2019年07月13日
消したはずの番号からTEL。
数日前の夕方、登録されていない電話番号から
着信があった。
僕は知らない電話番号からかかってきても
基本的に取らない。
だからいつもなら何ということもないが、
今はあまり心穏やかでいられない状況があって、
この1本の着信以来、夜は2時間くらいしか
眠れない日々を送っている。
先日、親戚づてに
父の余命1年以内という知らせを受けた。
→「余命宣告。」
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/232/0
そのこと自体は父の長年の不摂生を考えれば
無理もないと受け入れたが、
今回の未登録番号からの着信で、
この余命云々という話が頭をよぎった。
なぜなら、番号に見覚えがあったから。
何年も前に消した、実家の番号に。
確証はもちろんない。
ただのセールスか、何かの勧誘の可能性もある。
実家にこちらから電話をかけたことはないし、
着信はこの一度きりなので、急な用件ではないだろう。
余命1年とは言いつつも、長くて数ヶ月と思っているので
今来てもびっくりはしない。
が、つい先月、祖父が亡くなったという連絡が
突然きたばかりというのもあって、
どうしても結びつけてしまう。
この数日、心がずっとそわそわ、ざわざわしている。
父の僕への態度に対する気持ちを
ぶちまけたい思いと、言えない思い。
余命を知らされた時からジレンマと闘っている。
あの着信が来るまでの間で、
一旦は「仕方ない」と思うようにしたはずだったが、
一気に現実味を帯びたかも知れない状況になり、
ジレンマが大きく再燃し始めたんだろうか。
昼も夜も、眠れないくらいの勢いで。
僕は割り切れていないというか、
覚悟ができていないんだと思う。
自分を含め人の最期はいつも突然、
口では「受け入れた」と言っていても、
こうやって現実味を帯びたら簡単に心が揺れ動く。
身体的には眠れないのがしんどいが、
整理も区切りも付かない気持ちの嵐が
ずっと吹き荒れているのが一番しんどい。
という親戚の言葉を拒否した自分。
辛いと言って目の前で泣き出した息子に対し、
「またそうやって取り乱す」などという言葉を
平気で浴びせるような人だから、
もう傷つきたくない思いから、
最期が近くても会わない選択を今している自分。
→「「またそうやって取り乱す。」」
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/235/0
近い将来、この世でのお別れが来た後で
後悔したとしても、
今の、覚悟ができていないジレンマを抱えた僕も
僕の一部だという事実を受け入れられるよう努める。
そして、眠れるようになりたい。
着信があった。
僕は知らない電話番号からかかってきても
基本的に取らない。
だからいつもなら何ということもないが、
今はあまり心穏やかでいられない状況があって、
この1本の着信以来、夜は2時間くらいしか
眠れない日々を送っている。
先日、親戚づてに
父の余命1年以内という知らせを受けた。
→「余命宣告。」
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/232/0
そのこと自体は父の長年の不摂生を考えれば
無理もないと受け入れたが、
今回の未登録番号からの着信で、
この余命云々という話が頭をよぎった。
なぜなら、番号に見覚えがあったから。
何年も前に消した、実家の番号に。
確証はもちろんない。
ただのセールスか、何かの勧誘の可能性もある。
実家にこちらから電話をかけたことはないし、
着信はこの一度きりなので、急な用件ではないだろう。
余命1年とは言いつつも、長くて数ヶ月と思っているので
今来てもびっくりはしない。
が、つい先月、祖父が亡くなったという連絡が
突然きたばかりというのもあって、
どうしても結びつけてしまう。
この数日、心がずっとそわそわ、ざわざわしている。
“親の老いと死“子どもの頃から積もった、
もしどうしたらよいかわからない場合には、
無理して何かをしようとせずに、
ジレンマがあることを自覚したまま、
こうしたらよいとはっきり思える方法が見つかるまで
待つのがいちばんよいかも知れません。
私たちが何かを決める時には、
その時に自分が知っていることや感じていることを
もとにして決める以外にありません。
その時に大切なのは、しなければならないことは、
その結果どういう反応を招こうが
しなければならないということです。
『不幸にする親』第七章より
父の僕への態度に対する気持ちを
ぶちまけたい思いと、言えない思い。
余命を知らされた時からジレンマと闘っている。
あの着信が来るまでの間で、
一旦は「仕方ない」と思うようにしたはずだったが、
一気に現実味を帯びたかも知れない状況になり、
ジレンマが大きく再燃し始めたんだろうか。
昼も夜も、眠れないくらいの勢いで。
僕は割り切れていないというか、
覚悟ができていないんだと思う。
自分を含め人の最期はいつも突然、
口では「受け入れた」と言っていても、
こうやって現実味を帯びたら簡単に心が揺れ動く。
身体的には眠れないのがしんどいが、
整理も区切りも付かない気持ちの嵐が
ずっと吹き荒れているのが一番しんどい。
人との関係が完全に完結して死ぬ人はほとんどいないのです。「会いに行ってやれよ」
もしあなたが
自分にとっていちばんよいことだと信じて行動して、
後になって間違っていたかもしれないと感じたら、
あなたは悲しく思うかもしれません。
けれども、もし初めに自分がいちばんよいことだと
信じた通りに行動していなかったなら、おそらくあなたは
その時点ですでに悲しいはずです。
『不幸にする親』第七章より
という親戚の言葉を拒否した自分。
辛いと言って目の前で泣き出した息子に対し、
「またそうやって取り乱す」などという言葉を
平気で浴びせるような人だから、
もう傷つきたくない思いから、
最期が近くても会わない選択を今している自分。
→「「またそうやって取り乱す。」」
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/235/0
近い将来、この世でのお別れが来た後で
後悔したとしても、
今の、覚悟ができていないジレンマを抱えた僕も
僕の一部だという事実を受け入れられるよう努める。
そして、眠れるようになりたい。
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