2010年02月12日
<ハワイプチ富豪の成功法則> ヒロ・ナカジマ
成功者と漠然に思っていたものをより鮮明に自分の中ではっきりとさせることに役立つ一冊です。
著者であるヒロ・ナカジマ氏は自身のポリシーをもって成功を具体的に金額換算し、リタイアを達成されています。
ですが、そのためには節約・倹約をし、必要のないものに支出をしないというとてもお金持ちに見えないような面もあります。
また「会社を大きくしたい」「名声を得たい」「有名になりたい」が目標ではなく、
「(ビジネスリスクのない、)生活のために働かなくても良い暮らし」を選んでいます。
これが本当のお金持ちの姿なのかもしれません。
となりの億万長者―成功を生む7つの法則に書かれている内容と共通するところがあると感じました。
この本が出版された時と現在では経済環境が異なりますが、
一般的に考えがちな「お金持ち=贅沢(浪費)ができる人」という漠然としたイメージを取り払ってくれることには変わりのない一冊です。
印象に残ったポイントは以下の通りです。
バカの壁と金持ちの壁は同じ。どちらも意識の壁が限界をつくる
金持ちの壁を作っているのは「お金に対する意識・感覚」である
お金とはその人の人格であり、その人の生活習慣である
1億円持っている人には1億円の苦しみがあり、3,000万円の人には3,000万円の苦しみがある
目標(リタイアメント) =(将来の意志+現在の意志)× 資産・収入 + コンプレックス
目標は将来の目標・生活を具体的にイメージする
目標には時間軸を立てる(期限を入れる)
その目標を達成するために(我慢をして)現在の生活を変える「意志」を持つ
「自分は目標を達成できる」という強い意志、信じることが必要
コンプレックスをバネにする
成功するビジネス展開
1.ビジネス抜きに(顧客となるような人と)友人関係を築く
2.商品の説明資料はオリジナルで制作する
3.クレームを積極的に探しに行き、クレーム解決を通して信用を得る
4.商品と信頼を武器に紹介を得る
ビジネスは利益追求。リタイア目標を達成するまでは節約を心がける
ビジネスは食うか食われるかの世界。安易に信じたものが負ける
自分の足で探さなければ儲かる情報はつかめない
常に足で情報を集め、そこから最良の答えを出す
自分を変えたければ環境を無理にでも変える
同じ環境でもがいていてもそれほど大きな変化は望めない
周囲からの評価も環境が変わらなければ同じように見られてしまう
新しい環境は過去の自分を知らないので変化を受け入れてくれる
ビジネスでお金を貯めて不動産収入を生みだす投資物件を手に入れる
財産を所有するのではなく、財産が生みだすキャッシュフローという視点からリタイアを目指す
マイホームは持たずに賃貸。代わりに利回りの良い投資物件を買ってキャッシュフローをつくる
「財産をいくら持つ」ではなく、「財産から毎月いくらのキャッシュフローを生み出すことができるか」がリタイアできるかどうかのカギになる
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