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2021年03月22日

優しい人が突然いなくなるのは、我慢の限界を超えたとき。

穏やかで優しい人がいます。
いつも笑顔で、人あたりもやわらかい人。


その人はどんな話でも聞いてくれます。

愚痴も、自分の境遇への不満も、
決して否定せず、感情を受け止めてくれます。

何を頼んでも断らず、引き受けてくれます。



そんな優しい人がある日、突然いなくなってしまいました。
理由も告げず、文句の1つも言わず。

あんなに優しい人がこんなことをするなんて、
いったいどうしてでしょう。



ー目次ー
  1. 優しい人が去るのは、我慢の限界を超えた時
  2. ”言ってくれないとわからない”に対する問い
  3. 優しい人が去るのは、裏切りでも突然でもない
  4. 相手に強いる我慢を考える優しさを

1.優しい人が去るのは、我慢の限界を超えた時

あんなに優しくて、穏やかな人が、
なぜ突然いなくなってしまったんでしょうか。

それは、我慢の限界を超えたからです。




優しい人は穏やかで、争いを好みません。

自分の本音が相手の意見と違っても、
ぶつかるくらいなら飲み込みます。

頼みごとを断ることで、相手から何か言われるくらいなら、
自分の負担になってもいいと考えます。



優しい人は、そうやって我慢するんです。

「(本当はいま余裕がないけど…)いいよ。」
「(本当はイヤだけど、まぁ我慢できるから…)いいよ。」


その小さな負担が少しずつ、「我慢のコップ」にたまっていきます。

そして、その負担が「我慢のコップ」からあふれた時、
優しい人の心は、こう言って去っていきます。

「もう我慢の限界です、さよなら。」

2.”言ってくれないとわからない”に対する問い

優しい人が突然、自分の前からいなくなった時、
去られた側の人はこう言います。

「嫌なら言ってくれないとわからない」
「信じてたのに裏切られた」


確かにその通りです。

「言いたいことを言えない」
「我慢して相手に合わせてしまう」
それは優しい人にとっての課題です。



ただ、
「言ってくれないとわからない」という人に問いたいことがあります。

去ってしまったあの人が、
あなたに何でも話せる関係を築いていましたか?
本当に、対等な関係でしたか?




会話の割合は、
優しい人:去られた人=1:9
ではなかったでしょうか。

「この人は優しいから、何をしても許してもらえるだろう」

そうやって、少しばかり雑に扱っていなかったでしょうか。

何でも受け止めてくれるからと、
つい愚痴ばかり聞かせてこなかったでしょうか。

何を頼んでも断らないからと、
「便利屋」扱いしてこなかったでしょうか。


3.優しい人が去るのは、裏切りでも突然でもない

去られた側にとっては、今まで優しかった人が
突然いなくなったように見えるかもしれません。

が、それは決して突然ではないんです。
「我慢のコップ」があふれる日が来ただけなんです。



『この人と一緒にいると、
 これからも「いいよ」という返事を求められる。

 これからも我慢を求められる。

 そして、この人は
 これからも「いいよ」に隠された我慢に依存してくる。』


それが確信に変わる日が来ただけなんです。

4.相手に強いる我慢を考える優しさを

優しい人は、何を言っても受け止めてくれます。
優しい人は、何を頼んでも引き受けてくれます。

誰かにぶつけたい自分の愚痴も、
誰かにやってもらいたい面倒ごとも。

優しい人は、
決してそれらを無傷で受け止めてなどいないんです。

負の感情を無料で、無傷で受け止められるなら、
この世にカウンセラーという仕事はないはずです。




「今まで何でも許してくれたのに。」
「今まで断られたことなどなかったのに。」
「今まで…。」


そうやって、突然いなくなった人を責めるのは簡単です。
自分が優しい人にしてきたことから目を逸らしていられるからです。



『自分の愚痴をぶつけたら、優しい人はどう思うだろう。
 自分の面倒ごとを押しつけたら、優しい人はどう思うだろう。
 笑って受け止めてくれるその裏で、どれだけの我慢をさせているだろう?』

それを考えることも優しさだと思います。




自分の話ばかりすると、話を聞いてくれる人が去っていく。







posted by 理琉(ワタル) at 18:42 | TrackBack(0) | 生き方

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理琉(ワタル)
自閉傾向の強い広汎性発達障害。鬱病から再起後、低収入セミリタイア生活をしながら好きなスポーツと創作活動に没頭中。バスケ・草野球・ブログ/小説執筆・MMD動画制作・Vroidstudioオリキャラデザインに熱中。左利き。 →YouTubeチャンネル
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