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2019年10月31日

周りと比べると生まれる焦燥感。

大きな迷いと葛藤を乗り越えて
生活保護の申請を終えてから一週間。

実際に申請をすると決めた時、
もう何が起こっても身を任せようと
開き直り、腹をくくった。

→「生活保護の申請。(1) -生活保護課への書類提出-
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/338/0

生活保護の申請。(2) -ケースワーカーによる家庭訪問-
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/339/0

生活保護の申請。(3) -民生委員による家庭訪問-
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/340/0



申請をする前も、した後も、
同じ生活をしている。

平日は就労移行支援へ通い、
軽作業や庶務、片付け当番の仕事をこなす。

もう腹をくくったんだから、
これまで通り穏やかに過ごして
結果を待てばいいはず。

なのに、ここへきて
何かしなければという焦燥感が生まれている。



こんなにのんびり穏やかに過ごしていて
いいんだろうか。

のんびりしている暇があるなら、
少しでも今後の仕事のスキルになることを
見つけるために何かをした方がいいんじゃないか。

そんな焦り。

何かしなければ、でも具体的に何かはわからない。

ただ、心穏やかに過ごしていることへの
謎の後ろめたさ。



就労移行支援では最近、
僕と同時期かそれより少し前に入った人が何人も
面接や企業見学で積極的に動いている。

毎日通っていれば
積極的に動く彼らと顔を合わせ、
面接や就職活動の話を聞き、
時にはスーツ姿を見かけることもある。

対して僕は、企業実習には一度行ったが
それ以外は目立った就職活動を何もしておらず、
数日後にある企業の合同面接会も不参加。



焦燥感の正体はこれかも知れない。

無意識のうちに周りと自分を比べてしまっている。



自分が動くべき時、次の進路が見つかる時には
運、縁、タイミングがある。

彼らは今がその時であり、僕はその時ではない、
本来はそれだけのこと。

それに、今の僕の心を覗いてみると、
彼らの姿を見て焦りながらも
早期就職を望んでいない。

それどころか、
就労移行支援を利用できる期間上限の
2年間じっくり通ってもいいと思っている。



周りと比べて「自分は何もしていない」と、
相手基準で自分を評価し、急き立てている。

一方で、
心の奥ではせっかく手に入れた束の間の平穏を
今は崩したくないと思っている。

周り基準と、自分の心の叫び基準。
どちらに従えばいいか迷っているのが
焦りとなっているのかも知れない。



何に焦っているかわかったんだから、
どうすればいいかは明快。

自分の心が叫ぶままに、
今ようやく手に入れた心の平穏を選択すればいい。

家がなくなる恐怖、すべてを失った喪失感、
一人で泣き叫んだ日々、無気力で寝込んだ日々、

そういう苦しみを乗り越えて迎えた今。

周りがどうであろうと、
それにつられて自分のお尻を叩くより、
幾つもの涙を越えてきた自分の心を
労ってあげればいい。

何かしなければと焦っている自分も
認めてあげればいい。



周りと比べてしまうんだね、わかるよ。
焦ってしまうよね。何とかしようと思ってるんだね。

いいんだよ。

せっかく穏やかに過ごせる日々を手に入れたんだから、
それに感謝して過ごせばいいんだよ。


posted by 理琉(ワタル) at 02:38 | TrackBack(0) | 生き方

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自閉傾向の強い広汎性発達障害。鬱病から再起後、低収入セミリタイア生活をしながら好きなスポーツと創作活動に没頭中。バスケ・草野球・ブログ/小説執筆・MMD動画制作・Vroidstudioオリキャラデザインに熱中。左利き。 →YouTubeチャンネル
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