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2020年04月18日

電車で高齢者に席を譲るか迷ったら、自分の親切心に正直になる。

交通機関に乗った時に、
多くの人が一度は迷っただろうと思うこと。

それは
お年寄りに座席を譲るかどうか。



譲ると「老人扱いするな!」
譲らないと「老人に席を譲れ!」


そう怒鳴られたような苦い過去があれば、
本音では譲りたくても二の足を踏んでしまう。

そんな、座席を譲るかどうかで揺れた僕の経験を、
話してみようと思う。



ー目次ー
  1. 「俺を老人扱いするな!」「老人に席を譲れ!」
  2. 「お席どうぞ」「あらぁ、ありがとう」
  3. 親切心が仇になっても、本音に正直な行動が大切
  4. 自分にできることは、席を譲ること

1.「俺を老人扱いするな!」「老人に席を譲れ!」

ある日、小樽に行った帰りの電車は珍しく混んでいた。
疲れていた僕は、何とか席を見つけて座った。

小樽駅の次、南小樽駅で、70代くらいの夫婦が乗ってきた。
彼らも疲れた様子だったので、僕は席を譲りたくなった。

でも、ここで過去の2つの苦い経験が二の足を踏ませた。



1つ目は、電車で僕が席を譲ろうとした時。

「俺を老人扱いするな!」

と怒鳴られ、怖い思いをした記憶がよみがえった。



2つ目は、怒鳴られる人を目撃した記憶。

やはり70代くらいの人が乗ってきた時に、
着席していた若い人に

「老人に席を譲れ!」

と怒鳴っている場面に遭遇した。



この時の僕は親切心が経験に邪魔され、
身動きが取れなくなった。

2.「お席どうぞ」「あらぁ、ありがとう」

どうしよう。

優しそうな人たちだけど、
あの時みたいに怒鳴られたら嫌だな…。

でも、僕の本音は席を譲りたいと思ってる。

あぁどうしようどうしよう…。



1分くらいの葛藤の末、僕は自分の本音に従った。
疲れた様子の夫婦を見てられなくなった。

「お席どうぞ。」



怒鳴られる覚悟はできた(1分の葛藤で)。
僕は本音で動くんだ、さぁ来るなら来い。


そんな警戒心を、心の奥底に持ちながら。



「あらぁ、ありがとう。」

優しそうに見えた夫婦は、優しかった。
にっこり微笑んで、お礼を言ってくれた。

世界は思ったより優しかった。



札幌に近づく途中の、とある駅で、その夫婦は降車した。
その時、近くに立っていた僕を呼び止め、

「さっきはありがとうね。」

心がほっこり温まった。

3.親切心が仇になっても、本音に正直な行動が大切

電車で席の譲り合いを巡って、嫌な思いをしたり、
区役所やお店でキレる人に遭遇したり。

苦い経験が自分の親切心を鈍らせた。

「区役所で怒鳴る人に遭遇…。」

「レジで店員にスゴむ壮年に遭遇。」



だけど、

席を譲った結果どうなるか、
「親切心が仇」になるかどうかは偶然に過ぎない。

誰にもわからない未来を憂いて、本音にフタをしてモヤモヤするか。
席を譲りたいという、自分の本音に正直に行動するか。


結局は、自分がどうしたいかで判断するのが、いちばん大切。

4.自分にできることは、席を譲ること

最近は、
何をしても「●●ハラスメント」と呼ばれるからか、
声かけや親切心すらも出しづらくなってきてる。

席を譲ろうとしたら、喜んでもらえる機会の方が多いだろうに、
たった数回のキレられた経験から、行動に移しづらくなってる。

「そんな世の中の風潮を変えたい!」などと、大それたことは言わない。

僕にできるのは、困ってる人がいたら席を譲ること。

できる範囲のことを、本音に正直にやっていきたい。



posted by 理琉(ワタル) at 00:47 | TrackBack(0) | 人生観

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自閉傾向の強い広汎性発達障害。鬱病から再起後、低収入セミリタイア生活をしながら好きなスポーツと創作活動に没頭中。バスケ・草野球・ブログ/小説執筆・MMD動画制作・Vroidstudioオリキャラデザインに熱中。左利き。 →YouTubeチャンネル
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