新しい会社からの帰り道に
●人は求められて幸せを感じる
誰でも、必要とされているから、求められているから
それに応えて生きようとするのではないだろうか
私もそうだ
思えば、5年前に突然給与をカットされたが、その時退職を思いとどまったのは
私が恩義を感じている方からとどまる事を望まれたからだ
とどまった
しかし、それからが地獄の始まりだった
やはり、3割削減されたら、生活が結構厳しくなる
住宅ローンの支払いが一番重くのしかかった
借り換えも出来なかった
年収が7割に減ったせいで、総量規制という金融関係のルールによって
なので、貯蓄を取り崩し、生命保険で契約貸し付けをし
とりあえず、どんどんと自分のしっぽを切り落としてきた
3年前、再び1割カットされた
その時も私は必要とされていたと感じたから慰留した
しかし、もう限界に来ていた
なので、本来ならば支払われるべき残業手当が
理解不能な理由に乗って支払われなかった為
未払い請求を会社に対して起こした
しかし、個人では戦えない
時の経理部長から直接電話があり
「会社と戦争をする気か? そうなればどうなるか分かるよな!」
と脅しとも取れる内容の電話だった
私は、そうしないと家計が破産すると伝えた
するとその部長は、「家を売ったらいい! 車を売ったらいい!」と言った
私はその時に誓った
定年退職し、退職金をせしめたら、闘うと
●求められているけど給与を下げられる
ただ、昨年に定年退職を迎えたが、勝手に継続雇用手続きに入っていた
通常、継続雇用の場合には会社によって異なるとは思うが
2〜3割は減額されるのが通例である
こんなに減額されてはやっていけないので転職するつもりだった
しかし、前と同じ経理部長から
「1円でも減額したら退職するつもりだろうから、給与はそのままにしておく」
なんで?
経理部長の独断で決定しているわけはないから
まだ、必要とされているんだろう。
暫くいようかと思った
ところが、今年の7月に1割削減するという通知が
もう無理だ! こんな会社と思った
なぜなら、継続雇用の契約期間は 2022/9/1〜2023/8/31 で基本給が明記されている
にもかかわらず、事前連絡や相談も無く、7月支給分の給与
つまり6月勤務分の給与を1割カットすると
契約違反では?
こんな嘘つきの会社には居られない
居たら、どんどんと削減されるだけ
必要とされているのなら給与を削減しないだろう
辞められて困るなら逆に給与を上げるだろう
結論として私は必要とされていない
●新しい所では
それが退職を決意した理由だ
ちなみに、その前月、すなわち6月に
ある営業マンからお誘いがあった
久しぶりに会って食事でもしませんか?と
私は単純に久しぶりに会って話しができると思い出かけた
たしかに、それはそうだった
でも、それ以外に、その営業マンの会社で
基幹システムを再構築するから手を貸して欲しいと
●やりがいがたっぷりありそう
やっぱり必要とされているところで
力を活かせる仕事が私にとってはやりがいであり生き甲斐でもある
前の会社では、喜んでくれて必要とされているから
毎日朝9時から夜中まで働いていた
でも、それも苦では無かった
システムが出来上がって、使ってくれた人が
喜びの声を伝えてくれた時、そんな疲れは吹っ飛んで
そして、また開発しようと言うモチベを上げてくれた
今回の会社がそのようなものであろうことは
一目瞭然である
私の第二の人生は、ここから始まる
この楽しみを出来るだけ長く続けたい
そのために、身体の健康に留意し、
精神的な安らぎを求めつつ
頑張っていくことを新たに誓った
タグ:新旧の違い
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