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福井ケンシロウ
1978年生まれ、岐阜県在住です。コミュニケーションや同時並行作業をすることが苦手な性格です。これまで苦節に満ちた人生でした。浪人、留年、借金苦、詐欺・通り魔被害、ブラック企業就職、早期離職、ニート、転職先でパワハラ被害、うつ病で休職・・人生に失望し続けました。しかし、2018年40歳の年に大企業への転職を果たし、ようやく自分の居場所を見つけることができました。
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2022年05月08日

浪人はつらいよ〜2浪したけど結局編〜

2浪目も結局、ゲーセンの誘惑に負ける毎日でした。

60万円もの大金をつぎ込んだ予備校にはあまり通わず、

ゲーセンに行くか、代ゼミの自習室に行くかの毎日でした。

お金を払った予備校に通わず、わざわざ代ゼミに行ったのは、

代ゼミにはかわいい子が沢山いたからという理由もあります。


そのうち、予備校から自宅に電話がかかってきました。

「息子さんが最近来ていない」と。

親には、代ゼミの自習室で勉強している旨の言い訳をしました。

実際は、ゲーセンに通っている日もあったのですが・・


こんな調子でしたので、2浪してもセンター試験は600点を超すのがやっとでした。

2次試験は1浪目と同じ神戸大を受験することにしました。

英語の出来が6割くらい、数学と理科に至ってはほとんど白紙でした。

過去問対策は何もしていなかったのです。

2022年05月04日

浪人はつらいよ〜予備校に本格的に通う編〜

結局、1浪ではセンター試験に失敗し

京大は受験する資格も与えられませんでした。

神戸大を受験しましたが、あえなく不合格。


この結果を踏まえ、反省しました。

宅浪では、自分の意思が弱いので勉強はできない。

そこで、代ゼミのような大手の予備校でなく

地元密着型の予備校の受験クラスに申し込み、

毎日講義を受けることにしました。


4,5月は講義に毎日出席しました。

自分より1歳下の人たちと講義を受けるのは

人生初めての経験でした。

友だちもできました。

しかし、6月になると・・

日本代表が初出場するサッカーW杯フランス大会が迫り、

昼休みの話題はもっぱら、どの国が優勝するか?でした。


私が2浪目に通っていた予備校は、東北一の繁華街・国分町の近くでした。

徒歩10分くらいでゲーセンがありました。

サッカー談義で盛り上がり、自分たちもゲームで対戦しようという話になりました。

こうして新しい予備校の友人たちともサッカーゲームをするようになったのです・・

2022年05月02日

浪人はつらいよ〜ゲーセンから抜け出せない編〜

サッカーゲームのコツをつかみ

多くの対戦者と互角あるいは勝てるようになり

どんどん楽しくなってきました。

受験勉強と違って、ゲームは成果が出やすく

勝った時の喜びがひとしおでした。


いつの間にか、こんな日課ができていました。

朝早くに予備校の自習室に行き、

机に荷物を置いて場所取りをする。

英単語帳で1時間ほど勉強する。

9時に開店するゲーセンに行く。

夕方までゲーセンで遊び、自習室に帰る。

ゲームで疲れ切った頭で、数学の積分の問題を解く。


こんな状態でしたので、1浪にも関わらず

センター試験前の時点までに勉強し終わった分野は

英単語と、数学の二次関数と積分くらいでした。

残りの数学はほとんど取り組めず、

物理や化学は手つかずのままでした。


そのため、1浪でのセンター試験は505点でした。。。

2022年04月02日

浪人はつらいよ〜ゲーセンにハマる編〜

ゲーセンに誘ったメンバーに紹介されたゲーム機は

「バーチャストライカー」というものでした。

対戦型のサッカーゲームで、1ゲーム100円。

もちろん、勝ち続ければいくらでも試合ができます。

お金を投入したら、好きな国籍を選びます。

イングランド、イタリア、フランス、ブラジル、日本、サウジアラビア・・

国によって戦力差があります。

やはり欧州や南米勢が強いです。

私は負けた時の言い訳がしやすいよう韓国を選びました。


最初は不慣れなため、操作がおぼつかなく負けが込みます。

しかし、だんだん経験を重ねるうちに、コツをつかんできました。

相手をドリブルでかわしてセンタリングを上げ、ヘッドで合わせればゴールしやすいこと。

ロングシュートにカーブをかけることができること、そうすればキーパーが止められないこと。

ゲーセンに通い始めて何日かするうちに、だんだん勝てるようになってきたのです。








浪人はつらいよ〜ゲーセンに誘われる編〜

日本代表がW杯初出場を決めた1997年11月。

私が(時々)利用していた予備校がある仙台駅東口には、

ラオックスという大きな家電量販店と、ゲーセンがありました。


喫煙所で仲良くなった浪人落ちこぼれ組とは、

サッカー談義で盛り上がるわけです。

当時は国中がそんな雰囲気でした。










本大会はどこの国と当たるのか?

ブラジルと当たって日本が勝ったらすごいことになるぞ!など。


そんな折、その中の一人が、

「最近ゲーセンで面白いサッカーゲームを見つけた。

一緒にやってみないか?」

と誘ってきました。

タバコ吸ってばかりだと健康に悪いので、

軽い気持ちで、予備校のすぐ近くにあるゲーセンに一緒に行くことにしました。

浪人はつらいよ〜W杯アジア最終予選編〜

浪人したものの勉強がはかどらず、やる気をすっかり無くしていました。

1997年秋のことです。

その頃、サッカー日本代表が

W杯フランス大会の出場を賭けたアジア最終予選に臨んでいました。


私はその4年前、ラストプレーさえ凌げばW杯初出場が決まった

「ドーハの悲劇」を知る世代です。

アジア最終予選の苦しさは痛いほど分かります。


フランス大会のアジアの出場枠は3.5。

最終予選は2グループに分かれ、日本は韓国と同グループでした。

ホームアンドアウェー方式の総当たり戦。

日本は序盤、ホームで韓国に敗れ、格下のウズベキスタンに引き分けという

苦しい戦いを強いられました。

監督が更迭という混乱も生じました。

しかし、アウェーの韓国戦で日本は2-0で快勝!

そしてホームのカザフスタン戦でも快勝し、

韓国についで2位に滑り込んだのです。

これで本大会出場!ではなく・・

別グループの2位となったイランと一騎打ちし、

これに勝ちようやくW杯初出場が決まったのでした。

1997年11月16日、これが後世に語り継がれる「ジョホールバルの歓喜」です。


来る受験に絶望感しかない中、

このニュースは私にとって唯一の希望でした。









浪人はつらいよ〜再び勉強に取りかかるが・・編〜

前回のいきさつでバイトを辞めることになりました(当然ですが)。

仕方なく、、いや浪人の身なので当然ですが、机に向かうことにしました。

しかし、机の上は相変わらず手つかずのZ会通信教育の問題用紙や、

中身がさっぱり分からない問題集が山積みになっています。

「ああ、あのままバレなければ風俗行けたのになあ・・

どんなお姉さんとできたのかなあ・・」

と頭の中は悶々とするばかりでした。

そして、一向に勉強する気がせず、ベッドの上で一日ゴロゴロ・・


気分を変えて仙台駅前の予備校の自習室に行くものの、

浪人生活の脱落メンバーに誘われ喫煙所に入り浸ってしまいます。

秋になっても全然勉強は進んでいませんでした。








浪人はつらいよ〜親に内緒でやっていたバイト発覚編〜

ある日、母から「電話よ」と呼ばれました。

電話に出るとバイト先の先輩からでした。

「お前の親から何者だ?と聞かれたよ。ところで風俗行かないか?」

さすがに浪人の身であり、そのお誘いは断りました。

電話を切ると、母が声をかけてきました。

「なに、バイトしてるの?」

「え?なんで??」

と私が母に尋ねると、

「福井君のバイト先の者です、と話してたわよ」

と母が怒りをこらえながら言いました。

「うん、ごめん・・」

と謝るしかありませんでした。

浪人はつらいよ〜親に内緒で編〜

バイトは中学の旧友の先輩たち3人(全員元ヤン)が経営する清掃業の会社に登録し、

仙台市内のオフィスビル内の床を、ポリッシャーで磨く作業でした。

先輩たちは、作業の合間に、未成年の私にいろいろと悪いことをススメてくるのです。

タバコを渡され「コレ吸いなよ」とススメてきました。

HOPEという非常にキツいタバコです。

先輩の迫力に負け、いやいや吸いました。

すぐに気分が悪くなり、トイレにこもり嘔吐しました。

その他、風俗にしきりに誘ってきます。

「オマエまだ童貞なんだろ。早く捨てようぜ」と。

親にはこのバイトのことを内緒にしていたので、

予備校に毎日通っているものだと当然思い込んでいます。

母に作ってもらった弁当を、バイト先で食べていました・・

今、振り返っても、申し訳ない気持ちになります。









浪人はつらいよ〜旧友からの電話編〜

浪人しても受験勉強が遅々として進まないそんなある日、

中学時代の旧友から電話がありました。

「いま何しているの?ヒマなら一緒にバイトしないか?」

聞くと、ビル清掃のバイトで、時給は1,000円。

体力は必要なく、一日で5,000円くらいもらえるとのこと。

まあ、1回くらいならということで、親に内緒でバイトに行ってみることにしたのです。