2019年12月20日
就労移行支援、卒業。
いつも通りに出勤し、
いつもの作業をこなす。
午後、盛大な壮行会を開いてくれた後、
またいつもの作業をこなす。
お菓子と、お礼のメッセージを置く。
15時40分、
一日のスケジュールが終わり、
みんなが帰宅していく。
作業部屋に残るは僕一人、
あっという間だった7ヶ月間を思い出し、
ゆっくりと名残を惜しむ。
突然、何か抑え切れないものが込み上げる。
感情の正体がわかる間もなく、
涙が次々と溢れ出す。
廊下を挟んだ事務作業部屋に
声が漏れないように、
持っていたひざ掛けを目に押し当てる。
こんなところで泣いておいて言うのも変だけど、
誰にも見せない涙になりますように、
誰も来ませんようにと願う。
「よかったね、ここに出逢えて…。」
泣きながら、
自分の中に居る自分に向けて
繰り返し声をかける。
仕事の問題、生活の問題、そして親の問題、
1年くらい前の僕なら一人で立ち向かうとして
誰にも頼るまいと意地を張って潰れていただろう。
人に気を許したり、自分の深い話をすることが
今以上に下手だったろう。
自分が抱える問題は一人で解決できなきゃいけない、
そう思っていたのは自分だけだったことに気づかされた。
明日から新しい職場。新しい仕事。
今後もし働く場所が変わっても、
僕が本当の自分の人生をスタートさせた場所は
変わらずここ。
明日からは「就労定着支援」として、
スタッフさんには引き続きお世話になるから、
会えなくなるわけではない。
毎月の「OBの集い」でまた来れる。
なのに泣いたってことは、
それだけあたたかくて大切な場所だから。
感謝の気持ちをありふれた、短い言葉で言う。
「このご恩は、一生忘れません。」
いつもの作業をこなす。
午後、盛大な壮行会を開いてくれた後、
またいつもの作業をこなす。
お菓子と、お礼のメッセージを置く。
15時40分、
一日のスケジュールが終わり、
みんなが帰宅していく。
作業部屋に残るは僕一人、
あっという間だった7ヶ月間を思い出し、
ゆっくりと名残を惜しむ。
突然、何か抑え切れないものが込み上げる。
感情の正体がわかる間もなく、
涙が次々と溢れ出す。
廊下を挟んだ事務作業部屋に
声が漏れないように、
持っていたひざ掛けを目に押し当てる。
こんなところで泣いておいて言うのも変だけど、
誰にも見せない涙になりますように、
誰も来ませんようにと願う。
「よかったね、ここに出逢えて…。」
泣きながら、
自分の中に居る自分に向けて
繰り返し声をかける。
仕事の問題、生活の問題、そして親の問題、
1年くらい前の僕なら一人で立ち向かうとして
誰にも頼るまいと意地を張って潰れていただろう。
人に気を許したり、自分の深い話をすることが
今以上に下手だったろう。
自分が抱える問題は一人で解決できなきゃいけない、
そう思っていたのは自分だけだったことに気づかされた。
明日から新しい職場。新しい仕事。
今後もし働く場所が変わっても、
僕が本当の自分の人生をスタートさせた場所は
変わらずここ。
明日からは「就労定着支援」として、
スタッフさんには引き続きお世話になるから、
会えなくなるわけではない。
毎月の「OBの集い」でまた来れる。
なのに泣いたってことは、
それだけあたたかくて大切な場所だから。
感謝の気持ちをありふれた、短い言葉で言う。
「このご恩は、一生忘れません。」
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