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2020年05月21日

【アダルトチルドレン】ステータスと世間体ばかり気にする親 〜「フリーターなのに恥ずかしい」発言の真相〜。

結婚する数年前、まだフリーターだった頃。

母方の実家へパートナーと2人で訪れようとしたとき、
親が言ってきた言葉。

「フリーターなのに2人で行かれたら
恥ずかしいから行かないでください」




あ、親はやっぱり僕を見てなんかいない。
僕の社会的ステータスと世間体しか見てないんだな。




世間体ばかり気にする親に抱いた本音と、
彼らがこの発言に至るまでの背景を考察してみる。


ー目次ー
  1. 親からの伝言「恥ずかしいから行かないで」
  2. ステータスと世間体しか見れない、残念な人間
  3. 世間様「おたくの息子さん、フリーターですって?」
  4. ウチはそんなこと気にしねぇから
  5. 植え付けられた価値観に、親は従ってるだけ

1.親からの伝言「恥ずかしいから行かないで」

母方実家の真狩村への道中。

僕らが里帰りすることを、どこで知ったんだろう。

まだ着信拒否していなかった妹から
「親からの伝言」というタイトルのメールが届いた。



フリーターの貴方がパートナーと一緒にいるところを
じいちゃんばあちゃんに知られたら恥ずかしい。

だから行かないでください。
貴方が来ると聞いて叔母も困惑しています。


2.ステータスと世間体しか見れない、残念な人間

このメールが見た瞬間、
僕は怒りを通り越し、深い失望を覚えた。



息子がじいちゃんばあちゃんに顔を見せに行くことを、
この人たちはどうして喜ばないんだろう。


それどころか「フリーターだから恥ずかしい」

そこ?

じゃあ何?
「大企業の正社員の孫」か「国家公務員の孫」
あたりだったら文句なかったの?

僕の親は、僕のステータスしか見れないような人間だったの?
世間体ばかり気にする残念な人間だったの?


3.世間様「おたくの息子さん、フリーターですって?」

父、母、どちらが主に言った意見かはわからない。

だけどこの発言によって、僕の親がどれだけ
子ども本人を見ていないかを露呈することになった。



親にとって、フリーターは恥ずかしい

→そのフリーターである息子が恥ずかしい

→そのフリーターの息子が
 将来の結婚相手を連れて里帰りなんかされたら
 自分が恥ずかしい



「おたくの息子さん、フリーターですって?」

世間様にそう言われるのが怖くてたまらない。
フリーターしか育てられなかった親と思われたくない。

私たちの息子は立派な職業に就いて、
しっかり稼ぐ人間でなければ認められない。

だって、フリーターの息子を認めたら、
私たちの子育ては間違いだという証明になってしまうから。


4.ウチはそんなこと気にしねぇから

そんな憤慨と失望を抱えたまま、真狩村へ到着。
祖父母と叔父は変わりなく迎えてくれた。

叔父は事情をわかってたらしい。
それを承知で、親にこう言われたと伝えてみた。

すると、

「ウチはそんなこと気にしねぇからいつでも来い」



細かい事情などおかまいなしに、
ただ迎えてくれたことで、僕らは救われた。

この1か月後、僕は契約社員に転職した。

5.植え付けられた価値観に、親は従ってるだけ

あれから数年。離婚を経験し、
すべてが終わった今だから考えられること。

それは、

僕の親が子どものステータスと
世間体しか見れない人間になったのは、
親の親にそう育てられたから。




そう。連鎖してるんだ。

彼らはただ、植え付けられた価値観に、
忠実に従ってるだけなんだ。

そしてこれまでの人生で、
植え付けられた価値観に抗うことが
怖くてできなかっただけなんだ。




思い出しても腹立たしく、残念な出来事。

でも、よかったことは、
親にそう言わせてるのは何なのかを
考えられるようになったこと。

子どもって作品?
子どもって成果物?




posted by 理琉(ワタル) at 19:05 | TrackBack(0) | 家族

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自閉傾向の強い広汎性発達障害。鬱病から再起後、低収入セミリタイア生活をしながら好きなスポーツと創作活動に没頭中。バスケ・草野球・ブログ/小説執筆・MMD動画制作・Vroidstudioオリキャラデザインに熱中。左利き。 →YouTubeチャンネル
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