2020年03月28日
モデル時代の経験 〜ヘアメイクモデルの仕事が直前でキャンセルに〜。
僕はかつて1年ほど、札幌のとあるモデル事務所に所属していた。
その時に、
運よく決まっていたヘアメイクモデルの仕事が
直前でキャンセルになってしまった。
怒りと悲しみでいっぱいだった当時を振り返り、
いま思うことを書いてみる。
ー目次ー
とある読者モデル中心のファッション雑誌で、
ヘアメイクモデルの仕事を紹介され、オーディションに応募した。
運よく書類選考を通過でき、
クライアントとの面接もほぼ会っただけで合格できた。
ところが、撮影の2日前の夜に、
事務所から突然のキャンセル連絡が来た。
「せっかく決まってたところ悪いけど、
やっぱり東京から呼んだモデルにやってもらうことになったから」
こうして、1本の電話であっけなく仕事がなくなってしまった。
ヘアメイクモデルに応募する直前、
立て続けにいくつかオーディションに落ちていた。
気持ちが沈んでいた中、やっと合格した仕事を電話1本で
簡単になくされたことに、最初は怒りを隠せなかった。
「せっかく決まったのに、直前になってこんな扱いはひどい!」
だけど、撮影日が過ぎて数日たち、
怒りが沈静化してくると、こんな思いが出てきた。
「これが芸能界の厳しさ。ここはそういう世界なんだ。」
洗礼を浴びる思いで、突如として現実を受け入れた。
1年ほどで事務所を辞めるまでに、
僕がモデルとして合格した仕事は合計で3本。
<※2020.4.6追記>
合格するも直前で降板になった仕事がもう1本ありました。
→「モデル時代の経験 〜『BLUE DRAGON』(ブルードラゴン)ファンイベント、突然の降板劇〜」
大物でもない限り、
クライアントにとってはいくらでも代えの利く存在。
より良質な商品が見つかれば取り換える。
仕事がなくなる経験は1本だけだったけど、
モデルの世界の厳しさを垣間見た。
僕は友人に勧められるままにオーディションを受け、
たまたまモデル事務所に入れただけ。
なので、モデルの仕事のイロハも、
何もわからないまま辞めてしまった。
だけど、辞めてから思うのは、
事務所の収入を懸けてオーディションに送り出すモデルを
自分が担っていたのはすごいことなのかなってこと。
こんなに簡単に取り換えられるリスクがあっても、一旦は
事務所は僕に仕事を託し、
クライアントは僕に宣伝広告費をかけた。
誰でもできるわけじゃない経験をさせてもらったんだな。
たった1年の仕事経験でモデルを語るのは浅い。
それを承知の上でも、
自分がモデル事務所に受かったこと、
事務所の商品として3つの仕事を取れたことは貴重な経験。
振り返っても、僕はすごく運が良かった。
事務所に所属できてなかったら、
あの時に怒ることもできなかったんだから。
その時に、
運よく決まっていたヘアメイクモデルの仕事が
直前でキャンセルになってしまった。
怒りと悲しみでいっぱいだった当時を振り返り、
いま思うことを書いてみる。
ー目次ー
- やっぱり東京から呼んだモデルにやってもらうから
- やっとオーディションに合格したのに…。
- クライアントにとって、モデルは"代えの利く商品"
- "事務所の商品を担う"ということ
- モデル事務所に合格したから経験できた"怒り"
1.やっぱり東京から呼んだモデルにやってもらうから
とある読者モデル中心のファッション雑誌で、
ヘアメイクモデルの仕事を紹介され、オーディションに応募した。
運よく書類選考を通過でき、
クライアントとの面接もほぼ会っただけで合格できた。
ところが、撮影の2日前の夜に、
事務所から突然のキャンセル連絡が来た。
「せっかく決まってたところ悪いけど、
やっぱり東京から呼んだモデルにやってもらうことになったから」
こうして、1本の電話であっけなく仕事がなくなってしまった。
2.やっとオーディションに合格したのに…。
ヘアメイクモデルに応募する直前、
立て続けにいくつかオーディションに落ちていた。
気持ちが沈んでいた中、やっと合格した仕事を電話1本で
簡単になくされたことに、最初は怒りを隠せなかった。
「せっかく決まったのに、直前になってこんな扱いはひどい!」
だけど、撮影日が過ぎて数日たち、
怒りが沈静化してくると、こんな思いが出てきた。
「これが芸能界の厳しさ。ここはそういう世界なんだ。」
洗礼を浴びる思いで、突如として現実を受け入れた。
3.クライアントにとって、モデルは"代えの利く商品"
1年ほどで事務所を辞めるまでに、
僕がモデルとして合格した仕事は合計で3本。
- CMエキストラ2本(撮影も終わりギャラをいただいた)
- ヘアメイクモデル(幻に終わった)
<※2020.4.6追記>
合格するも直前で降板になった仕事がもう1本ありました。
→「モデル時代の経験 〜『BLUE DRAGON』(ブルードラゴン)ファンイベント、突然の降板劇〜」
大物でもない限り、
クライアントにとってはいくらでも代えの利く存在。
より良質な商品が見つかれば取り換える。
仕事がなくなる経験は1本だけだったけど、
モデルの世界の厳しさを垣間見た。
4."事務所の商品を担う"ということ
僕は友人に勧められるままにオーディションを受け、
たまたまモデル事務所に入れただけ。
なので、モデルの仕事のイロハも、
何もわからないまま辞めてしまった。
だけど、辞めてから思うのは、
事務所の収入を懸けてオーディションに送り出すモデルを
自分が担っていたのはすごいことなのかなってこと。
こんなに簡単に取り換えられるリスクがあっても、一旦は
事務所は僕に仕事を託し、
クライアントは僕に宣伝広告費をかけた。
誰でもできるわけじゃない経験をさせてもらったんだな。
5.モデル事務所に合格したから経験できた"怒り"
たった1年の仕事経験でモデルを語るのは浅い。
それを承知の上でも、
自分がモデル事務所に受かったこと、
事務所の商品として3つの仕事を取れたことは貴重な経験。
振り返っても、僕はすごく運が良かった。
事務所に所属できてなかったら、
あの時に怒ることもできなかったんだから。
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