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2021年06月08日

文芸部22 丁寧と自分らしさ



どうも、梅ゆかり母さんです
You Tubeで好きなチャンネルってありますか?
最近は待っているのは、
2BROの弟者さんがやっているゲーム解説です。
怖がりのくせにやっている、あれがいいです。
そんで、ゲームがうまいので、安心して見れる(笑)
おかげで、バイオハザード、すでにクリアしました(笑)
動画、見ただけですが。





さて、そんなYou Tubeですが、
日常をただ映しているだけのものってありますよね?
(一応、登録者数がすごく多い方のみ紹介させていただくのですが、
てか、無許可ですので、お名前だけで、チャンネルリンクはご自分で検索してください
2BROに関しても、登録者数が多いので、
名前だけ書かせてもらいました)





私が好きな日常は、Chokiさんのチャンネルです
女性の一人暮らしなんですが、あ、猫ちゃん二匹いますが
普通のアパートだと思うんですよねぇ
わざわざ古いアパートに住んでいるわけではないと思うのですが、
どこか懐かしい印象を受ける
温かい木のぬくもりある家にお住まいで、
丁寧に、丁寧に、日常を過ごしている風景が見られます





べつに、すごいことをしているわけではなくて、
料理して、お菓子作って、それを本を読みながら食べる。
ただそれだけの贅沢な日常を過ごしている風景が、
淡い蝋燭の中で過ぎていくのです





それを見るたびに、
丁寧に、丁寧に自分も日常を過ごそうと思う。
そして、文字に関しても丁寧に、手寧に書こうと努力する。
言葉の乱暴さとか、そういったことではなく、
余裕ある文字を書きたい。そう思えるんです。





余裕ある文字ってなんだ? って話しですが、
つまり、頭の中でキャラクターたちが動いています。
せっかちに早口にまくし立てているその奥では、
季節や、時間、光彩、風、が動き、
人を含む動物が動き、生きている。





その前で繰り広げられていることだけを書くのではなくて、
その奥にあるものから、季節、時間、匂い、体感を与えられるように、
ピンスポットから、舞台全体を明るくできるように、
ただし、重要な場面では、舞台全部が光っていたとしても、
その重要なもの一点に光や視線が集まる工夫をする
ただの人の指先の動きだとしても、
偶然に動く髪の揺れだとしても、
それらを丁寧に頭の中で組み立て、
会話をさせている後ろで変わり映えのない、
そう、主人公たちとは決して混ざらない日常を過ごす
当たり前の他人の演出を
丁寧に思い浮かべていたら、舞台が広がる。





たしかにあまりにも広げ過ぎたら、収拾がつかないし、
把握できなくなる。
だけど、全く考えなけらば、薄っぺらいものになる。

何のト書きもなく、
「暑いね」
と書くより、先に、

煩いほど鳴いていた蝉が、昼前になってパタリと止んだ。
「暑いね」

と書く方が、断然暑いんだろう。
蝉すら鳴くのを辞めてしまったのだから、相当暑いのだと解る





ただ、ここに、キラキラとした日の光や、
かすかに風が葉を揺らしているや、
汗が首筋を伝って、背中、腰へと落ちていくのが判る

外にいれば誰もが感じるであろうことをいちいち入れれば、
主人公たちは外にいて、ここから何かが始まると考えるだろう
だが、室内にいて、外とは無縁なほどの冷房の中にいたら?
窓越しに見た情景に過ぎない。





もし、主人公たちが家の中にいて、窓のない暗室に居たとしよう。
それなのに、外の情景を入れるのは、非常におかしい
一体誰の目線なのか、
話しの入り方として用いる分にはいいけれど、
会話会話で入れるのは……

情報だけを表記する方法と、
情景を描くのとでは意味が違う

てなことをね。





え? 急にどうしたって?
これの答えはいまだ出せていないんですよ、
丁寧に書きたいと思えば思うほど、
文字数が多くなり、結果、終わりが見えない。
終わらなくなる
だからと言って、それらを省けば、
いったい今がいつで、どういうじょうきょうかわからない・

そんなバランスの均衡を、もうちょっと丁寧に、
出来る限り平衡を保つように書きたい。
と、最近は特に思うのです










タグ:文芸部

2021年06月05日

感想部40 「ホロー荘の殺人」アガサ・クリスティ

ホロー荘の殺人 (ハヤカワ文庫) [ アガサ・クリスティ ]

価格:1,078円
(2021/6/3 09:34時点)
感想(8件)




どうも、梅ゆかり母さんです
今週の感想はアガサ・クリスティの「ホロー荘の殺人」です
ポワロシリーズです。









アンカテル卿の午餐に招かれホロー荘を訪れたポアロは、プールで血を流して倒れている男と銃を手にし傍らに立つ女という芝居じみた光景を目撃する。
 それは名探偵を歓迎するための余興ではなく、銃殺された招待客の医師と、容疑者と思われるその妻による本物の殺人事件であった。
 ところが、医師の命を奪った弾丸は、妻が手にしていた銃から発射されたものではないことが判明し、捜査は暗礁に乗り上げる。
 恋愛心理と友情と犯罪心理が複雑に絡み合う状況の下、ポアロが見出した真相の先には悲劇的な結末が待っていた。


娘と録画していたものを見てましてね(笑)
まぁ、この、医者が何ともクズで(笑)
娘じゃないけど、「こいつは殺されるね」と簡単に言ってしまう(ふつうはダメですよ~♪)
でもまぁ、ミステリー上の被害者って、いろいろとフラグ立てますね
この被害者のように、どうしようもない奴は特に(笑)

この話の鍵は、やはり、手にしていた銃と凶器が違うこと。でしょうかね
何故違うのか?
そして違うというのは、凶器だけなのか?
ってことですね





偉大な医者が違うのと同じで、
信じられていることが違うと、裏切られたと思う。
だけど、それを信じているから修正せずにいる。
それが、この話を複雑にしている。
面白い心理です。

愚鈍だと思っている相手が、実は自分よりもはるかに物事を考えていて、
それが自分では理解できていないことで。
でも、それを、相手の成長だとか、相手の良さとして理解せず、
「たまたま」「何かを見たからまねしただけだ」
と解釈していく。

この話はそういったものです。





面白いなぁ。と思ったのは、
この原作のシーンでも出てくるのですが、
婦人に起こされるミッジという女性。
彼女の視点で書かれるルーシーの独特な行動や思考が
読者を振り回す。
ときどき、このルーシーのような女性が被害者になりやすいんですけどね
彼女のような人が何故存在しているのか、時々不思議に思うほど、
こういう人が側に居なくてよかったと私は思う。
側に居ると疲れるよねぇ。
……いや、あれほどではないけれど、居るわ。ああいう人……
なるほど、居るなぁ(笑)

この話の伏線はいっぱいあるけれど、
難しく隠してないのもいいです。
ただただ、殺された被害者に同情することがない。
というだけの話しです。かね(笑)


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2021年06月04日

日記31 アラフィフおばさん、仕事探そうと言う気になったらしい11







どうも、梅ゆかり母さんです

職業支援センターに通って、約半月
と言っても日数で言えば大した日数通ってはいないのだけども
出来る限り通って、10年のブランクを克服し、
外に出続ける努力をしようと思う





本当に毎日外に出ることが億劫で、
たった一時間やそこらなのに、
服を変え、靴を履き、玄関の戸を開けるまでが本当にイヤだった。
あ、それは今でも変わらないけれども

それでも、それを頑張れたのは、スタッフさんのおかげで、
少しずつ続けましょう。
無理せず、いいペースで行きましょう
と、焦らすこともせず、かといって、適当にやり捨てることもなく
寄り添ってくれたおかげ





ハローワークのように大勢の人を相手しているわけではないから
支えるという点では親身なのかもしれない。
私がハローワークが嫌いなのは、
お役所仕事すぎて、おざなりに扱われたから
勝手に調べたら? そこに行けると思ってるの?
などなど、まぁ、今はそんなことはないのかもしれないけれど、
仕事をしてないという負い目がある人に対して、
何の資格もなくて、そこを受ける気? と平然と言ったあの職員のせいで、
どうにも、こうにも行く気がそがれてしまっていた
まぁ、ただのいいわけですけどね

とにかく、親身になってくれているおかげで、
外に出て、知らない人と話すことに対して、
抵抗を無くすことを目的に通い続けました。





就職できればいいけれど、それはもうちょっと先で、
出来れば、人と会話すること、
どう考えたって、自分より年下の上司と仕事をするのだから、
そこのところの余裕や、考え方の改め方、
若い子たちと一緒に仕事をする意識改革

そんなことをまず克服していかないと、
なんで、年下に言われなきゃいけないんだ。
とか思ってしまうかもしれない。
解らないけれども





とにかく、そういった抵抗を無くすためにも、
コミュニケーションセミナーはとてもいい訓練になった。
(とはいえ、最後には、いつものメンバーだけになって、
セミナーの意味あるのだろうか? と本気で思ったけれども)

たまたま、その日のセミナーは人が多くて、
会話らしい会話ができたと思う。
その日の議題も、それぞれの悩みを聞く。というものだったから、
人が悩んでいること、躊躇すること、
同じような悩みでも、受け方でかなり違うこと、
そんなことを学んだ。





そして一番は、「上手に話す。上手に聞く」の「上手」って何?
という究極の問題が発生したのです。

「上手に」って、ホント、どういう状態なんだろう?

聞き上手、話し上手とは聞くけれども、
上手って……
結局それって、感覚的なもので、
相手が不快にならなければ、全て「上手」なのだろうけど、
それがその時には大きな問題で、
他人と関わっていない10年という間は、
やはりかなり自分を縮こませていたと思う





世間が狭い。と言うけど、
そういう感じ。かな

コミュニケーションセミナーの参加者が回を重ねるごとに減っていくのは、
結果、毎回同じことを繰り返すし、
言われていることが「当たり前」だから
だけど、それが問題でやめた人たちなのに、
それを続けて行こうとしないことにも問題がある気がする
とか、その時思った。

職場での人間関係がもとで。とか
上手く会話に入れなくて、疎外感を受けて。とか





そういっておきながら、二度目には参加しなかった
それじゃぁ、コミュニケーションがいつまでたってもわかりゃしないと思う
と、なんか向きになって参加していた気もするが、
私の場合は、とにかく家から出る練習と、
人と会話をする練習のために出ていたので、
一回でいいや。と思ったなら、それはその人にとっての正解なのだろう。
と、今では思う

結局、その時もまだ、視界が狭かったんだね。
人には人の事情があるのだから
ということが、どうも分かってなかったみたい。





ただ、せっかく、コミュニケーションセミナーというものが合って、
ただで受講できるのだから、
みんな受ければいいのに
無料なのだから
と思うのは……おばちゃんだから? かな(笑)


















2021年06月03日

ダイエット17





どうも、梅ゆかり母さんです

ダイエット、頑張ってますか?
もう、減らなさ過ぎてつらいです(笑)
まぁ、減ることだけを意識すると、もう減ら無いのかも。
ただ、仕事を始めたので、筋肉がついたと思えば、それはそれでいいのかもしれない。
今までは、贅沢なお肉があったものが減って、筋肉になった。
それはそれで素晴らしいことだと思うしね





さて、相変わらず、寝る前のカエル足体操と、
股関節を回す。とか、ストレッチを中心に動かしていましたが、
仕事の合間、つま先立ちをしてみたりとか、
いろいろと姑息に頑張っております(笑)

あと、もう5s痩せたい。がなかなか難しいですね





一時期、本当に一時期57sになった時には小躍りしたけれども、
週初め(5月24~29日)は58sから下がらなかった
それが週終わりになって、57.9sなんて数字見たら、本当のうれしくなってしまう
とうとう、最大おデブから10s痩せてきたんですよ!

足が軽い……嘘つけ、足痛いぞ
そんでもって、痩せたようで、座りっぱなしになると、腰骨が椅子に当たって痛い。
今まで気にしていなかった痛みが……
足首の痛みはなくなったけれど、かかとが痛い。
腰の痛みが減った気がするが、
それでも、便秘気味になると、腰が痛い。
それでも、以前よりはだいぶまし





最近うれしいのは、くびれらしきものができたこと。
そのくせ、腹がへこまないのはなぜ?
え? 横から前に垂れただけ?
そうなのかぁ……汗
つらいのぉ

ダイエットって、本当に大変。



2021年06月02日

ASP7 アフィリエイト初心者日記 5月収支







どうも、梅ゆかり母さんです
5月のアフィリエイトの収支です。

はい、今月も入っておりません。
困ったものです
一年が経とうとしていますが、今だやり方が見えない。
と言うか、もう、ほとんどが諦めている状態です。



 

素人に商品広告能力がどれほどあるのやら
やはり、広告を作る人、それを見て購買意欲が出るのは
プロの仕事なのでしょう



 

プロだからこそ、収入が入ってくるありきで仕事をする
売れなければ、生活に直結するので、
やはり、プロはそこのところが違うのでしょう

素人広告代理店ではそう言う気合がないのかも
あ、私は、です。




 

やはり、もっと気合を入れて、商品を売り出すべきなのでしょうけど
どうすればいいのかさっぱり
つまり、私に広告を打ち出す能力も
プレゼン能力もないことが判る

それなのに、頑張る意味ってある?
成果がでないものにすがるむなしさ。
だから、ほとんどの人が離脱していく。



 

変な話ですが、
アフィリエイトで、月10万。なんて広告を見るけれど、
そんなの嘘やん。と思う。
いや、稼げる人は居るのでしょう。でも、それも才能です
ほとんどの人が辞めている現状で、よく言うわぁといつも思う。

根性がない。と言われてもしようがないし、
それじゃぁ、稼げないよ。と言われてもしようがないと思う。
稼ぐ気あるの? と言われたら、あるけど、正解ってないじゃない? と駄々をこねたくなる
人と同じじゃ売れないけれど、自分で考えるのにも限度がある。
それなのに、オンラインセミナーに出ることすらめんどうに感じる




 
押しつけがましいのよね、あれ……汗
なんか、こう、これが正しいから、まねしておけば稼げる。
と言われているようで。いや、実際そうなのだろうけども
なんか、嫌なんだよねぇ。(笑)






まぁ、それでも、読んでくれている人は居るようですし。
いや、入って出て行っているだけかもしれないけれども
ぼつぼつブログを書いて、
広告バナーをペタペタ張り、
気になったところへ飛んでくれれば、それでいいかぁ。
と今は思う。

もう、その程度だな……











タグ:五月収支 asp

2021年06月01日

文芸部21 書き始めたきっかけ





どうも、松浦 由香です。

小説を始めたきっかけを、時々思い出しては、
そのころの気持ちを思い出して、
何とか書き進んでいたりします。

初心忘れるべからず

ではないけれど、でも、まぁ、そういう感じですかね?

書くきっかけは、中学一年の九月でしたか。
まぁ、よく覚えてる(笑)
誕生日が10月なので、キリよく10月から始めたかった。
とよく思ったもので(笑)





その9月に、夢を見ました。
三日連続です。
あまりにも面白かったので、ぜひ続きが見たいと思って寝たら、
三日見れた。のですが、あとにも先にも、このときだけ
いくらその後面白い夢を見ても、連夜見ることはなかったです。

その夢をどうしてももう一度見たくて、
見れなくても、忘れたくなくて、
では、どうすれば残せるのかと考えたときに、
壊滅的に絵心のない私が絵にできるはずもなく。
絵にできない私が漫画何ぞ無理だし。

では、メモるしかない。
ですが、国語力が1,2という恐ろしい成績だった私に、
表現できる言葉の少ないことよ(笑)





あのころの作品を見ても、これは何だ?
と苦笑を通り越して呆れてしまうけれど、
でも、楽しそうに書いてるなぁというのは解る。
文字が笑っているというのでしょうか。
気分がいいので、気がせっているというのでしょうか?
とにかく、字が生き生きしてます。

つじつまが合わなくても、多少強引でも、
それでもよかったんです。
楽しかったんです。書き残すことが





……今?
今も楽しいですよ。
キャラクターが動き出して、息を感じたら
でもそこまで集中できなくなっている。
つじつまや、しがらみや、妙なものに縛られてて
楽しいだけじゃ無理になってくる。

まるで、結婚みたい(笑)
結婚も、楽しいうちはいいけれど、楽しいだけじゃないからね
などと熟年主婦は思う。
若ければなんてことなかったことがやけに気に障ってくる
小さいなぁではなく、積み重ねてあったものの許容がとうとう崩壊してきているのだろう
崩壊するのなら、もっと前から言えばいいじゃないか。
そう思う。

ん? 話がそれたが

とにかく、面白い思い出を書きとどめておきたい
それによって、成長していることが判るなら、それは楽しいだろう
そうだ、日記として夢を書き溜めよう
毎日夢は見なくても、中学生の頃に見た夢を
未来振り返って、こんな夢を見ていたのかと
懐かしむために書こう





これがきっかけなんです。
そして、誰に見せるわけでもない物語を書き始めました
もちろん、最初の頃のものなんて、小説でも、日記ですらなく、

○○「~が~だ」
△△「~でも~かも」

のような、会話がすべてで、
ここがどこで、どういう状況で、
そのセリフを選んだのかまるでない。
気持ちも全く分からないので、箇条書きですらないし
よく解らん。が、でもいいのです
中学の頃の私の書いたものですからね

そこで、思う。
あの時の夢、どんなんだったかな……覚えてるかな?
って、覚えてたりするんだな、これが(笑)

つじつまも、設定も、所詮夢ですからね。
中学生の頭の中ですからね
恐ろしいです(笑)





********************
 そこは明るい森の中。森の中でこれほど明るいのは、たぶん、白雪姫だとか、そういった世界しかありえないだろうと思う。ツタが覆い茂ったり、シダがびっしり生えていたり、苔が湿度の高さを物語っているような、そんな森ではない。妖精が出てきたり、動物と踊って歌うような、そんなあかるい森の中。
 飛び越えられるほどの小川が左手から右手に流れて目の前を塞いでいる。
 あかるい森だと思ったのは、その小川の上の空が開いているからで、森だと思ったのは、小川の向こう岸が森だからだ。背後は? 背後は無条件に同じような森なのだと思う。振り返るという頭はなかった。ただ、前しか見ていなかったし、川がどちらから流れているか確認したが、上流も下流も、そちらに何があるか顔を振って確認もしていない。
 解っている全世界は、頭を動かさずに見える絵画のようなこの風景だけ。あかるい森が向こうに見え、小川が流れていて、その小川と森との間に少しだけ場所があって、その間が明るい。
 そこで急に風もなく、花もなく、生き物もいない。と思った瞬間に、上流からさっと風が吹き、目の前の森の木々の足元、小川のほうに向いて咲く花が見え始め、鳥が飛び、遠くのほうに鹿の角が見えた気がした。
 物音も、意識をし始めてやっと、葉の揺れる音や、小川のせせらぎ、大自然の音と言われる音がし始める。
 だが、そんなモノよりも重要なのは、私が見ているのはこちら側であり、私は向こうへはいけないのだ。
 この世界の摂理にのっとれば、この小川から向こうは男の世界で、こちら側は女の世界なのだという。女は女の世界から向こうへはいけない。男もしかりで、絶対にこの小川を飛び越えることはできない。
 どうやって子孫を増やしていたのだろう? と思ったとたん、適齢期と言われる年になると、どこかへ行って子作りをする。ような、何とも不思議な儀式を終え、子供がほぼ女の村で女が育てる。
 子供が男だった場合は、ある年齢8~13歳までの間に向こう側に渡る。らしい。
 村のおきてで、小川のそばに近づいてはいけないと言われていたが、なぜか私はその言いつけを破って小川のそばに来た。もちろん、あとで叱られて罰を与えられるだろう。でもそんなことは怖くはなかった。それよりも、向こう側へ行きたい。と思う方が強かった。何故向こう側に憧れを抱いているのか解らない。ただ、男の村だから行くなと止められているわけではなく、向こう側は危険だから、行くな。と言われていたからなのか? それとも、何かしら向こうに楽しいものを見つけたのか? 解らない。だが、とにかく、向こうへ行きたくてしようがなかったのだ。
 小川は飛び越えられそうだ。もし飛び越えられなくても、深いものでもないから、歩いて渡れる。とさえ思えるのに、そのたった1メートルやそこらが飛び越えられない。
 だか人というのは面白いもので、向こうの方でも、同じような考えを持つものがいて、彼は反対にこちらへ行きたいという。だが、こちら側にはそれほど楽しいこともないし、私はそっちへ行きたいと言ったが、彼はこちらもそれほど面白くはないといった。
 彼と私はお互いの生活について話した。自分のことを話すには、まず自分の境遇を話すほうが先だと考えたからだ。
 面白いことに、彼と私の境遇は似ていて、家族構成も一緒だった。もちろん、両親が揃っているわけではないが、片親と、きょうだいの三人で暮らしていた。
*******************





という夢
……面白いか?
面白くもなんともない。(爆死)
だが、夢では面白かったんだよ。本当に。
そして、わりと忠実に覚えているものだ。
飛び越えたくても飛び越えられない小川の前で立っていたら、彼がやって来る。
ただそれだけの夢なんだが、それが面白かった
いや、今はこれだけしか思い出せないだけ
たしか、あの後、戦争かなんかが起こり、
村がごちゃ混ぜになったんだか、
文明が進んだか、とにかくなんかわちゃわちゃと話が進んだ気がするが、
もう思い出せない。





惜しいのは、それを書いていたノートはなく、
そう、夢では大河ドラマ化ってぐらい長かったものが、
そんなに長くなかったり、
曖昧過ぎて、文脈も、設定も違っていて嫌になったことを思い出した。

夢って怖いよね。
見ている間はちゃんとした世界なのに、
思い出せばロクなもんじゃない。

それでも、あの頃は必死でこれを書き留め、
その後、ワープロを買ってからは、ますます書く作業が楽しくなり、
どんどん書いていた。
それを去年の夏の断捨離の時に見つけ、
読み返そうと思ったら、消えていた。



感熱紙に印刷していたので、すっかり、色が飛んでしまっていたのだ。
大量に書いたもろもろはただの紙となっていたので、捨ててしまった。
一体何を書いていたのか、今ではすっかり忘れてしまったけれど
それはそれで、あの時捨てれよかったのだと思う。
残っていても、読み返すことはもうないしね。

ただ。手書きで一生懸命に書いていたものは残っている。
ルーズリーフの紙にびっしりと書いた10数ページのもの。
そんな数の紙にすべてを押し込んでいたのには、自分が一番驚く。
しかも、中学生ごろの、無駄に小さく書くスタイルで、

読めねぇ。字が、小さすぎて、読めねぇ(笑)

とまぁ、小説書く際に詰まったら初心に戻って頑張っている。
という話でした。





2021年05月31日

日記31 コロナワクチン……について







どうも、梅ゆかり母さんです
あまり世の中の動向に対していろいろ言うことはしたくないのですが、
何故って、一個人の意見ですし、同意を求めたいとは思わないのです。
あ、社会情勢などなどにですよ。
趣味や、思考に関しては、広く同意して欲しいし、一緒に楽しみたいのですが、
いかんせん、他人と話すときの第一条件。
政治と宗教の話はするな。ですよ(笑)
ですから、あまり話さないでおこうと。
早く収まってほしいとは言ってきましたが。

ですが、ニュースで見ていて非常におかしな話だと思ったことを一つ。



高知県の高齢者のワクチン接種率はいいそうです。
……ん?
うちの母親、70過ぎているので、対象者ですが、
予約取れないと文句言っていました。
朝から電話をかけ続けたのに、一向につながらなくて、
やっとの思いで繋がったら、いっぱいなので無理だと言われたとか
まぁ、いずれできるから。
とはいえ、早く打って安心したい気持ちもわかるし、
人数分のワクチンは確保しているので大丈夫です。
という言葉も理解はしているが、

それにしても、残念なものですよ。
混雑することが目に見えているのだから、
地域や、年齢ごとに日付を振り分けたらいいのに
その日が無理なら、連絡入れること。
さもなければキャンセルです。
と「手紙」で送ったほうが、年寄りにはいい





インターネット使ってください
など、むりむり
高知県は若い人より高齢者が多い
そういっている行政がこんな具合なのですから、
私たちの予防接種は、いったい何時になるのやら

一応、施設にいる姑は、病院からの手紙に
早急に予防接種の問診票の欄に記入してくれと手紙が届き、
ワクチン接種開始前に返信しました。
なので、もう打てているはずです。



うちの母親が早くワクチンが打てる日が来ますように
今年中に、私たちも打てればいいですが、
その前に、インフルエンザのタミフルのような
効果的な薬ができて、
新型コロナ
などと言ってニュースを沸かすことのない世の中になりますように

速く、マスクのない、涼しい日常が送れるように

今日はそんなことを思ったほど、暑い……汗











2021年05月29日

感想部39 アガサ・クリスティ「ナイルに死す」 


夏までに痩せたいから

本格的な夏を前に、ちょっと、体メンテしませんか?





どうも、梅ゆかり母さんです
暑いですねぇ。
今日は梅雨の晴れ間で、ホイホイと家事が片付いたので、
ちょっと良かった。

さて、えーっと、これはいつの放送だっ気かな?
5月に入ってすぐだったかも……

録画をしてみるようになったので、いったい何時のものか(笑)
娘が遊びに来た時に一緒になってみたので、
まぁ、いいや、そんなことは。

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さて、今日は、「ナイルに死す」です
最近映画になりましたね? なりましたか? 撮り始め?
忘れましたが、ともかく、これを映画化したら、たぶん綺麗な映像がとれるだろうと期待ですが、
ただ、太平洋横断ではなく、ナイル川です。
ナイル川。
ご存じ? ナイル川?
エジプトを流れるあの黄土色の川ですよ。

たしかにエジプトは歴史ロマンたっぷりですが、
正直、ナイル川クルージングには興味がわかない。
何と言ったって、見に行くところないし。



そりゃ、遺跡巡り。という名目であちこち行くのでしょうが、
それでもやっぱり、ねぇ。
まぁ、海ほどあれもしないので、揺れて、船酔いってことはないでしょう。

さて、この話の大きな伏線は、あそこでしょうね。
あそこをくみ取りさえすればなぞは全て解ける。
というようなもの。

正直、それに引っ掛からなければ、
なぜ……あれ? これを言うとネタバレになるなぁ。
えーっと、どうしよう……





つまりですよ。
よくあるな話しなわけです。
男がいて、女がいて、
うぬぼれと、見栄っ張りと、プライドの高い人

それらが一堂に会してしまったから、事件が起こった。
これは古典的な人間行動だと思う。
あの人がいるから、その人と一緒に居るととんでもないことになる。
ほらね。
という具合。
まさにそんな話。

そして、人が集まれば、うまくいく人と、そうでない人がいる。
個人的に感情移入したくなる人は、結果、フラれてしまうことが多い。
何でかねぇ。



それにしても、この話しの後味は、
ナイルの川面の様にぬるっとしたものですね。
ベルベットのようにしなやかに揺れていながら、体にへばりつきそうな
そんな川面を行く船

「そうなるかもしれないし、ならないかもしれない
だが、私は忠告をした」
なんだかその船背を見送りながらこんなことを思った

ときれいにまとめてしまえるほど、
ちょっときれいに片付いた気がします。

もし!

あのまま何事もなく連行されたら、
正直、美談―決していい行いではないけれど―にはならなかった気がする
一瞬でも、美談だわ。と思えることが、もしかすると狙いなのかもしれませんね

ナイル川と同じく、

きれいだわ

と思わせることが……


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2021年05月28日

日記30 アラフィフおばさん、仕事探そうと言う気になったらしい10

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どうも、梅ゆかり母さんです

サポートセンターに通い始めて7回目に適性検査結果を聞きました。
まぁ、凡人ですよ。一言でいえばね。
何でもできるが、何もできないのです。
資格があればできることはたくさんあるけど、資格がないのでしようがないのです。





でも、テストを受けてみるだけで随分と自分のことが判りますね
気楽に考えてと言われているのに、
直感すれでなくて、考え込んでしまう。
そして、悩んでますます考え込む。
そのうちに時間いっぱいになるので、
これが本当に正しいのかどうか不安になる。

エゴサ―チの結果的には、

余裕がなく、自分自身を追い込んでいるのだそう。
もう少し自分を甘やかせてみては?

と言われた。
いやいや、10年も甘やかしているのだから、
ここいらで動かないといけない気がするんです。
と人に甘えたり、頼れなかった。
もし、ここで頼っていたら、もっと早く何かが動いた気がする。

そう、いつも思う。



ってときに動いておけば、違っていたのじゃないだろうか?
先に進むのに、遅すぎてはいないか?
私はちゃんと「乗れている」のだろうか? 何から?
間違っていない?





とどんどん不安が積もり、ネガティブな気持ちが渦巻く。
そのうち、サポートセンターへ行くことすらおっくうになってきて、
行かなくなりそうだった。

それを

「仕事始めたら、毎日行かなきゃいけないんだから」

と奮起して通い続けた。
他の人が休むことはよくあることらしかったが、
私は一度だけ、どうしても生理で動けなくて休んだ以外は、
行ける時間はすべて行った。

それが自分を追い込んでいるのだ。と言われても。
そうしないと、動かないと思っているから。
そんなこと考えずに動ける人は、やはり羨ましい

それでも、自分を許してあげて。
と言われ続け、どう許したり、甘やかせばいいのか解らないから、
ちょっとしたスランプに陥ってた。
あぁ、仕事へ行こう! という気持ちの……
本当に、仕事したいの? 本当に、仕事する気ある?

なんか、もう、面倒だなぁと……



2021年05月27日

ダイエット部16





どうも、梅ゆかり母さんです
つゆに入ってから、ぐーーーーーーーーーーーんと、体調が悪くなって、
もう、何だろう。雨の水分を体が吸っている気分(笑)

と言いつつも、ダイエット頑張ってますよ。
ちょこっとした隙間で、うろうろしたり、
爪先立ってみたりしてます。
あと、腹をへこませて骨盤を立たせたりを意識してますかな。
寝る前に、股関節の開閉と、
股関節回しもしてます。

足が重だるくなってきていたので、
これは効果てき面です。

股関節がやわらかいのはいいことのようですね。





だからと言って、ヨガを始めるのかなかなか大変です。
先生をまず探さなきゃいけないし、
このご時世、やっている教室を探すもの一苦労ですしね。
ってわけじゃないけれど、
こういうサイトの広告を貼っておきます。

ここまで体が柔らかくなれば、
そりゃ体も軽いだろう。
雨の水けを吸って、体が重い。と感じないだろう(笑)

それでもね、この前、一瞬(おいおい)だけど、
ダイエット始めたときから―10sいったんですよ。
本当に、その日の午後だけでしたが。
始めて見たよ、こんな体重!!!
そう、57.9s
うれしくないですかっっ

ああ、息子のデーターと体脂肪計が誤解してから
スタートした私の体重……67.7s
恐ろしい……





今だに夢見ますよ。
また太って、今度こそ、歩けないほどで、
ひざも、かかとも、足首も壊れて、
絶望している夢を

だから、一瞬でも57sなんて数字見ると、
張りが出ますね。
さぁ、そこをキープしつつ、
目標55s!!
頑張るぞ!!!!



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