月収わずか15万円のために、朝6時半に自宅を出て、
深夜0時過ぎに帰宅する毎日でした。
当時勤めていた光〇信は、交通費を全額は出してくれません。
当時、千葉市から池袋まで通勤していた私は、
月に1万数千円は自己負担して通勤定期を購入していたのです。
薄給な上に交通費も一部とはいえ自己負担なんて、まさにブラック企業ですよね。
当時、朝の京葉線には、蘇我を出ると東京駅までノンストップの通勤快速が存在し、
私はこれに乗って毎朝通勤していました。
停車駅が少なく速いから便利かと思っていたのですが・・・
これがとにかく混みます。激混みなんです。
東京駅までの所要時間が短いので、通勤客が殺到するのです。
もうすし詰め状態でした。
連日の激務で睡眠不足の私には、これが過酷でして・・。
始発駅から乗らない限り座席に座れませんので、
ずっと立ちっぱなしです。
ノンストップ区間で気分が悪くなっても、途中で降りることができません。
当たり前のことですが。
ある日、そのノンストップ区間で気分が悪くなり、吐き気がしてきました。
今すぐ戻したくなるほどの・・
しかし、すし詰め電車で身動きが取れません。
網棚に乗せた通勤かばんを取って、ドア付近に何とか移動しようとしたのですが・・
網棚に手を伸ばしても、かばんが取れないのです。
視界が狭まって遠近感が狂ってしまったようです。
何回もトライしても、かばんに手が届きません。
そしてそれからの記憶が残っておらず、気が付いたときは
かばんを抱えてドア付近でうずくまっていたのです。
今思うと、貧血状態になって一瞬気を失っていたのかもしれませんね。
そのうちに気分が落ち着いてきました。
こうして電車の中でゲロをするという
人生最悪の事態を回避することができました。
いやあ、それにしても首都圏の通勤ラッシュは過酷でした・・・
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