●時間のかけ方
企業では、問題解決をするたびに会議を開くでしょう
問題解決の一つには、新システム開発・・・という案件も含まれます
特に大規模なシステムになればなるほど多数の会議が持たれます
でも・・・会議の進め方によっては空回りすることもあります
その会議の結論が出ない
結論は出たけども誤った方向だったり
これは、会議で何を結論とすべきか
どんな結論が出たらゴールとするか
それをきちんと準備出来たら8割がたは成功です
でも・・・・
会議準備はベンダー側がほとんどします。
なので、その辺はお手の物です
ただ、その準備された通りに進まないのが・・・当グループ
我が上司の発言に、『誰も何にも分かっていない』ってのが有った
これは上司語録に乗せるべき名言・・・いや迷言ですよね
●この前も
このプロジェクトが始まった時も、同じような事がありました
それは、機能の仕様を検討する会議なんですが
我が上司は現場の意見を聞かない/現場の為に考えない
そんな人なので、その真逆の私は、ある機能の仕様決定の際
この仕様なら、営業の方が毎月毎月、各顧客の為に多大な努力をしなければならず
また、ミスしやすい運用を強いることで顧客からクレームになるリスクが多くなる
なので、こうしたら(当社システムで実装している機能)営業の方の負担が格段に減る
そういったのに、我が上司は・・・・
そんなことはしないでいい。 費用がかさむから。
現場の人間が間違えなかったら良い
ってそんな事をいって否定された
残念ながら、私は意見を聞かれたら言うだけの権力しかなく
それ以上は、ウザがられて終わり
実際に、私が提案した追加仕様は大したことでは無く
プログラミングが出来る人間なら、それを追加したところで
最大でも数万円の開発費用が追加されるだけだろう
(仕様決定前なので、一括見積に含まれるだろうからその数万円の増加すらないのに)
まず、その機能の仕様は開発ベンダーが提案してきたもの
その時点で開発ベンダーは、言い方は良くないかと思うが
当グループの業務の隅々まで知っているわけではなかった
そして、最悪の事は、我が上司も現場運用の隅々まで知らない・・・と言う事だ
●走馬燈
今回の我が上司の発言『誰も何にも分かっていない』というのを聞いて
これまでのアホな会議内容が走馬燈のようによみがえってきた
前の事例もその一つ
違うんです。
何にも分かっていないのは一部の人です
現場の人は現場の運用についてとてもよくご存じです
新しいシステムを作る時には、現状よりも良いものを作るためです
それには、
現在、こうなっている
困っていることはこうである
新システムは現在の機能を含めて、問題解決のための対策を追加する
さらに、現業を俯瞰するとこのような機能が存在すれば更に性能が向上する
というプロセスが最低限必要です
でも、当グループのシステム開発責任者は
最初の1個目と2個目をベンダーに調べさせ
新システムの仕様を提案させる
それに少し色付けしただけ
●小田原評定
このブログで小田原評定って言葉をよく使いました
小田原評定って言うのは、『誰も責任を負って決断しようとせず、いつまでも結論が出ない会議や話し合いのたとえ。』だそうです。(コトバンク調べ)
まぁ、当グループのは間違った方向ではありますが結論は出ています。
これは開発ベンダーは結論をもって開発しなければならないので
あーだこーだ言っていると催促されるからですよね
そして、間違ったもしくは実情と乖離した結論になり
その通り開発されたら、後で現場から使えないって言われる
今、請求に関するサブシステムの仕様を検討しているところです
何を持ってもお金の話は顧客と一番揉める部分です
新システムが出来て、顧客と揉めるようなことの無いように祈るばかりです
祈るのは・・・我が上司が正しい判断を下すように・・・です
まぁ、今まで祈ってきましたがね