2019年01月31日
障害者の就労相談室へ。
市の生活就労支援施設からの紹介で、
障害者の就労や生活に関する相談室へ
初めて行ってきました。
Google地図上では
「グループホーム」カテゴリでした。
本当に行って良かったと思えました。
以下の過去記事にて綴った通り、
親を始め人から認められることがなかった僕は
就学前に家族や他人に対して投げやりになっていました。
「気軽に話せる親子関係に嫉妬。」
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/49/0
「親に褒められたかった。」
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/17/0
どうせ何をやっても否定してくるんでしょ、と。
ところが、相談員さん方は僕が今やっていること、
目指していることを話しても何1つ否定せず、
驚きの表情で聞いてくれました。
・道中、アルバイトや今回の就労支援事業所や
生活保護などに頼るかも知れないが、
将来的には就職せず、自分にしか創れない価値を創り出し、
やりたいことをやって自由に生きたいと考えている
・そのためにライターやモニターなどいろいろ模索してきたが、
今はブロガー活動にもっとも力を入れている
・今は収益という形で結果は出ていないし、
出るに越したことはないが、
自閉症、発達障害の1人として
僕が経験してきたことがもし誰かの役に立つのなら、
それを書き残す形で情報発信を継続していきたいと考えている
僕の狭い世界には、人と違うことをしたり、
聞き慣れない目標を語る者に対して
否定的な人しかいなかったんだ。
相談者と相談員という関係ではあるけど、
自分の思い、意見を頭ごなしに否定されず、
一旦受け止めてくれる世界があったなんて…。
あいまいな指示の全貌を察することを
ひたすら求められ、察せずにミスを重ね怒られ続ける。
世間の構造なんて所詮そんなもの。
顔色を伺える者だけが重宝されて
できない者は「自己責任」「わがまま」と
切り捨てられ、省かれる。
どうせ僕なんかを受け入れる場所など
あろうはずもないと投げやりになっていました。
半ば諦めの気持ちと、それでも何かをしたい衝動から
就労継続支援A型で働いてみることを考えていましたが、
「就労移行支援」
については、
不勉強ながら初めて知りました。
工賃が発生する事業所もありますが、
重きを置くのは自分の特性、適性を見極めることと、
周りからどのような配慮、支援があれば
能力を発揮して仕事ができるかを知ること、だそうです。
自信の有無どころか
人と会話する時でさえ大量の冷や汗をかく僕は、
さっそく事業所の見学申し込みをお願いしました。
今回の相談開始数分でシャツはべっちゃりでした。
僕
「『わからないことがあったらいつでも聞いてね』
と言われたので、それを字面通りに受け取って、
具体的な手順を本当にいつでも聞くと
例外なく怒ったりうんざりされますよね?」
相談員さん
「それは今まで一般枠で就労してきたから、
周りの理解が得られない環境に身を置いていたから
他人に対してそういう考え方になるんでしょうね。」
「私たち相談員も心掛けてるけど、例えば
『これコピーして来て』ではなく『5枚コピーを取って』というように、
やってほしい具体的な内容を伝えようとしている場所だから
そこは安心してもらって構いませんよ。」
指示を受けたものの具体的な手順がわからない
→聞いたら怒られるから怖くて聞けず
→自分なりに手順を察して進めるもやはり途中でつまづく
→時間が経っても終わっていなくて怒られる
→指示と違うことばかりするダメなヤツ
というのが既定路線であり、
それしか経験してこなかった僕にとって、
具体的に伝えてくれる環境があると知れたことに
とても勇気付けられました。
それと、僕の半生をだいたい聴取した後で、
相談員さんが言ってくれたこの言葉に、
僕は溜飲が下がりました。
「理琉さんはバスケ20年以上続けてきたり、
独学で音楽活動やピアノを始めたり、
ダンスやヒーローショーのアクターなど、
いろいろなことに器用に挑戦できる能力がありますから、
これまでの一般就労のような環境ではなく、
ご自身の特性を生かせる環境に身を置きさえすれば、
かなり高い能力を発揮できる印象を受けました。
理解を得られて、力を発揮できる環境を
一緒に探して行きましょうね。」
※僕がバスケを続けてきたお話
「僕とバスケと。」
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/2/0
※ピアノコード本1冊を片手に鍵盤を始めたお話
「24歳で鍵盤を始めた話。」
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/46/0
この日の夜、バスケの練習がありましたが、
課題の3ポイントシュート試投数、成功数が増加、
停滞感に満ちた重い感覚から解放されたように、
とても身体と心が軽く、
余裕を持ってプレーができました。
どうせ自分は頭ごなしに否定されることしかない、
一旦でも受け止めてもらえることなんてないんだと、
投げやりになってきた人生、
まだ一歩を踏み出しただけですが、
違う世界があることを知って救われました。
否定され、攻撃されるだけだった僕の狭い世界、
そんなものとおさらばしたい、
絶対してやるんだ。
障害者の就労や生活に関する相談室へ
初めて行ってきました。
Google地図上では
「グループホーム」カテゴリでした。
本当に行って良かったと思えました。
否定されなかった
以下の過去記事にて綴った通り、
親を始め人から認められることがなかった僕は
就学前に家族や他人に対して投げやりになっていました。
「気軽に話せる親子関係に嫉妬。」
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/49/0
「親に褒められたかった。」
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/17/0
どうせ何をやっても否定してくるんでしょ、と。
ところが、相談員さん方は僕が今やっていること、
目指していることを話しても何1つ否定せず、
驚きの表情で聞いてくれました。
・道中、アルバイトや今回の就労支援事業所や
生活保護などに頼るかも知れないが、
将来的には就職せず、自分にしか創れない価値を創り出し、
やりたいことをやって自由に生きたいと考えている
・そのためにライターやモニターなどいろいろ模索してきたが、
今はブロガー活動にもっとも力を入れている
・今は収益という形で結果は出ていないし、
出るに越したことはないが、
自閉症、発達障害の1人として
僕が経験してきたことがもし誰かの役に立つのなら、
それを書き残す形で情報発信を継続していきたいと考えている
僕の狭い世界には、人と違うことをしたり、
聞き慣れない目標を語る者に対して
否定的な人しかいなかったんだ。
相談者と相談員という関係ではあるけど、
自分の思い、意見を頭ごなしに否定されず、
一旦受け止めてくれる世界があったなんて…。
就労移行支援の存在を知れた
あいまいな指示の全貌を察することを
ひたすら求められ、察せずにミスを重ね怒られ続ける。
世間の構造なんて所詮そんなもの。
顔色を伺える者だけが重宝されて
できない者は「自己責任」「わがまま」と
切り捨てられ、省かれる。
どうせ僕なんかを受け入れる場所など
あろうはずもないと投げやりになっていました。
半ば諦めの気持ちと、それでも何かをしたい衝動から
就労継続支援A型で働いてみることを考えていましたが、
「就労移行支援」
については、
不勉強ながら初めて知りました。
工賃が発生する事業所もありますが、
重きを置くのは自分の特性、適性を見極めることと、
周りからどのような配慮、支援があれば
能力を発揮して仕事ができるかを知ること、だそうです。
自信の有無どころか
人と会話する時でさえ大量の冷や汗をかく僕は、
さっそく事業所の見学申し込みをお願いしました。
今回の相談開始数分でシャツはべっちゃりでした。
勇気づけられたやり取り
僕
「『わからないことがあったらいつでも聞いてね』
と言われたので、それを字面通りに受け取って、
具体的な手順を本当にいつでも聞くと
例外なく怒ったりうんざりされますよね?」
相談員さん
「それは今まで一般枠で就労してきたから、
周りの理解が得られない環境に身を置いていたから
他人に対してそういう考え方になるんでしょうね。」
「私たち相談員も心掛けてるけど、例えば
『これコピーして来て』ではなく『5枚コピーを取って』というように、
やってほしい具体的な内容を伝えようとしている場所だから
そこは安心してもらって構いませんよ。」
指示を受けたものの具体的な手順がわからない
→聞いたら怒られるから怖くて聞けず
→自分なりに手順を察して進めるもやはり途中でつまづく
→時間が経っても終わっていなくて怒られる
→指示と違うことばかりするダメなヤツ
というのが既定路線であり、
それしか経験してこなかった僕にとって、
具体的に伝えてくれる環境があると知れたことに
とても勇気付けられました。
それと、僕の半生をだいたい聴取した後で、
相談員さんが言ってくれたこの言葉に、
僕は溜飲が下がりました。
「理琉さんはバスケ20年以上続けてきたり、
独学で音楽活動やピアノを始めたり、
ダンスやヒーローショーのアクターなど、
いろいろなことに器用に挑戦できる能力がありますから、
これまでの一般就労のような環境ではなく、
ご自身の特性を生かせる環境に身を置きさえすれば、
かなり高い能力を発揮できる印象を受けました。
理解を得られて、力を発揮できる環境を
一緒に探して行きましょうね。」
※僕がバスケを続けてきたお話
「僕とバスケと。」
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/2/0
※ピアノコード本1冊を片手に鍵盤を始めたお話
「24歳で鍵盤を始めた話。」
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/46/0
狭い世界からの脱却を目指して
この日の夜、バスケの練習がありましたが、
課題の3ポイントシュート試投数、成功数が増加、
停滞感に満ちた重い感覚から解放されたように、
とても身体と心が軽く、
余裕を持ってプレーができました。
どうせ自分は頭ごなしに否定されることしかない、
一旦でも受け止めてもらえることなんてないんだと、
投げやりになってきた人生、
まだ一歩を踏み出しただけですが、
違う世界があることを知って救われました。
否定され、攻撃されるだけだった僕の狭い世界、
そんなものとおさらばしたい、
絶対してやるんだ。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/8518834
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック