明日死んでも後悔しない生き方をする

状況だけを伝えられて、
明確にこうしてほしいという意図を言わないような
遠まわしな頼み事ではなくて、ストレートに

「これお願いできる？」

と頼まれた。



いつもなら別に嫌じゃなかったけど、
その時はちょっと疲れ気味で眠かったのと
面倒だという気持ちが大きかったので、

今までの僕みたいに無理して引き受けず、
本音に従って一度は断った。

空気が、嫌われるのが、という余計なことを気にせず
自分の本音を正直に言ってもどうってことないと、
以前学んでいた効果が出た。

→「本音を言ったってどうってことない。」
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/167/0



その後、疲れて昼寝をした。

そしたら、夢に出てきたのは
僕が頼み事を断ったことで困っている友人の姿と、

本音に従って意見を言った自分を褒めつつも
やっぱりもやもやが取れてない自分の姿。

そんな夢にうなされて、まるで寝た気がしなかった僕は
起きてすぐ、一度は断った友人へ連絡し頼み事を引き受けた。



頼み事自体は特段難しくも面倒でもなく、
過去に何度も引き受けたことのある内容。

だけどすごく感謝されて、思いがけず楽しい時間を過ごせて、
何より僕のもやもやが晴れた。



あぁ、僕はやっぱりお人好しなんだな。



成長したことと言えば
以前は嫌な気持ちを押し殺して一発で引き受けてたのが、

今回は疲れ気味で気乗りしなかった自分の本音を大切にし、
一旦はちゃんと断ったこと。

もし今回も、自分のコンディションが良くないまま、
作り笑顔なんか立てて引き受けていたら、

きっとまた自分の感情に蓋がかぶさって
わからなくなってただろう。

→「断らないと蓋が閉まる。」
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/157/0



だけどその後、

僕が断ったことで他の当てを探すも
なかなか引き受けてくれる人が見つからず
困ってる友人の姿を想像してしまった。

「あなたから断られるなんて思っていなかった。すごい傷ついた。」
と言われたとしたら…はっきり言って「知ったことではありません」。

あなたは自分がやりたくないことを断っただけ。
それを受け取った相手が勝手に【依頼した私のことを否定した】と錯覚して
勝手に傷ついているのです。

優しい方はここで同情すると思うのですが、ここで踏ん張らないと
間違いなくあなたはまた幹事を頼まれてしまいます。


「で、ほんとはどうしたいの？」第五章 ”イイコ仮面の外し方” より

究極的に割り切れば確かにこの通り
「自分がやりたくないことを断っただけ」。

何でも引き受けてると、利用しようとする人は居るだろうし、
断れなかったことで貧乏くじを引く可能性はある。

だから、相手がどこまで自分に
「おんぶにだっこ」なのかっていうのは見極める必要がある。



心身ともに健康な時でもきっぱり断るかどうか、
今回のことで1つ指標ができた。

断った後で相手が困っている姿を想像できたら、
本音では引き受けたいと思ってる、
想像できなければきっぱり断ってOK、

想像を作るのは自分自身だから、
今の時点ではたぶんこれが一番確実な本音探しだと思う。