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2022年11月15日

【バスケ心理分析】セルフィッシュな選手の自己顕示欲を満たしても、感謝はされない。

ー目次ー
  1. 3&D選手と相性が悪い”シュート打ちたがり選手”
  2. ユーティリティプレーヤーの”気づかい”気質
  3. 役に立ちたい選手は利用される
  4. ニーズの合致、”エゴを満たしたい:無力感を消したい”
  5. 便利屋を辞め、楽しくプレーできる選択を

1.3&D選手と相性が悪い”シュート打ちたがり選手”

現代バスケで重宝される「3&D選手」
ざっくりした特徴は以下だろう。

・ディフェンス力がある
・3ポイントシュートが打てる
・複数のポジションをこなせる
・オフボールの動きが上手い
・数字に残らない泥臭い仕事をこなせる




一方、「3&D選手」のチームメイトとして相性が悪いのは、

・シュート打ちたがりな選手
・セルフィッシュな選手
・ボールを独占する選手


おそらく、こういう選手と相性の良い選手はあまりいない。

それでも、割を食う選手の筆頭は、
「オフボールの動きを得意とする選手」だろう。

そして3&D選手、ユーティリティプレーヤーは、

複数のポジションをこなせるがゆえに、
エゴの強い選手に譲ってしまいがち
ではないか。



残念ながら、

シュートを打ちたがりな選手へいくらボールを供給しようと、
1on1しかしない選手にオフェンス機会を譲ろうと、
あなたが感謝されることはないだろう。


 いい人≒都合の良い人
 何でも引き受けてくれる人≒便利屋

であるのと同じ。

あなたがどれだけ
セルフィッシュな選手の自己顕示欲を満たしても、
あなたは「便利な球拾い」になってしまうだろう。


2.ユーティリティプレーヤーの”気づかい”気質

ユーティリティプレーヤーが
器用な選手になった経緯はさまざまだ。

 本人の研究
 指導を受けたコーチの影響
 多くのポジションを経験してきた、など。

加えて、その人の
”気づかいができる気質”も関係しているのではないか。



・まわりへの配慮ができる
・繊細で細かいところに気づける
・そのとき不足している役割やポジションを埋める

そういうことができるから、
自然と器用な選手になったんだろう。



もちろん、勝敗がある以上、
「ボールをよこせ、オレが決める」という気持ちも大切。

ただそれ以上にチームで勝ちたい。
そのためにできることを探す意識が強いんだろう。

3.役に立ちたい選手は利用される

ユーティリティプレーヤーは一見、
チームに1人はほしい選手。

だがセルフィッシュな選手と混ざったとき、
その気質が仇になる。



世の中に、これだけ

「”いい人”をやめよう」
「自己肯定感を上げよう」

という本が出ているのはなぜだろう。
それは、”いい人から搾取する者”が一定数いるから。

残酷だが、
 いい人≒都合の良い人
 何でも引き受けてくれる人≒便利屋

として利用されがちだ。



進んで便利屋になりたい人は少数だろう。
それでも搾取される側になってしまうのは根底に、

「役に立たない自分には価値がない」

という思い込みがあるからではないか。

4.ニーズの合致、”エゴを満たしたい:無力感を消したい”

エゴが強い選手は、自分のエゴを満たしたい。

個人のスタッツさえ稼げれば、
チームの勝敗は二の次という人もいる。


そういう人は搾取する人になる。
誰から?いい人、便利な人から。

そして、バスケにおいて”便利な人”とは
ユーティリティプレーヤーであり、
何でもできる気づかい気質な選手。



ユーティリティプレーヤーは
多くのスキルを身につけ、汚れ仕事もいとわない。

それは「チームの役に立ちたい」思いが強いから。

裏返せば、
「何でも屋になるくらい役に立たなければ自分には価値がない」
という思い込みにもつながる。

今風に言えば、
「自己肯定感が低い」傾向があるかもしれない。



やっかいなのは、
セルフィッシュな選手の自己顕示欲を満たすことでも、
「役に立ちたい」が叶えられてしまうこと。


たとえ口には出さなくても、彼らの
「お前は走って守って、オレにボールを供給するだけでいい」
というメッセージを読み取ってしまったとき。

 搾取したい
 無力感を消したい

という互いのニーズがぴったり合ってしまう。

5.便利屋を辞め、楽しくプレーできる選択を

ボールに触れなくても、
チームの力になる方法はたくさんある。

ディフェンス、スクリーンアウト、走る、
数字に残らないサポートプレーでチームを助けられる。

それはそれでとても充実感がある。
チームに貢献できた実感もある。



ただ、

どれだけアンセルフィッシュな選手でも、
コートに立っている以上、みんなボールがほしいのだ。

ボールに絡んで活躍したいのだ。



「チームが勝てればそれでいいです」
この言葉にウソはない。

だがその勝利の中に、
セルフィッシュな選手からの搾取があるなら、
あなた自身が苦しいままだ。

強気に「オレが決める」ができなくてもいい。
いきなり1人で攻めまくらなくてもいい。

いま、あなたが苦しいなら、せめて便利屋をやめよう。

あなたがセルフィッシュな選手の
自己顕示欲を満たす手助けをしても、感謝などされない。




その結果、足りないポジションが出て、
試合に勝てなくなるかもしれない。

そのときにどうするかはチーム事情による。

それでも、
どうかあなたが楽しくプレーできる選択をしてほしい。

あなたはもう十分、
チームに貢献しているし、必要とされている。

あなたという存在自体が、すでに価値があるんだから。



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posted by 理琉(ワタル) at 19:10 | TrackBack(0) | バスケ

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自閉傾向の強い広汎性発達障害。鬱病から再起後、低収入セミリタイア生活をしながら好きなスポーツと創作活動に没頭中。バスケ・草野球・ブログ/小説執筆・MMD動画制作・Vroidstudioオリキャラデザインに熱中。左利き。 →YouTubeチャンネル
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