明日死んでも後悔しない生き方をする

僕は社会人バスケをやってます。

複数のクラブチームで活動していて、
大変光栄なことにどのチームでも
エースと言っていただけるようになりました。



僕は小学生の時にミニバス少年団でバスケを始め、
中学、高校、大学では部活という形で続けましたが、
この13年あまりはいわゆる「補欠」でした。

特に強豪校にいたわけではないけど、
最終学年の最後の大会でようやくベンチ入り、
それまでは二階席の応援スペースに常駐。

※日本の部活というシステム自体がおかしいという点は
　「部活って軍隊？」にて綴ってみました。
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/5/0



学生時代の僕を見たことのある人は、
今の僕を見てもたぶん誰だかわからないと思います。

見た目じゃなくてプレー的な面で。

当時は得点力があったわけでもないし、
運動量も、複数ポジションをこなす力もなく、
本当に何の特徴もない選手でしたから。
※「選手、理琉の特徴。」
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/19/0



学生を卒業してからどうして急激に伸びたのかは
定かではありませんが、

あの頃の僕は怒られないため、
ミスをして罵声を浴びないために
バスケをやっていた気がします。

自分がやりたいから、楽しいから、じゃなくて
他人から言葉のナイフが飛んでこないように
萎縮して、視線を気にして、評価に怯えて。

バスケにやらされていたというか、
勝手に洗脳された自分にやらされていたというか。

部活帰りに「辞めたい」「死にたい」と
毎日泣きながら歩いてたのに、
どうして途中で辞めなかったのかと
今でも不思議です。



僕は都道府県の選抜メンバーでも何でもないし、
パワーもスピードも身体能力もない
ただバスケが好きな凡人選手です。

でも、部活で日の目を見ていたら、
きっと今ほどバスケを楽しんでなかったし、
もしかしたら続けてなかったかも知れません。

自分で考えて、自分がやりたいように自由にプレーして
自分がやりたいことにトライしてエラーして、
成功して試合に勝って仲間と喜ぶ。

下積みと言えるかわからないけど、
あの13年の下積みは今思えば財産です。
当時はきつかった…。



と、
僕のバスケ暦を熱く語ってしまいましたが、
つまりバスケは僕の生きがいです。

それではまた。