2024年04月07日
公共バスへの投石事件3件発生 キューバ・ハバナ
Cubadebate、2024年4月7日、ハバナ県運輸公社
昨日(4月6日)、公共バスに対する投石事件3件の発生が報告されている。
パラティーノ駅のルートA27を運行していたバス9002番。「26・イ・プエンテス・グランデス」のバス停にいたとき、口論が始まり、一人の通行人が前方ドアから投石し、運転手席の窓ガラスが割れた。
グアナボ駅のルートA62を運行していたバス8456番。「ビルヘン・デル・カミノ」のバス停に止まっていたとき、運転手への大量の投石と攻撃があり、加害者は全員逃走した。
リサ駅のルート55を運行していたバス5500番。23番通りを通過していたとき、214番通りとの交差点で投石に遭い、乗客席の窓枠が破壊された。犯人たちは逃走した。
このような行為は拒絶されるべきであり、国民の生活やわれわれのサービスの向上に対する陰謀を企てるものである。よって、これらをはげしく非難する。
Empresa Provincial de Transporte de La Habana informa sobre hechos vandálicos contra ómnibus
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/04/07/la-empresa-provincial-de-transporte-de-la-habana-informa-sobre-hechos-vandalicos-por-apedreamientos-a-omnibus/
2024年04月06日
エア・チャイナ 5月よりキューバでの運航開始
Cubadebate、4月6日、Prensa Latina
航空会社エア・チャイナ(中国国際航空)が今年5月からキューバでの運航を開始する、ときょう(4月6日)公式筋が伝えた。
クバーナ航空のジョエル・ベルトラン・アルチェル・サントス社長は、キューバ運輸物流国際フェアに参加したエア・チャイナ経営陣との土曜日(4月6日)の会合のあと、発表をおこなった。
クバーナ航空の社長および幹部たちは、エア・チャイナ代表団と幅広い一致を見た。同社はSNSの公式アカウントに詳細を掲載した。
キューバ運輸省のエドゥアルド・ロドリーゲス大臣は、第二回運輸ロジスティック国際フェア(FITL2024)開幕時に、同フェアは運輸業の持続可能な成長回復を促進することを目指している、と述べた。このフェアは、4月3日から5日にかけて、ハバナのPabexpoフェア会場で開催された。
FITL2024には、キューバ内外の120の出展団体と、600人を超える運輸業界の専門家が参加した。
Air China iniciará operaciones en Cuba en mayo próximo
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/04/06/air-china-iniciara-operaciones-en-cuba-en-mayo-proximo/
アルフレド・デスパイネ独占インタビュー 家族と300本塁打がモチベーション
アルフレド・デスパイネ
Cuba Si、2024年4月6日、John Vila Acosta記者(ACN)
子どもたちの成長を見ること、残りの家族・母親・祖父と過ごすこと、そしてキューバでの300本塁打を目指すこと、これらがキューバ野球史上もっとも偉大な選手の一人とされるアルフレド・デスパイネ・ロドリーゲスにとって、キューバの野球場でいま野球をプレーするモチベーションとなっている。
「キューバニュース通信社」(ACN)との独占インタビューの中で、キューバ野球史上3位の本塁打率(13.5)を誇る強打者デスパイネは、日本野球でのほぼ10年間を経てグランマチームとの日々の試合に復帰してとても気分が良い、と告白した。
「ここではチームのキャプテンという私の立場にふさわしい行動をするよう努めており、そのために、特に若い選手たちとよく会話し、重要な懸念事項が生じたら首脳陣に伝えている」、と「カバージョ・デ・ロス・カバージョス」というニックネームを持つデスパイネは、ビクトリア・ヒロン球場でおこなわれた試合後に話した。
デスパイネ・ロドリーゲスは、「国内リーグ4度制覇のグランマチームとフルシーズンプレーし、そのあとは、11月のプレミア12に出場することに集中する」、と語った。この大会は、キューバのファンにとってうれしい驚きとなるであろう。
「われわれは手ごわい闘いができるし、大会に勝つことさえ可能だと思う。キューバチームはとてもよい状態だし、それはWBCで証明済みであり、すべては大会により良い形で立ち向かうためにわれわれが招集できる選手たち次第だろう」、とキューバ国内リーグで通算271本塁打を積み上げている37歳の選手デスパイネは述べた。
この頑丈な強打者デスパイネは、海外リーグでの在籍のあいだ、メキシカンリーグでの2シーズンで13本塁打、日本の2チームとの10シーズンで184本塁打を記録し、合計の通算本塁打数は468本という巨大な数字に達しており、サンティアゴ・デ・クーバ出身のこの選手が自身の目標を最終的に達成すればこの数字はさらに伸びうる。
「まずは300本塁打を達成したいが、健康と好運が私にあれば、キューバリーグでの通算400本にさえトライできるだろう」、と2012年4月以降シーズン最多本塁打36本の記録保持者でもあるデスパイネは明言した。
キューバTV アルフレド・デスパイネインタビュー(2024年4月19日)*開始時間設定済み
La familia y los 300 jonrones en Cuba, motivaciones de Despaigne
https://cubasi.cu/es/noticia/la-familia-y-los-300-jonrones-en-cuba-motivaciones-de-despaigne
キューバ作家芸術家連合 民主党上院議員ゴードン・ジョンソン率いる米国代表団と会談
Radio Habana Cuba、2024年4月6日、Prensa Latina
ハバナでの報道によると、キューバ作家芸術家連合(UNEAC)のメンバーたちは、民主党の上院議員ゴードン・ジョンソン率いる米国代表団を迎え、対話した。
芸術家と作家たちは昨日(4月5日)、訪問者たちを迎え入れ、ワシントンがキューバに対して数十年にわたって課している経済金融商業封鎖がいかにキューバ文化とそのクリエイターたちや、両国民を結び付けている豊か文化的伝統に影響を与えているか説明した、と同連合がフェイスブック公式アカウントで発表した。
代表団のメンバーたちは、キューバ国家の歴史や、人種的偏見や差別に対する闘争、および芸術や大学の教育プログラムについて関心を示した。
また、キューバが(米国の手によって)テロ支援国家リストに含められていることによって生じている障害について認識した。
Delegación de EEUU visitó la sede de los intelectuales cubanos
https://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/351504-delegacion-de-eeuu-visito-la-sede-de-los-intelectuales-cubanos
2024年04月05日
キューバ共産党ハバナ第一書記にリバン・イスキエルド・アロンソを任命
党ハバナ県委員会第一書記リバン・イスキエルド・アロンソ
Radio Habana Cuba、4月5日、Prensa Latina
キューバ共産党(PCC)のハバナ県委員会総会はきょう金曜日(4月5日)、ルイス・アントニオ・トーレス・イリーバルを第一書記の責務から刷新のため解任することで合意し、リバン・イスキエルド・アロンソを任命した。
同総会は、ミゲル・ディアスカネル共和国大統領によって主宰され、党中央委員会のロベルト・モラレス・オヘダ組織書記も出席した。
今回の決定は、PCC政治局の要請によるものであった。同組織は、公式ホームページにおいて、シエゴ・デ・アビラ(キューバ中部)の党県委員会第一書記を務めていたイスキエルド・アロンソは、現在56歳で、体育学の学位と、企業管理の修士号を持つ、と説明した。
また、アロンソは、PCC中央委員会メンバーであり、人民権力全国議会(国会)議員である。
政治幹部として35年のキャリアを持ち、革命防衛委員会や党でのさまざまな責務を経てきた。
マタンサス(キューバ西部)とシエゴ・デ・アビラでの党県委員会第一書記としての任務では、同組織の取り組みや、両地域での経済社会プログラムでの前進を達成した。
発表によると、トーレス・イバラは新たな任務を任される予定である。同総会への出席者は5年以上にわたる党ハバナ県委員会でのイバラの奉仕と献身を評価した。
キューバTV(2024年4月5日)
Eligen nuevo secretario del Partido Comunista de Cuba en La Habana
https://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/351480-eligen-nuevo-secretario-del-partido-comunista-de-cuba-en-la-habana
2024年04月01日
ビジャ・クララのエリオ・アルバレス キューバ野球史上初のリーグ初打席ランニングホームラン
サンタクララのアウグスト・セサル・サンディーノ球場
Radio Habana Cuba、2024年3月31日、Prensa Latina
ビジャ・クララのエリオ・アルバレス選手がサンタ・クララで、リーグ初打席ランニングホームランという63期にわたるキューバ野球リーグ史上初の快挙を成し遂げた。
アルバレスは、リーグ初打席本塁打を達成したキューバ野球史上12人目の選手となったが、そのうちランニングホームランで達成したのはほかに誰もいなかった。傑出した統計家ベニグノ・ダキンタの資料による。
この本塁打は、3回の走者二塁の場面で放たれ、マタンサスとのサブシリーズで3連敗していたビジャ・クララの初勝利に貢献した。
キューバ野球リーグの自身初打席で本塁打を放った12選手のうち、3人は代打によるもので、4人はオルギンチームの選手だった。
本塁打で打撃デビューを飾った最初の選手はラミロ・レイバ(オルギン)で、1979年12月23日のグアンタナモ戦だった。そのあと、エドゥアルド・ヒメネス(シエゴ・デ・アビラ、1982年12月19日)、アリエル・ガルシア(フォレスタレス、1991年11月7日、代打による1人目)、ミゲル・ペレス(オルギン、1994年12月15日、投手としての3シーズン後)が続いた。
さらに初打席を本塁打で祝ったのは、アンドレス・デ・ラ・クルース(グアンタナモ、2004年12月2日)、オスバルド・バスケス(シエゴ・デ・アビラ、2008年12月17日)、ダビド・レメディオス(インドゥストゥリアレス、2008年12月21日)、マイケル・セラーノ(ピナール・デル・リオ、2014年12月21日)、ホルヘ・ルイス・ペニャ(オルギン、2015年9月1日)、ビクトル・ラブラダ(インドゥストゥリアレス、2018年8月12日)、ビクトル・パス(オルギン、2022年2月3日)がいた。
土曜日(3月30日)はこのほか、シエゴ・デ・アビラがサンクティ・スピリトゥスに4対3、ピナール・デル・リオがサンティアゴ・デ・クーバに9対3で勝利し、マヤベケがインドゥストゥリアレスに17対0でコールド勝ち、シエンフエゴスはアルテミサに4対3、カマグエイはグランマに6対5でサヨナラ勝ち、オルギンはグアンタナモを15対10で破った。
ビジャ・クララ対マタンサス(2024年3月30日)*アルバレスの打席に開始時間設定済み
Hecho inédito marca jornada sabatina en temporada cubana de béisbol
https://www.radiohc.cu/noticias/deportes/351007-hecho-inedito-marca-jornada-sabatina-en-temporada-cubana-de-beisbol
ウィリアム・サアベードラ 週間MVP獲得 キューバ野球リーグ第4節
ウィリアム・サアベードラ(ピナール・デル・リオ)
JIT、2024年4月1日、José Luis López Sado記者
ウィリアム・サアベードラ一塁手(ピナール・デル・リオ)とエディエル・ポンセ投手(シエゴ・デ・アビラ)が第63期キューバ野球リーグの先週第四節のMVPに選ばれた。リーグは明日火曜日(4月2日)から第五節のサブシリーズが始まる。
このMVPの発表はきょう(4月1日)、ラティーノアメリカーノ球場アドルフォ・ルケ・サロンでの、キューバ野球コミッション(CNB)の幹部の、専門記者との恒例記者会見において発表された。サアベードラとポンセは、一般・記者・CNBからの投票を受けた。
この会見では、サント・ドミンゴでのU15パンアメリカン野球選手権2024におけるキューバ代表チームの低調なパフォーマンスについても討議された。キューバ代表チームは同大会、メダル争いや、次回ワールドカップ出場権争いからも脱落した。
CNBのU15担当責任者エリベルト・コルベアは、このパフォーマンスに対する全員の不満に言及した。キューバ代表チームは打率.328、防御率5.14、守備率は.953だった。
今回の結果の基本的要因は、守備の失策、戦略的行動の不履行、集中力の欠如である、とコルベアは説明した。
コルベアは、今回の結果を改善するためにCNBは、EIDEや国内リーグにおける訓練プロセスをいかに改善していくか、またいかに若い選手たちに一層集中し、リーグや国際大会のスケジュールを遵守していくか、分析している、と説明した。
またわれわれは才能を可視化するための環境をつくり、国外流出を避けるために生活環境を改善しなければならない、とコルベアは述べた。
この会見では、首位シエゴ・デ・アビラとインドゥストゥリアレスとの次回サブシリーズは、セロ・コロシアム(ラティーノアメリカーノ球場)で、午後6時30分から行われることが発表された。
ピナール・デル・リオ対サンティアゴ・デ・クーバ(2024年3月30日)*サアベードラこの日2本目の本塁打
Los mejores en Serie de Beisbol y una mirada al sub-15...
https://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=761733
ビジャ・クララ 森林地域での火災鎮圧 家屋の住人は無事保護
Cubadebate、2024年4月1日、CMHW
日曜日(3月31日)の夜半ごろ、サンタクララ市からおよそ5kmのところにあるホテル「ロス・カネジェス」と「観光研修センター(FORMATUR)」近くの森林地域で火災が発生し、消防士と森林警備隊の合同部隊が火を消し止めた。
現地ラジオ局CMHWの報道によると、現場には党第一書記オスナイ・ミゲル・コリーナ・ロドリーゲスをはじめ、ミラクシ・ヤネト・サンチェス・アルマス副知事ら同県の主要当局者のほか、レグラ・ダヤミー・アルメンテロス観光省県代表や、電気公社、消防隊、森林警備隊の幹部たちがかけつけた。
ビジャ・クララ県政は、フェイスブックの公式アカウントで、火災地域には居住家屋が1件だけあったが、その住人たちは完全かつ安全に保護された、と述べた。
この火災により、電流が回路170と171から除去されたが、火災鎮圧後に復旧した。
火災原因は調査中である。
Controlado incendio en las cercanías del hotel Los Caneyes, en Villa Clara
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/04/01/controlado-incendio-en-las-cercanias-del-hotel-los-caneyes-en-villa-clara/