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2021年05月27日

思い通りにならないと怒りをぶつけてくる人は「ママのいじわる!」と言っている子ども。

自分の思い通りにならないと文句を言ったり、
怒りをぶつけてくる人に悩んでいないだろうか。

「思っても口に出すかどうかは選べるのに、
 どうしてわざわざ言うんだろう」


そう感じながらも、
相手の気分を害した自分への罪悪感が止まらない。

そんな経験はないだろうか。


自分の思い通りにならないと、
相手に文句を言ったり怒りをぶつけたりする人。

彼らがなぜそうするのか、
どのような心理が働いているのかを考察した。

彼らと適切に距離を取り、
自分を守るための一助になれば嬉しい。



ー目次ー
  1. 怒りをぶつける理由:罪悪感や恐怖感でコントロールするため
  2. コントロールする理由:他者を支配し優越感を得たいため
  3. 怒りを表に出す理由:自分の感情が優先・成功体験・親がそうだから
    @自分の感情が何よりも優先
    A成功体験
    B親がそうだから
  4. 怒りをぶつけられる”格下”を探し、選んでいる
  5. 言い返して戦うことで解決するか
  6. 幼い相手の心理を知り、距離の取り方を変える


1.怒りをぶつける理由:罪悪感や恐怖感でコントロールするため

自分の思い通りにならないと、
相手に文句や怒りをぶつけるのはなぜか。

それは
罪悪感や恐怖感を与えて
相手をコントロールしたいから。



自分の行動に罪を感じた時、人の心は弱くなる。

それを知ってか無意識か、
彼らはこちらに罪の意識を持たせようとしてくる。


怒りをぶつけて恐怖感を与えれば、
人は命の危機を感じて弱くなる。


「怒らせてはいけない」
「怒らせると命に関わる」

だから、生き延びるためには従うしか選択肢がなくなる。
彼らは心の底で、それを狙っている。

2.コントロールする理由:他者を支配し優越感を得たいため

なぜ罪悪感や恐怖感を与えてまで、
自分の思い通りにコントロールしたいのか。

それは、
相手を思い通りに支配することで優越感を満たし、
自分の存在や力を確認できるから。


「他者を意のままに操れる自分はすごい存在だ」
「それだけ能力も影響力もある存在だ」


そんな優越感、万能感を、他者を使って確認できるから。


ただし、それは裏返せば、
自分ひとりでは自分の力も存在意義も
認められないということ。


自分という存在を保つために他者を支配する。
それは他者に甘え、依存しているのと同じ。

3.怒りを表に出す理由:自分の感情が優先・成功体験・親がそうだから

「他者を自分の思い通りにしたい」
そんな支配欲は誰もが持っているという。

なのに、それを表に出さない人と、
彼らのようにすぐに相手にぶつける人がいるのはなぜか。

@自分の感情が何よりも優先

「こう言ったら相手がどう思うか」よりも、
自分の気持ちをぶつけることが最優先。

「思い通りにならなかった」
そのときの感情を自分だけで処理できないから、
他者にぶつけて処理してもらおうとする。


もしくは、これまでの人生で
「相手が嫌な気持ちになるかも知れない」
と考えることを学んでこなかったため。

A成功体験

これまでの人生で、
この手法で相手をコントロールできたという
成功体験によるもの。


また、
それを周りに許されてきたり、
咎められた経験が少なければ、
それが正義と信じて疑わなくなる。


自分の行いは「成功」「正義」なので顧みる必要がなく、
そのまま大人になったパターン。

B親がそうだから

子どもが言うことを聞かなかった時、
親が同じような方法でコントロールしてきたため。

子どもの頃から自分がそうされてきたことで、
「これが人を思い通りに動かす方法だ」と学んでいる。



また、親にそうやって抑圧されてきたことへの怒りを、
親にやり返すことができない。

だから今度は自分より格下だと思う者に、
親への怒りを代わりにぶつけている。


4.怒りをぶつけられる”格下”を探し、選んでいる

自分の思い通りにならないと、
文句を言ったり怒りをぶつけたりする人は、
誰にでもこのようなことをするんだろうか。

そういう人もいるだろうが、
おそらく多くの場合は相手を選んでいる。


その場合、
穏やかでお人好しな人、
性格的、立場的に逆らえないような人が狙われる。


親子の例えがわかりやすいが、
彼らのターゲットはコントロールできそうな人、
自分より弱いと思っている人だ。



彼らは自分より明らかに上の人や、
言うことを聞かなそうな人には言わない。
コントロールできないことがわかっているからだ。


下手に手を出せば返り討ちに遭い、
なけなしのプライドを傷つけられてしまう。


彼らの目的は格上に挑んで勝つことじゃない。
格下を支配して「自分はすごい」と思い込むことだ。


彼らは、優越感を得られない相手には手を出さない。

5.言い返して戦うことで解決するか

「思い通りにならないからって、
 わざわざ言わなくてもいいじゃないか」


そう彼らに言い返して戦うのも手だ。

「言い返したら相手と同じ土俵に上がる」
「争いは同じレベルでのみ起きる」

確かにそうかも知れない。
が、「嫌だ」と感じた自分の気持ちを
尊重するための戦いなら充分に意義がある。



ただ、
この記事を見つけて読んでくれたということは、
それができなくて悩んでいるんだと思う。

言い返して戦える人なら、とっくにやり返している。


それに、やり返してもおそらく相手は変わらない。

長い年月をかけて形成された人格だ。
「思い通りにならない相手が悪い」という価値観は、
1度や2度やり返されたくらいでは揺らがない。



彼らからすれば、
支配されて当然の格下(と思っている者)が
歯向かってきたのだから、余計に気分を害する。

よって、非常に悔しいが
真っ向勝負は徒労に終わる可能性が高い。


6.幼い相手の心理を知り、距離の取り方を変える

正面から戦うことが難しくても、ここで大切なことは2つ。

  • コントロールされないという姿勢を持つ
  • 相手の心理やメカニズムを理解する

彼らは
コントロールできそうな相手を探して、
「すごいはずの自分」を確認したい。

それが叶わない相手だと思わせられれば、
自分から去っていく。


だから、自分が「嫌だ」と思ったなら断る。

その過程で何度も、相手からの言葉の刃物が刺さるだろう。

とても痛いが、ここが正念場。
その痛みを乗り越えた先に「支配されない自分」が待っている。



そして、その痛みを乗り越えるために役立つのは、
彼らの心理メカニズムを知ること。

「なぜそうするのか」
「隠された本当の目的は何なのか」


彼らの幼い言動の裏側を理解すれば、
距離の取り方を変えられる。


以前は傷つくだけだった彼らからの言葉も
大らかに捉えられるようになる。

「おもちゃ屋の前で駄々をこねる子どもと一緒」
いろいろ言ってくるが、要は「ママのいじわる!」だ。


そう考えれば、心へのダメージを減らすこともできる。


思い通りにならないと怒る人に悩んでいる、優しい人へ。
どうか、自分を守ってほしい。




→あわせて読みたい
 気にしないのも大切だけど、気にする自分も否定しないであげてね。

 優しい人が突然いなくなるのは、我慢の限界を超えた時。



posted by 理琉(ワタル) at 19:44 | TrackBack(0) | 生き方

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自閉傾向の強い広汎性発達障害。鬱病から再起後、低収入セミリタイア生活をしながら好きなスポーツと創作活動に没頭中。バスケ・草野球・ブログ/小説執筆・MMD動画制作・Vroidstudioオリキャラデザインに熱中。左利き。 →YouTubeチャンネル
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