2019年05月08日
角石原 銅山峰ヒュッテ(四国 赤石山)
ネットで検索しても情報の少ない「銅山峰ヒュッテ」
「要予約」と書いているのに連絡先が載ってなかったり。
2019年5月現在の情報としては・・・
ヒュッテはおばあさんが一人で「暮らして」います。
小屋に電話はありません。
電気もありません。
どうしても必要であれば発電機を動かしてくれるようですが・・・
基本的に日没とともに消灯です。
予約は息子さんの携帯へ(伊藤峰夫さん:080-8907-5748)
予約を聞いた息子さんがメモを持って小屋のおばあさんへ届けに来るそうです。
息子さんが手伝いに来るときには食事も出来るようですが・・・
おばあさんだけの時は「おかずは無理!」
1泊と朝・夕の白ごはん付きで4000円でした。
普通の素泊まりより安い。
真面目で完璧主義な性格のようで・・・
晩ご飯の時に、ご飯がいつ炊けるかなぁと様子を見に行くと・・・
「お米の芯が残って硬い」と炊き直しを。
桶に盛られたご飯をつまむと全然問題ない。
「これでいいよ〜」ともらっていきました。
いっぱいご飯が余ったので・・・
おにぎりを握らせてもらって朝ごはん用にしました。
ごはんが硬いことをすごく気に病んでいましたが・・・
こちらは早く食べたい。
下手にご飯を頼まずに「素泊まり」にする方が自分たちのペースで出来ます。
「きちんとできないから、お金もらおうとも思っていない」
と言った言葉も漏らしていました。
でも、小屋を維持するだけでも大変ですからねぇ。
アップで撮れていませんが・・・
屋外のテーブルは小屋の前のみ。
中央に大き目が1つと両脇に2つの計3つ。
でも西側のテーブルはベンチが片側のみ。
7名の団体さんとこちらの4名でいっぱいいっぱい。
っで、中央のテーブルは腐食が激しく力をかけたら傾きました。
その辺の石でとりあえずの補強をしましたが、いつまでもつやら・・・
素泊まり推奨ですが、調理スペースは乏しいです。。。
修理してくれるボランティアが必要ですね。
部屋は基本的に個室の間取り。
私たち4人が泊まったのが8畳くらいだったかな。
7名さんの部屋はもう少し広そうだったけど、ほかに利用がなかったので二部屋にしてもらっていました。
廊下には微妙な段差があるので足元注意。
几帳面な性格のおばあさんなので、掃除は綺麗にされています。
もう少しルーズにした方が楽だろうになぁと思ってしまう。
水場は小屋の東側の橋を渡った所に。
トイレは反対の西側に。
綺麗にされていますが、トレペはありません。
お忘れなく。
トイレの前にも水場がありますが・・・
水質的にどうなんでしょう?
テントを張られる方は小屋の東側へ。
基本的に幕営地ではありません。
無料で張れますが、ヒュッテにお声掛けを。
水場の奥には第一通洞があります。
角石原自体が上部鉄道の駅舎のあった所。
当時の写真から、一面の禿山だったのが分かります。
別子銅山は住友が元禄3年(1690年)に発見し、ここが巨大財閥となる礎になったそう。
そして閉山後は植林に努めたので、当時の禿山の面影はありません。
住友林業もここから育ったのね。
小屋の裏斜面のヒカゲツツジは見事でした。
また、北側の見晴らしが良く、新居浜の街や、霞んでいなければしまなみ海道も見えます。
御主人を亡くした後も小屋に住み続けるおばあさん。
「山が好き」「自然が好き」「ここが好き」と言っていました。
たしか86才と言ってたような?
まだまだかくしゃくとしていますが・・・
お年がお年なのでいつまで続けられますでしょうか。
なくなると寂しいですね。
山行レポートはこちら↓
1日目(ツナクリ山)
2日目(西赤石山)
登山ランキング
「要予約」と書いているのに連絡先が載ってなかったり。
2019年5月現在の情報としては・・・
ヒュッテはおばあさんが一人で「暮らして」います。
小屋に電話はありません。
電気もありません。
どうしても必要であれば発電機を動かしてくれるようですが・・・
基本的に日没とともに消灯です。
予約は息子さんの携帯へ(伊藤峰夫さん:080-8907-5748)
予約を聞いた息子さんがメモを持って小屋のおばあさんへ届けに来るそうです。
息子さんが手伝いに来るときには食事も出来るようですが・・・
おばあさんだけの時は「おかずは無理!」
1泊と朝・夕の白ごはん付きで4000円でした。
普通の素泊まりより安い。
真面目で完璧主義な性格のようで・・・
晩ご飯の時に、ご飯がいつ炊けるかなぁと様子を見に行くと・・・
「お米の芯が残って硬い」と炊き直しを。
桶に盛られたご飯をつまむと全然問題ない。
「これでいいよ〜」ともらっていきました。
いっぱいご飯が余ったので・・・
おにぎりを握らせてもらって朝ごはん用にしました。
ごはんが硬いことをすごく気に病んでいましたが・・・
こちらは早く食べたい。
下手にご飯を頼まずに「素泊まり」にする方が自分たちのペースで出来ます。
「きちんとできないから、お金もらおうとも思っていない」
と言った言葉も漏らしていました。
でも、小屋を維持するだけでも大変ですからねぇ。
アップで撮れていませんが・・・
屋外のテーブルは小屋の前のみ。
中央に大き目が1つと両脇に2つの計3つ。
でも西側のテーブルはベンチが片側のみ。
7名の団体さんとこちらの4名でいっぱいいっぱい。
っで、中央のテーブルは腐食が激しく力をかけたら傾きました。
その辺の石でとりあえずの補強をしましたが、いつまでもつやら・・・
素泊まり推奨ですが、調理スペースは乏しいです。。。
修理してくれるボランティアが必要ですね。
部屋は基本的に個室の間取り。
私たち4人が泊まったのが8畳くらいだったかな。
7名さんの部屋はもう少し広そうだったけど、ほかに利用がなかったので二部屋にしてもらっていました。
廊下には微妙な段差があるので足元注意。
几帳面な性格のおばあさんなので、掃除は綺麗にされています。
もう少しルーズにした方が楽だろうになぁと思ってしまう。
水場は小屋の東側の橋を渡った所に。
トイレは反対の西側に。
綺麗にされていますが、トレペはありません。
お忘れなく。
トイレの前にも水場がありますが・・・
水質的にどうなんでしょう?
テントを張られる方は小屋の東側へ。
基本的に幕営地ではありません。
無料で張れますが、ヒュッテにお声掛けを。
水場の奥には第一通洞があります。
角石原自体が上部鉄道の駅舎のあった所。
当時の写真から、一面の禿山だったのが分かります。
別子銅山は住友が元禄3年(1690年)に発見し、ここが巨大財閥となる礎になったそう。
そして閉山後は植林に努めたので、当時の禿山の面影はありません。
住友林業もここから育ったのね。
小屋の裏斜面のヒカゲツツジは見事でした。
また、北側の見晴らしが良く、新居浜の街や、霞んでいなければしまなみ海道も見えます。
御主人を亡くした後も小屋に住み続けるおばあさん。
「山が好き」「自然が好き」「ここが好き」と言っていました。
たしか86才と言ってたような?
まだまだかくしゃくとしていますが・・・
お年がお年なのでいつまで続けられますでしょうか。
なくなると寂しいですね。
山行レポートはこちら↓
1日目(ツナクリ山)
2日目(西赤石山)
登山ランキング
タグ:山小屋
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小屋の存在は有り難いですよね。
悪天候や非常時は特に。
蝶ヶ岳、残念でしたね。
ガンガンチャレンジするnaoさんのバイタリティは凄いと思います。
いつか是非行ってみたいです。
本当に、小屋はあるだけでありがたい。心強い。もっと気を抜いて
できるだけ長く、営業して頂きたいですね。
しかし、いいお天気だ。羨ましい。