2009年07月06日
<お金を稼ぐ!勉強法> 藤井孝一
最近、母と会話する機会があったのですが、
人のウワサや話というのは偏った話になりがちということに改めて気づかされました。
話の内容は、母の知っている人に不動産収入がある人がいるというものでした。
その話の中で税金に関する話が出てきたとき、
1.旦那の給与収入が多いから旦那の駐車場収入を奥さんの収入にしている
2.それで奥さんの給与が増えたから奥さんの仕事を減らして税金対策をしている
という話がでてきました。
意味がわかりませんでした。
1.旦那の給与収入が多いから旦那の駐車場収入を奥さんの収入にしている
そんな収入の付け替えはできません。
2.それで奥さんの給与が増えたから奥さんの仕事を減らして税金対策をしている
おそらく配偶者控除の話だと思いますが、よくわからない解釈になっています。
耳障りの良いこと、都合の良いことしか耳に入らないのが普通の人の会話であり、
世間話の実態と税務の実態がまったく異なった方向に話が進んでいます。
税務という分野に関係なく、専門分野いる人間はそういう日常的な実態を踏まえた上で説明をしなければ、正しい行為を行なっていても誤解を生みかねない
そういう心掛けが必要になることを肝に銘じておきたいと思います。
それでは今日も一冊ご紹介します。
<お金を稼ぐ!勉強法> 藤井孝一
「週末起業」という本を出版している著者が、その視点からどのような勉強をすればお金を稼ぐことができるについて書かれた一冊です。
本書に書かれていることが直接お金を生む仕事になるというわけではありませんが、
「単なる勉強→お金を稼ぐための仕事」の中間ステップとして何をすべきかが書かれている一冊です。
もちろん、人脈作りや人付き合いも必要になりますが、本書では「勉強」に主眼を置いて書かれています。
人脈作りに関する本などと併せて活用すればより有用性が高まります。
印象に残っているポイントは以下の通りです。
はじめは「何となく」で良いので「○○について相談・依頼するなら××さん」と選ばれるようにする
自分を意図的にプロデュースしていかなければならない
資格があれば何とかなるわけではない
人の成功体験を参考にしながらそれらを組み合わせて自分なりのルートを確立すること
小さな成功体験を積み重ねる
実際のフィールドワークも行なうこと
今まで勉強してきたことで稼ぐ仕組みが作れないかを考える
学歴が良くないことを言い訳にしても意味がない。勝手に限界を作らない
勉強したらすぐに使うようにする
勉強は習慣化させる。継続できなければ「やる気がない」のと同じ
○○になりたければ○○の集まりに参加する
人に真似されてしまう程度のノウハウはその程度のノウハウ
勉強はすぐに稼ぎにはつながらない。以下のようなステップを踏む必要がある
1.勉強
2.無料相談・人脈作り・実績作り・経験の蓄積などによる信用蓄積・価値向上
3.稼ぎ
モチベーション維持は目標は細分化し、成功をいくつも収めてきたと達成感を味わえるようにする
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