2019年11月10日
人を養う重圧、一人で生きる孤独。
最近結婚したバスケの友人と
しばらくご無沙汰だなぁと思っていたら、
病気になって入院していると聞いた。
結婚による環境の変化や激務など、
いろんな要因はあるだろう。
そんな心配をしながら、
かつて僕自身が結婚した時に
体調をかなり崩していたことを思い出した。
僕の結婚前の状況は、
両親と同じ空間で過ごすことが辛過ぎて、
家出のように飛び出したのが始まりだった。
→「問題児の兄に怒る、実家住まいの妹。」
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/292/0
だから、結婚するしない以前に
とにかく親から逃げたい気持ちが強く、
将来のことを考える余裕は持てていなかった。
そんな経緯で生活が変わった僕は、
実家を飛び出してから数ヶ月で
体重が15キロ落ちた。
当時、統合失調症が重篤化し
働いていなかったパートナーを
「自分が養う!」と意気込んでいたものの、
減らないパキシル他、
抗うつ薬の影響で日中は起きていられず、
夕方に日払いのアルバイト、
夜〜深夜に居酒屋ホールのアルバイトという、
昼夜逆転で働く毎日を送っていた。
この頃はダブルワークをしても
家賃や光熱費、食費で精一杯で、
給料日前の数日間、
毎月のように携帯が止められていた。
アルバイトの給料で支払いをするまでは
数日間、電話が使えなくなるのが
当たり前になっていた。
通帳の残高は毎月のようにマイナスとなり、
給料日前はお金を引き出せない状態だった。
所持金が1000円を切り、
財布の中は小銭のみということもよくあった。
アルバイト先の居酒屋で、
本来は一食200円かかるまかないを
キッチンのスタッフさんが
「いいよいいよ、どうせバレないから」と
タダで食べさせてくれていたおかげで
食いつなぐことができた。
僕の場合、結婚に向けてじっくりと心の準備をしたり、
覚悟を決めるようなプロセスはなかったけど、
自分の一馬力で稼いで、
人を養うのがどれほど大変かというのが、
短期間での急激な体重減少という形で現れていた。
パートナーは統合失調症の影響で
昼夜問わず倒れたり気を失うことが多かったので、
2週間に1度のペースで救急車を呼び、
睡眠時間が足りていなかったのも、
痩せる一因だったかも知れない。
結局、結婚前と結婚後の4年間は
減少した体重が増えることはなかった。
現在、僕は離婚してしまい、
その後、体重は当時より2〜3キロ戻った。
最近は少し落ちたけど、
おおむねその数字をキープしている。
当時は毎日が必死だったけど、
誰かと一緒に生活すること、
人を養うことの大変さを学ぶことができた。
自分が結婚する前後にこういう道を辿ったので、
勝手な想像だけど、体調を崩して入院した友人も、
もしかしたら心労が重なったのかも知れない。
決して、誰が悪いと言いたいわけではないけど、
結婚と離婚を経験して改めて思うことは、
僕はやっぱり自由がなくなることに対して
一番苦痛を感じる人間だってこと。
自分の人生に子どもは
100パーセントほしくないと思ってるのも、
僕は自分のやりたいことを
思う存分やって生きていくことに
生きる価値を感じている人間だってこと。
→「子供はいらない。」
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/14/0
家族のために自分を犠牲にしたり、
自由を捨ててまで生きることは
僕にはできないなと改めて思った。
だから、家族を養っている人は
本当にすごいと思う。
あたたかくて安心できる家庭というものを
僕は想像できないから、なおさら。
人を養う重圧と、一人で生きる孤独。
どちらを取るかと聞かれたら、
僕は一人でいる方を選ぶ。
そんなことを考えながら、
友人の心労に思いを馳せた。
しばらくご無沙汰だなぁと思っていたら、
病気になって入院していると聞いた。
結婚による環境の変化や激務など、
いろんな要因はあるだろう。
そんな心配をしながら、
かつて僕自身が結婚した時に
体調をかなり崩していたことを思い出した。
僕の結婚前の状況は、
両親と同じ空間で過ごすことが辛過ぎて、
家出のように飛び出したのが始まりだった。
→「問題児の兄に怒る、実家住まいの妹。」
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/292/0
だから、結婚するしない以前に
とにかく親から逃げたい気持ちが強く、
将来のことを考える余裕は持てていなかった。
そんな経緯で生活が変わった僕は、
実家を飛び出してから数ヶ月で
体重が15キロ落ちた。
当時、統合失調症が重篤化し
働いていなかったパートナーを
「自分が養う!」と意気込んでいたものの、
減らないパキシル他、
抗うつ薬の影響で日中は起きていられず、
夕方に日払いのアルバイト、
夜〜深夜に居酒屋ホールのアルバイトという、
昼夜逆転で働く毎日を送っていた。
この頃はダブルワークをしても
家賃や光熱費、食費で精一杯で、
給料日前の数日間、
毎月のように携帯が止められていた。
アルバイトの給料で支払いをするまでは
数日間、電話が使えなくなるのが
当たり前になっていた。
通帳の残高は毎月のようにマイナスとなり、
給料日前はお金を引き出せない状態だった。
所持金が1000円を切り、
財布の中は小銭のみということもよくあった。
アルバイト先の居酒屋で、
本来は一食200円かかるまかないを
キッチンのスタッフさんが
「いいよいいよ、どうせバレないから」と
タダで食べさせてくれていたおかげで
食いつなぐことができた。
僕の場合、結婚に向けてじっくりと心の準備をしたり、
覚悟を決めるようなプロセスはなかったけど、
自分の一馬力で稼いで、
人を養うのがどれほど大変かというのが、
短期間での急激な体重減少という形で現れていた。
パートナーは統合失調症の影響で
昼夜問わず倒れたり気を失うことが多かったので、
2週間に1度のペースで救急車を呼び、
睡眠時間が足りていなかったのも、
痩せる一因だったかも知れない。
結局、結婚前と結婚後の4年間は
減少した体重が増えることはなかった。
現在、僕は離婚してしまい、
その後、体重は当時より2〜3キロ戻った。
最近は少し落ちたけど、
おおむねその数字をキープしている。
当時は毎日が必死だったけど、
誰かと一緒に生活すること、
人を養うことの大変さを学ぶことができた。
自分が結婚する前後にこういう道を辿ったので、
勝手な想像だけど、体調を崩して入院した友人も、
もしかしたら心労が重なったのかも知れない。
決して、誰が悪いと言いたいわけではないけど、
結婚と離婚を経験して改めて思うことは、
僕はやっぱり自由がなくなることに対して
一番苦痛を感じる人間だってこと。
自分の人生に子どもは
100パーセントほしくないと思ってるのも、
僕は自分のやりたいことを
思う存分やって生きていくことに
生きる価値を感じている人間だってこと。
→「子供はいらない。」
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/14/0
家族のために自分を犠牲にしたり、
自由を捨ててまで生きることは
僕にはできないなと改めて思った。
だから、家族を養っている人は
本当にすごいと思う。
あたたかくて安心できる家庭というものを
僕は想像できないから、なおさら。
人を養う重圧と、一人で生きる孤独。
どちらを取るかと聞かれたら、
僕は一人でいる方を選ぶ。
そんなことを考えながら、
友人の心労に思いを馳せた。
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