もう、上司を説得する気力も失せて、シコシコと空白を送るようにします。
ちなみに、空白を送る事で、ファイル作成時間、転送時間、ファイル読み込み時間のどれもが余分に時間を食うことになります。
ただでさえ、遅いのに、輪をかけて遅くなってしまいます。
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