2009年08月05日
<脳が悦ぶと人は必ず成功する> 佐藤富雄
最近の時間の使い方として、
できるだけ、会合や勉強会など人が集まる会に参加するようにしています。
色々な人に顔を覚えてもらうこともありますが、同時に自分が怠けてしまうことを防止するためにもなっていると感じています。
今読んでいる本に、予想どおりに不合理―行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」があります。
この本の中で、
人間は、優秀な学生であっても、
1.他人からレポートの提出時期を強制される
2.他人から強制されてレポートの提出時期を自己申請させられる
3.何も強制されない(提出時期は学期末)
この順番でレポートの成績が良かったそうです(提出時期に間に合わない場合は減点される)。
つまり、どんなに優秀な人間であっても怠けてしまうということです。
なので、私はできるだけドタキャンされると周りに人に迷惑だと思われてしまうような会合の予定を入れ、
自分自身に「相手に迷惑をかけないように行動しろ」と強制させることで怠け時間をできるだけ排除するように心がけています。
自分を怠け者だと考えて、強制して何かをさせる状況に持っていくのも一つの時間節約術です。
それでは今日も一冊ご紹介します。
<脳が悦ぶと人は必ず成功する> 佐藤富雄
私はときどき昼寝をすることがあります。
そういうときでもこれまでは、昼寝を害悪だと考えることが多々ありました。
無為に時間を過ごしたと考える性格でした。
しかし、この一冊を読んでから
昼寝をすることは脳内の情報整理をするための時間になる。
そして起きたら頭の中で整理できたことを書き出す。
というように考え方を変えさせてくれた一冊です。
印象に残ったポイントは以下の通りです。
食欲や性欲は起爆剤。「ただ頑張る」という義務感だけではモチベーションは続かない
ひらめきを求めることよりも自分がワクワク出来る状態を作ることが先
ワクワク状態 → ひらめく → さらなるワクワク状態 という循環を作ることが大事
お金を稼ぐなら
1.お金があることによって得られる欲望(ものや生活など)を具体的にイメージする
2.ワクワクする感覚を持つ
3.ひらめきやすい脳を作る
脳は睡眠時間中にひらめきを導き出す活動を行なっている
脳は睡眠時間中に脳内を整理・整頓し、昨日よりもより快適な今日を作ろうとしている
ひらめきにマイナスのものは「不安」や「恐怖」
事実の解釈をプラスに考える
口ぐせ理論:自分が手に入れたい目標を何度でも口にする習慣を作る
ただし、脳が活性化するのは言葉ではなく、自分自身の期待感や欲望によってである
「ひらめき」にとって重要な習慣は「歩くこと」
人間の思考は常にその人間がおかれている空間に支配されている。いつも同じ空間にいては「アイデアは出ない」
今までと違う空間や体験を日々の生活に組み込む
すべてを「面白い」で括れるようにする
例:面白いから執筆する
例:面白いから仕事する
例:面白いから遊ぶ
例:面白いから出掛ける
チャンスは「そのことを常に考えていた」人のところへやってくる
アイデアを出そうと一念発起するのではなく、習慣としてアイデアを出したい対象についてどれだけ頭を使っているのかが重要
創造力や発想力よりも身に染み付いた思考習慣の方が重要
「自分がいる場所のまわりに対して行動を起こすしか、もっといい環境の場所に移る方法はありません」(by 幸せなお金持ちになる「確実な法則」 ウォレス・D・ワトルズ)
現状を肯定すること
ひらめき脳がワクワクするようなライフスタイルを整えていく → ケチらずにお金をかけてみる
例:喫茶店ではなく、ホテルでコーヒーを飲む
例:高級ホテルに宿泊してみる
本と親しむ。運命の本と出会おうとする習慣を作る
「何かのために本を読む」のではなく、面白い本を読んだ結果「ひらめく」のである
うまく利益にありつこうと考えるのではなく、自分が楽しくなるために相手に尽くそうと考える
「ありがとう」という言葉を口ぐせにする
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