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2021年08月13日

感想49 『死との約束』 アガサ・クリスティ

死との約束 (ハヤカワ文庫) [ アガサ・クリスティ ]

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(2021/8/11 21:45時点)
感想(7件)




どうも、梅ゆかり母さんです。
感想「死との約束」アガサ・クリスティ

理想というものは誰もが持っていると思う。
特に、ああいう人になりたい。あんな人にはなりたくない。
という最も身近な理想。
有名女優やモデルにはなれなくても、
挨拶を必ずしてくれる人や、いつも笑顔でいる人。にはなりたいが、
人の上げ足を取ったり、いじわるな人なんかには、なりたくない。
この、『死との約束』ではまさにそんな「なりたくない人」が被害者です。

以前、3月7日の感想で日本語版の「死との約束」について感想を書いてます
日本語版 死との約束
興味があったらこちらも読んでください

今回は、デビット・スーシェ主演のポアロの方の「死との約束」です。

この話でも、ボイントン婦人という意地悪で、横暴な暴君が殺されるのですが、
その子供たちに関して、さほどかわいそうという印象を受けなかった。何故だろう……
ただ、怒鳴り散らすわがままなおばさん。が勝手に殺されたような感じを受けた。
それは、二時間弱のドラマでは描き切れなかったのか?
それとも不要と思ったのか? 親子関係があまりに薄かったし、
映像スタッフがミスリードさせるために、旦那である教授に目を向けさせようと
教授ばかりが悪目立ちしていた感がする。

ただ、以前見たときは、もっと、こう、砂漠的で、
砂嵐に遭ったような、口の中がざらついた印象を受けたけれど、
今回はそれよりも、旦那が煩い奴だなぁとしか思えなかった(笑)

日本のドラマでは、看護師が長男に猛烈にアピールするから、
ボイントン婦人(本堂夫人だったっけか?)の意地悪がなかなか印象的に映っていたけれど、
そのシーンが少なくて、看護師がもう少し刺激的に魅力ある女優さんのほうがよかった。
と、個人的に思う。
こんな人に言い寄られたら、そりゃぁ、頑張るだろうよ。となりそうな人……。

犯人が「ええええ?」っていうオチだったので、
もしかすると、三谷幸喜さんも、「そりゃあんまりだ」と思って、
日本版では犯人を変えたのかもしれない

とにかく、こういう「意地の悪い人」は、いずれ自分に返ってくる。
私は、そんな人にはなりたくない。と思った作品でした(笑)

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