2019年10月28日
キューバで外貨での製品販売始まる ハバナとサンティアゴ・デ・クーバ
Trabajadores、2019年10月28日、ACN
自由兌換通貨(MLC)での販売がきょう月曜日(10月28日)ハバナで始まり、多くの人びとが夜明け前から各店舗にかけつけた、とキューバニュース通信社(ACN)が報じている。
べダードの23yCに位置するショップ「SASA」の客、サンドル・パチェコさんはACNの取材に対し、ここにいる客の大半のお目当ては電動バイクで、これまでの値段は700cucくらいだったが、今回550MLCで買うことができる、と説明した。
手続きは少し長くかかっているが、どんなことでも最初はいつもそんなもんだし、客の数もかなり多いし、でもその甲斐はある、と話した。
今朝、自分のバイクに必要だった部品を手に入れることができたというオマール・ガルシアさんにとって、店内での手続きはとても速く有能で、1日のうちに1か所で欲しかったものが見つかった。
きょう月曜日に同じくサービスを始めたもう一か所はプラヤ市のアベニーダ41にある店だった。そこでラモン・ソーサさんのお目当ては冷凍庫だった。価格が手ごろだから、と彼は言った。
行列はあったが、みんな整然としており、開店前に店員が情報を提供もしてくれた。カードの入手は簡単で、申請しに銀行に行き、お金を入金するだけだった、とソーサさんは話した。
ミゲル・ロマン・バスケスさんは、ハバナの場合、ピナール・デル・リオからマタンサスに至る客も対象としているので、混雑を避けるために、販売拠点をもっと増やさなければならないだろう、と意見した。
これはすぐれた選択肢だ、なぜならパナマなどの国からの輸入で多くのお金が失われていたからだ、これはとても重要で、キューバに外貨が残ることになる。これらの機器の販売は多くの人びと、とりわけ自営業者の人たちの助けになるだろう、とバスケスさんは語った。
今回の新たな対応を始めたもう一か所のお店ガレリアス・パセオで、客のレネー・エスポシートさんは、行列は少しだけ長く、それは人びとがお目当てのものが売り切れるのを心配しているからで、それで初日はとても混雑している、と考えを述べた。
自分の場合は冷凍庫が必要で、料金を比較するとよい選択肢であると思う。その証左が人々がここで初日に購入しているということだ、とエスポシートさんは話した。
フォクサで購入することを決めたオダリス・ミランダさんは、これはすぐれた選択肢であり、とても早くから電話する必要はあったが、お店の人たちはとても注意深く対応してくれた、と考えている。
CIMEX経営陣から記者団に提供された情報によると、MLCでの購入は、磁気カードを通じておこなわれ、データ通信による良好な接続の維持が確保されており、それが売買手続きを保証している。
将来には、全国にこの種の店舗が77か所設けられるが、初期段階では13か所を予定しており、そのうち8か所が電化製品・家電製品向け、5か所が自動車関連製品向けであり、首都ハバナに12店舗、サンティアゴ・デ・クーバに1店舗で、この後者もすでに販売を始めた。
キューバTV サービス始まる(2019年10月28日)
キューバTV サービス開始前の説明(2019年10月26日)
Comenzó en La Habana venta de productos en moneda convertible (+Fotos)
http://www.trabajadores.cu/20191028/comenzo-en-la-habana-venta-de-productos-en-moneda-convertible/
キューバ代表 台湾アマチュアチームとの強化試合初戦に勝利 4投手継投策を採用
JIT、2019年10月28日、Roberto Ramírez記者
キューバ野球代表チームはきょう(10月28日)、プレミア12に向けた台北市での中華台北アマチュアチームとの強化試合の初戦で、4対1で勝利した。
同市に到着してわずか2日後のキューバチームは時差の悪影響も乗り越え、ウィリアム・サアベードラ、ヨエルキス・ギベルト、アレクサンデル・アヤラはそれぞれ2本の安打を放った。
チームが放った3本の二塁打のうちの1本を放ったセサル・プリエトがその一打で2打点をあげ、サアベードラとパベル・ケサダは残りの二塁打を放ち、1点ずつをあげた。
「打撃陣のタイムリーな打撃が積極的な要素だった。与えた四球が一つだけというのも良かった。というのもわれわれは適応の論理的非調和に直面しているから」、とミゲル・ボロート監督はチームが10安打を放った試合後に語った。
「今回はわれわれがここに来てまだ2日目であり、選手たち一人ひとりの気構えと関心を際立たせる必要がある」、とボロート監督は話した。「彼らにはモチベーションがあり、ベンチでは、やればできる、という声が繰り返し聞こえた」。
スター選手によってではなく、そのときどきで必要な選手たちのローテーションで勝つというコンセプトにこだわって、抑えを含む4人の投手の基本体制は維持される、とボロート監督は語った。
「そのため、抑えの役割にボールを渡すまでに、3イニングごと、あるいは45球ごとに一人の投手を起用するという戦略を適用する」、とボロート監督は説明した。
ブラディミール・ガルシアは最初の3イニングを投げ、2安打無四球、2三振、無得点という働きを見せた。
しかし勝利投手の権利は、次の3イニングを3安打3三振で地元チームを無得点に抑えたヨウシマル・コウシンが得た。
中華台北の唯一の得点はヨアンニ・ジェラからで、ジェラは2イニングで4安打、4三振だった。
キューバのもう一人の投手はアンディ・ロドリゲスだった。94マイルのリズムでわずか1安打で試合を締め、セーブを獲得した。
地元チーム中華台北も10安打を放ち、7人の投手を起用した。 先発のYi-Chengは2点を献上し敗戦投手となった。
明日火曜日は両チームの第二戦がおこなわれ、水曜日と木曜日にキューバは中華台北のプロリーグチームと対戦する。
キューバチーム個人成績
ロエル・サントス(中堅)5-1
エリスベル・アルエバルエナ (指名打者) 4-0、 1四球
アレクサンデル・アヤラ (遊撃) 4-2
パベル・ケサダ (三塁): 4-1、二塁打1本、1打点
フレデリク・セペダ (左翼) 4-0
ウィリアム・サアベードラ (一塁): 4-2、二塁打1本、1打点
ヨスバニ・アラルコン (捕手) 3-0
ヨエルキス・ギベルト (右翼) 3-2、1犠打
セサル・プリエト (二塁) 2-1、二塁打1本、2打点
ラウル・ゴンサーレス (二塁) 2-1
ユニオル・イバラ (捕手)1四球
投手
ブラディミール・ガルシア: 3回、11人、2安打、2三振
ヨウシマル・コウシン: 3回、13人、3安打、3三振、1四球
ヨアンニ・ジェラ: 2回、9人、4安打、1失点、4三振
アンディ・ロドリゲス: 1回、4人、1安打、1三振
キューバ対中華台北 親善試合第一試合(2019年10月
Cuba vence a amateurs taipeyanos rumbo al Premier 12
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=132271
キューバ 没後60周年のカミーロ・シエンフエゴスを追悼
カミーロ・シエンフエゴス
Radio Habana Cuba、2019年10月28日、PL
キューバはきょう(10月28日)、没後60周年を迎える「ヤグアハイの英雄」カミーロ・シエンフエゴス叛乱軍司令官を追悼する。
キューバ国民から「セニョール・デ・ラ・バングアルディア」としても記憶されるカミーロは1959年10月28日、移動中の飛行機が海に墜落し、命を失った。
その遺体は決して見つからなかった。そのため、キューバ国民は伝統的に海や川でカミーロに花をたむける。
陽気で快活な性格のカミーロは愛国心にあふれた男だった。そのため彼は1956年11月25日、82人の戦闘員とともにグランマ号遠征に加わり、メキシコのトゥスパンから出発した。
1932年2月6日ハバナ生まれのカミーロは、解放戦争が始まると、叛乱軍のもっとも重要な戦士の一人として抜きん出た存在となり、司令官の地位に達する。
1958年8月半ばから10月上旬にかけて、カミーロは侵攻部隊を率い、シエラ・マエストラからキューバ中部地方まで移動し、そこでも作戦を成功させた。
もっとも有名なもののひとつがヤグアハイ集落での作戦であり、その大勝利によって、多くの人びとはカミーロを「ヤグアハイの英雄」と呼ぶようになった。
1959年1月1日の革命勝利以降、同年10月28日に不幸な死が訪れるまで、カミーロ・シエンフエゴスは最も名高い指導者の一人だった。
カミーロ・シエンフエゴス最後の演説 1959年10月26日
カミーロは私のなかに生きている 花をたむける子どもたち
Cuba rinde hoy homenaje al Comandante Camilo Cienfuegos, uno de los grandes en la lucha contra la tiranía
http://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/206023-cuba-rinde-hoy-homenaje-al-comandante-camilo-cienfuegos-uno-de-los-grandes-en-la-lucha-contra-la-tirania