2019年12月29日
居酒屋の年末年始、18時出勤、朝9時退勤。
6〜7年前の今時期、
僕は深夜の居酒屋ホールのアルバイトをしていた。
1年目はホール / キッチンの区別がなく、
洗い物も自分たちでする焼き鳥屋、
2年目は異動し、ホールとキッチンが明確に分かれ
深夜のホールをワンオペでこなすスタンダードな店。
2年連続、クリスマスと年明けは店で過ごしたが、
どちらも年末年始の飲み会ラッシュで
少なくとも12連勤以上はしていた。
完全な昼夜逆転生活もそうだけど、
特に1年目の焼き鳥屋に在籍した時の
年末年始はすさまじく大変だった。
※禁止されているゲームセンターでの業務両替を
店長に無茶振りされたのもこの焼き鳥屋だった。
→「両替逃亡劇〜前編〜。」
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/295/0
→「両替逃亡劇〜後編〜。」
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/296/0
ちょうど24日、25日が土日に重なったのもあり、
連勤を終え1月5日の休みを迎える頃には廃人になっていた。
朝4時半ラストオーダー、5時閉店。
5時になっても店内は半分近く埋まっている。
朝5時半、ようやくお店が空になると、
70席くらいある店内のテーブルにはお皿の山。
当然、キッチンに下げたお皿も片付けられず、
洗っていない食器が山積み。
テーブル上のお皿を今下げてきても、
バックヤードに置くスペースがないので放置。
朝3時くらいには店長と僕の2人になっており、
店長はレジ締めなど閉店作業に取り掛かる。
僕はというと、
店にある食器が出尽くしたかのような光景を
1人で洗って片付ける作業を前に、一旦茫然とする。
まずはバックヤードの山積みを
洗って片付けるのに1時間。
食器を下げてくるスペースが確保できたら
全テーブルの食器を下げて席をセットするのに1時間。
客席の片付けが終わり、下げてきた食器を
すべて洗って片付けるのに1時間。
ここまでで朝8時くらいになっていた。
食器の片付けがすべて終わったら、
そこから本来の閉店作業に取り掛かって30分。
朝9時〜9時半。空は完全に明けていた。
9時を過ぎても終わりが見えない時は、店長が
「今日は締め作業はここまででいいよ、
どうせ明日も片付けに追われるから」と
無理やり帰らせてくれたこともあった。
普段は23時〜5時のシフトだが、
繁忙期で18時〜19時に出勤していた。
なので、朝9時くらいまでかかると
勤務時間がすごいことになった。
へろへろになりながらお店を出ると、
さわやかな真冬の朝日が差し込む。
開いてるのか閉じてるか、
もはやわからない両目に強烈な光が入り、
まぶしいを通り越して痛かった。
吹雪にでもなってくれた方がマシとさえ思った。
そんな大変だった焼き鳥屋は1年で異動、
キッチンがちゃんといる店に行った年は
さすがに朝9時までかかることはなかった。
朝7時くらいで帰れていたから、
異動してよかったと思っていたが、
これも今考えると感覚が完全に麻痺している。
業界大手の企業が展開するチェーン店で、
年末年始とはいえこんな勤務実態がバレていたら
世間から袋叩きにされたかも知れない。
思い返せばむちゃくちゃな働き方のおかげで、
アルバイトとしては破格のお給金をもらった。
今となってはこうして笑って書ける話だけど、
もし今、ヘルプで来てくれと言われたら
さすがにもうこりごり。
2年目に在籍した店はもう潰れてしまったが、
初年度の焼き鳥屋はまだ残っている。
→「働いていた店が潰れると、なんだかんだ寂しい。」
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/294/0
あの店では今も、閉店したものの
全席ぐちゃぐちゃ、バックヤード山積みの光景が
再現されているんだろうか。
僕は深夜の居酒屋ホールのアルバイトをしていた。
1年目はホール / キッチンの区別がなく、
洗い物も自分たちでする焼き鳥屋、
2年目は異動し、ホールとキッチンが明確に分かれ
深夜のホールをワンオペでこなすスタンダードな店。
2年連続、クリスマスと年明けは店で過ごしたが、
どちらも年末年始の飲み会ラッシュで
少なくとも12連勤以上はしていた。
完全な昼夜逆転生活もそうだけど、
特に1年目の焼き鳥屋に在籍した時の
年末年始はすさまじく大変だった。
※禁止されているゲームセンターでの業務両替を
店長に無茶振りされたのもこの焼き鳥屋だった。
→「両替逃亡劇〜前編〜。」
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/295/0
→「両替逃亡劇〜後編〜。」
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/296/0
ちょうど24日、25日が土日に重なったのもあり、
連勤を終え1月5日の休みを迎える頃には廃人になっていた。
朝4時半ラストオーダー、5時閉店。
5時になっても店内は半分近く埋まっている。
朝5時半、ようやくお店が空になると、
70席くらいある店内のテーブルにはお皿の山。
当然、キッチンに下げたお皿も片付けられず、
洗っていない食器が山積み。
テーブル上のお皿を今下げてきても、
バックヤードに置くスペースがないので放置。
朝3時くらいには店長と僕の2人になっており、
店長はレジ締めなど閉店作業に取り掛かる。
僕はというと、
店にある食器が出尽くしたかのような光景を
1人で洗って片付ける作業を前に、一旦茫然とする。
まずはバックヤードの山積みを
洗って片付けるのに1時間。
食器を下げてくるスペースが確保できたら
全テーブルの食器を下げて席をセットするのに1時間。
客席の片付けが終わり、下げてきた食器を
すべて洗って片付けるのに1時間。
ここまでで朝8時くらいになっていた。
食器の片付けがすべて終わったら、
そこから本来の閉店作業に取り掛かって30分。
朝9時〜9時半。空は完全に明けていた。
9時を過ぎても終わりが見えない時は、店長が
「今日は締め作業はここまででいいよ、
どうせ明日も片付けに追われるから」と
無理やり帰らせてくれたこともあった。
普段は23時〜5時のシフトだが、
繁忙期で18時〜19時に出勤していた。
なので、朝9時くらいまでかかると
勤務時間がすごいことになった。
へろへろになりながらお店を出ると、
さわやかな真冬の朝日が差し込む。
開いてるのか閉じてるか、
もはやわからない両目に強烈な光が入り、
まぶしいを通り越して痛かった。
吹雪にでもなってくれた方がマシとさえ思った。
そんな大変だった焼き鳥屋は1年で異動、
キッチンがちゃんといる店に行った年は
さすがに朝9時までかかることはなかった。
朝7時くらいで帰れていたから、
異動してよかったと思っていたが、
これも今考えると感覚が完全に麻痺している。
業界大手の企業が展開するチェーン店で、
年末年始とはいえこんな勤務実態がバレていたら
世間から袋叩きにされたかも知れない。
思い返せばむちゃくちゃな働き方のおかげで、
アルバイトとしては破格のお給金をもらった。
今となってはこうして笑って書ける話だけど、
もし今、ヘルプで来てくれと言われたら
さすがにもうこりごり。
2年目に在籍した店はもう潰れてしまったが、
初年度の焼き鳥屋はまだ残っている。
→「働いていた店が潰れると、なんだかんだ寂しい。」
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/294/0
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