2017年05月23日
剣山で山小屋デビュー(1日目)
2017/5/19〜20に行った剣山のレポートです。
概要は>>こちら
2日目は>>こちら
出逢ったお花は>>こちら
「山小屋になんて泊まらない」と言っていた元上司から
「秋の涸沢に行ってみたいなぁ」とのお言葉が。
ならば、涸沢の前に手頃な所で「山小屋」なるものに泊まってみましょう!
と言うことで四国の剣山へ。
=剣山が山小屋デビューにお勧めの理由=
山小屋デビューに何故剣山(頂上ヒュッテ)を選んだのか?
@混雑時でなければ基本的に個室である
Aお風呂がある
Bこじんまりとしていてアットホーム
C頂上直下に立っており、手軽に夕日やご来光が楽しめる。
D登山口からヒュッテまで2時間ほどで登れて初心者でもお手軽
E広々とした山頂からは360°の大展望
F両隣に往復2時間で行けるジロウギュウ、一ノ森があり、天候や体調にあわせてルートバリエーションがある
G日本百名山で西日本第2の高峰(1955mですが)
花の百名山でもあり、もし天気が悪くても何かしらの花が楽しめるでしょう!
と言うことで1泊2日の剣山へ。
泊りがけなのでゆっくりスタート。
朝6:30に加古川を出て、快晴の空の下、ドライブを楽しみながら登山口の見ノ越へ。
10:30頃到着した時には平日にも関わらず、駐車場はほぼいっぱい。
運よく登山口に近い所に1台分の空きがありました。
このあたりの名物、祖谷そばで早めのお昼ごはん。
駐車場から登山口周辺にお店が並んでいます。
お腹が満たされたら、神社の鳥居からスタート。
はい、暑いです。
この日、山頂でも26℃になりました。
「朝晩、冷えるから防寒具をお忘れなく」
と案内したもんだから、寒いと思われたようでユニクロの極暖を着て来たようで・・・
案内の仕方が不十分ですみません。
神社で登山の無事を祈って。
境内に山ツツジが綺麗に咲いていました。
境内から三嶺もきれいに見えてテンションUP。
登山道に入ると早速足元に小さな花々が迎えてくれます。
カタバミやスミレが多い中でニリンソウが数輪咲いていました♪
見上げれば青空に新緑が美しい。
歩きやすく気持ちのいい登山道を15分も進むとリフトの下をくぐります。
ここからリフトに飛び乗れそう。
実際に飛び乗ったらダメですよ。
リフトを横目に花や新緑を楽しみながらゆっくり登ります。
石段が出てきて傾斜が急になるあたりで、リフトの放送が聞こえてくれば西島駅が近い。
坂を登りきれば視界が開けて目の前に剣山がお目見え。
見えている小屋は雲海荘ですね。
野営場にはテントが2張。
ここで実際にテントを張っているのは初めて見たかも。
展望もよく、水場もあります。水質は不明。
野営場の上から三嶺の遠望。
春の縦走も気持ちよさそうだなぁ〜
野営場の上がリフトの終点、西島駅です。
登山口から1時間ちょっと。
ベンチがあるのでここでしばし休憩。
ここから山頂へのルートは3つ。
最短コースの尾根道(960m)。
緩やかな大剣神社を通る(1200m)。
一番緩やかな遊歩道ルート(1980m)は現在崩落のため通行止め。
()内は登山道案内図の距離ですが、標識と微妙に違いますね。
鳥居をくぐって大剣道で登ります。
西斜面を巻き気味に登るのでずぅ〜っと三嶺が見えています。
緩やかな歩きやすい道を30分ほど歩けば大剣神社に到着。
ご神体の大岩を背後に従えています。
ここから90mほど下ったところに力水がありますが・・・
また登ってくるのがしんどいと言うことでスルー。
ちょっと急になった登山道を登るとご神体の大岩が目の前に。
ジロウギュウが綺麗に見えています。
このあたりから樹林は消えて笹の広がる四国の山らしい景色に。
木々はありますが、芽吹きはこれから。
13:30頂上ヒュッテ到着!
隣には剣山本宮があります。
まずは受付でチェックイン。
荷物をデポさせてもらい山頂へ。
階段を抜けると測候所の跡地に立派なエコトイレ。
山頂のトイレとは思えない立派なトイレです。
トイレ内には「宿泊禁止」の張り紙。
泊まりたくなる気持ちもわかります。
平家の馬場と呼ばれる広大な頂上台地。いざ山頂へ。
植生保護のため、木道が設けられています。
剣山山頂到着!
こちらが太郎さん。(剣山の別名、太郎笈)
山頂の向こう側には・・・
カッコイイ次郎さん♪
振り返れば真っ青な青空です。
ジロウギュウへの登り。
ちょっと急でちょっと足元が悪くなる。
疲れを癒すようにショウジョウバカマが咲いていました。
剣山から1時間ほどでジロウギュウ(次郎笈)到着!
標識で隠れていますが、三嶺への縦走路が見渡せます♪
次郎さんから太郎さん
太郎笈の向こうには一ノ森が見えます。
四国の山の名前には「〜森」とか「〜丸」が多いのが特徴ですよね。
中国地方では大山や蒜山のように「山」を「せん」と呼ぶことが多い。
地方によって色々特徴がありそう。
さて、山頂でゆっくり休憩したらヒュッテへと戻りましょう。
ゆっくりするには虫がめっちゃ多かったですが・・・
ヒュッテに戻りお部屋へ。
このこたつは年中出しているのかな?
テーブルがあるのはありがたいですね。
角部屋でとっても明るいです。
写真撮り忘れましたが、
「ねまき200円」「こたつ1000円」
の張り紙がありました。
小屋の廊下もすごくきれいです。
2階が宿泊スペース。
朝食夕食は1階の食堂で。
ご飯やお茶はセルフです。
夕食は熱々あめごのから揚げ。
この辺りでは「あまご」ではなく「あめご」と言うんですね。
炊き合わせやミカンの皮の佃煮?など、山小屋とは思えない家庭的な料理です。
もちろん祖谷そば付。
四国で一番高いところにあるお風呂
ピンボケ・・・
お風呂は20時まで。
普通の家庭用の浴槽なので一人ずつ。
ドアノブに「空いています」「男性入浴中」「女性入浴中」の札を掛けるようになっています。
夕食が17:30〜だったので、食事が終わってから一息ついたら山頂へ。
目的はもちろん「夕日鑑賞」です♪
山頂に登るといい感じに日が沈みかけていました。
カッコいいシルエットになりました♪
西のテラスにも鑑賞の人影。
飛行機雲と。
飛行機、たくさん飛んでいました。
縦走路の先に三嶺。
ちょっと霞んでいます。
やっぱりこの空の色、好きだなぁ〜
みんな居なくなっても、しつこく空を眺めていました。
上空もちょっと霞んでいたので、残念ながら綺麗な星空にはならず。。。
日中は暑かったけど、日が落ちると気温も下がり・・・
風に吹かれてすっかり体が冷えてしまいました。
が・・・
ヒュッテのお風呂のお蔭で暖まりました。
やっぱりお風呂ってありがたいですね。
(2日目へ続く)
登山ランキング
概要は>>こちら
2日目は>>こちら
出逢ったお花は>>こちら
「山小屋になんて泊まらない」と言っていた元上司から
「秋の涸沢に行ってみたいなぁ」とのお言葉が。
ならば、涸沢の前に手頃な所で「山小屋」なるものに泊まってみましょう!
と言うことで四国の剣山へ。
=剣山が山小屋デビューにお勧めの理由=
山小屋デビューに何故剣山(頂上ヒュッテ)を選んだのか?
@混雑時でなければ基本的に個室である
Aお風呂がある
Bこじんまりとしていてアットホーム
C頂上直下に立っており、手軽に夕日やご来光が楽しめる。
D登山口からヒュッテまで2時間ほどで登れて初心者でもお手軽
E広々とした山頂からは360°の大展望
F両隣に往復2時間で行けるジロウギュウ、一ノ森があり、天候や体調にあわせてルートバリエーションがある
G日本百名山で西日本第2の高峰(1955mですが)
花の百名山でもあり、もし天気が悪くても何かしらの花が楽しめるでしょう!
と言うことで1泊2日の剣山へ。
泊りがけなのでゆっくりスタート。
朝6:30に加古川を出て、快晴の空の下、ドライブを楽しみながら登山口の見ノ越へ。
10:30頃到着した時には平日にも関わらず、駐車場はほぼいっぱい。
運よく登山口に近い所に1台分の空きがありました。
このあたりの名物、祖谷そばで早めのお昼ごはん。
駐車場から登山口周辺にお店が並んでいます。
お腹が満たされたら、神社の鳥居からスタート。
はい、暑いです。
この日、山頂でも26℃になりました。
「朝晩、冷えるから防寒具をお忘れなく」
と案内したもんだから、寒いと思われたようでユニクロの極暖を着て来たようで・・・
案内の仕方が不十分ですみません。
神社で登山の無事を祈って。
境内に山ツツジが綺麗に咲いていました。
境内から三嶺もきれいに見えてテンションUP。
登山道に入ると早速足元に小さな花々が迎えてくれます。
カタバミやスミレが多い中でニリンソウが数輪咲いていました♪
見上げれば青空に新緑が美しい。
歩きやすく気持ちのいい登山道を15分も進むとリフトの下をくぐります。
ここからリフトに飛び乗れそう。
実際に飛び乗ったらダメですよ。
リフトを横目に花や新緑を楽しみながらゆっくり登ります。
石段が出てきて傾斜が急になるあたりで、リフトの放送が聞こえてくれば西島駅が近い。
坂を登りきれば視界が開けて目の前に剣山がお目見え。
見えている小屋は雲海荘ですね。
野営場にはテントが2張。
ここで実際にテントを張っているのは初めて見たかも。
展望もよく、水場もあります。水質は不明。
野営場の上から三嶺の遠望。
春の縦走も気持ちよさそうだなぁ〜
野営場の上がリフトの終点、西島駅です。
登山口から1時間ちょっと。
ベンチがあるのでここでしばし休憩。
ここから山頂へのルートは3つ。
最短コースの尾根道(960m)。
緩やかな大剣神社を通る(1200m)。
一番緩やかな遊歩道ルート(1980m)は現在崩落のため通行止め。
()内は登山道案内図の距離ですが、標識と微妙に違いますね。
鳥居をくぐって大剣道で登ります。
西斜面を巻き気味に登るのでずぅ〜っと三嶺が見えています。
緩やかな歩きやすい道を30分ほど歩けば大剣神社に到着。
ご神体の大岩を背後に従えています。
ここから90mほど下ったところに力水がありますが・・・
また登ってくるのがしんどいと言うことでスルー。
ちょっと急になった登山道を登るとご神体の大岩が目の前に。
ジロウギュウが綺麗に見えています。
このあたりから樹林は消えて笹の広がる四国の山らしい景色に。
木々はありますが、芽吹きはこれから。
13:30頂上ヒュッテ到着!
隣には剣山本宮があります。
まずは受付でチェックイン。
荷物をデポさせてもらい山頂へ。
階段を抜けると測候所の跡地に立派なエコトイレ。
山頂のトイレとは思えない立派なトイレです。
トイレ内には「宿泊禁止」の張り紙。
泊まりたくなる気持ちもわかります。
平家の馬場と呼ばれる広大な頂上台地。いざ山頂へ。
植生保護のため、木道が設けられています。
剣山山頂到着!
こちらが太郎さん。(剣山の別名、太郎笈)
山頂の向こう側には・・・
カッコイイ次郎さん♪
振り返れば真っ青な青空です。
ジロウギュウへの登り。
ちょっと急でちょっと足元が悪くなる。
疲れを癒すようにショウジョウバカマが咲いていました。
剣山から1時間ほどでジロウギュウ(次郎笈)到着!
標識で隠れていますが、三嶺への縦走路が見渡せます♪
次郎さんから太郎さん
太郎笈の向こうには一ノ森が見えます。
四国の山の名前には「〜森」とか「〜丸」が多いのが特徴ですよね。
中国地方では大山や蒜山のように「山」を「せん」と呼ぶことが多い。
地方によって色々特徴がありそう。
さて、山頂でゆっくり休憩したらヒュッテへと戻りましょう。
ゆっくりするには虫がめっちゃ多かったですが・・・
ヒュッテに戻りお部屋へ。
このこたつは年中出しているのかな?
テーブルがあるのはありがたいですね。
角部屋でとっても明るいです。
写真撮り忘れましたが、
「ねまき200円」「こたつ1000円」
の張り紙がありました。
小屋の廊下もすごくきれいです。
2階が宿泊スペース。
朝食夕食は1階の食堂で。
ご飯やお茶はセルフです。
夕食は熱々あめごのから揚げ。
この辺りでは「あまご」ではなく「あめご」と言うんですね。
炊き合わせやミカンの皮の佃煮?など、山小屋とは思えない家庭的な料理です。
もちろん祖谷そば付。
四国で一番高いところにあるお風呂
ピンボケ・・・
お風呂は20時まで。
普通の家庭用の浴槽なので一人ずつ。
ドアノブに「空いています」「男性入浴中」「女性入浴中」の札を掛けるようになっています。
夕食が17:30〜だったので、食事が終わってから一息ついたら山頂へ。
目的はもちろん「夕日鑑賞」です♪
山頂に登るといい感じに日が沈みかけていました。
カッコいいシルエットになりました♪
西のテラスにも鑑賞の人影。
飛行機雲と。
飛行機、たくさん飛んでいました。
縦走路の先に三嶺。
ちょっと霞んでいます。
やっぱりこの空の色、好きだなぁ〜
みんな居なくなっても、しつこく空を眺めていました。
上空もちょっと霞んでいたので、残念ながら綺麗な星空にはならず。。。
日中は暑かったけど、日が落ちると気温も下がり・・・
風に吹かれてすっかり体が冷えてしまいました。
が・・・
ヒュッテのお風呂のお蔭で暖まりました。
やっぱりお風呂ってありがたいですね。
(2日目へ続く)
登山ランキング
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/6291441
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック
このメンバーでは天気運イマイチだったから心配でしたが…
山頂のトイレ、街中でも中々ない立派なトイレでしたね。
初心者でも行きやすい山です。
今回、私の一番の感動は…トイレかなぁ(笑)
山頂であんな立派なトイレがあるなんて、想像以上でした!