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2017年04月06日

リバン・モイネロとの契約は時間の問題 ソフトバンクの現地スカウトが語る

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リバン・モイネロ、カピタン・サン・ルイス球場で野球の試合を観戦。彼のスカウト、萩原健太氏とともに。

Radio Guamá、2017年4月6日、Pepe Morejón Morejón記者

ピナール・デル・リオ市のカピタン・サン・ルイス球場の午後3時の灼熱は、日本のスカウト萩原健太氏にとてはなんでもないかのように見えた。彼はピナールの投手陣の投球速度を計るスピードガンを手にしていた。

この日本の野球専門家は、スペイン語圏の野球選手との契約のエキスパートである。このことを知らなかった私は、英語で対話しようと試みたところ、それに対して彼は、ネイティブであるかのように流暢なスペイン語で返してきた。

試合が始まっていたので、彼の仕事を尊重するため、私は彼にわれわれのスター、リバン・モイネロとの契約の状況についてのみ質問した。スピードガンからほとんど目を外すことなく彼は私に、それはほとんど時間の問題だ、と認めた。

妻と赤ん坊を伴ったモイネロ自身は、「日本リーグに加入したすべてのキューバ人選手と同じく、はじめはソフトバンク・ホークスの二軍に所属することになるだろう」、と私に伝えてきた。ホークスにはグランマの強打者アルフレド・デスパイネがいる。そのあとのことは彼の成績次第になるだろう。

半ば冗談、半ば本気で、私はこの左腕投手に、「十分注意しなければならないよ。なぜなら日本のトレーニングはとても激しいから、キューバ人の腕や身体の多くはそれに耐え切れていない。」、と話した。

やんちゃ笑顔で彼は私に、そのときのために準備しているんだよ、と答えた。

モイネロにはこの夢に着手するための動機がある。彼の娘ブリアナは健康を享受しており、彼の誠実な妻と父親は、キューバ政府による便宜で建設中である住宅のことを詳しく知ることになる。さらに重要なことは、ある日母親が彼に与えた

彼の父親レオノル・ピータはインタビューで次のように答えていた。「年をとって病院に行ったら長男が付き添ってくれる。次男は自宅で食事を用意してくれる。リバンは私を経済的に養うだろう。なぜなら私は彼らに多くのことを捧げてきたのだから」。

今回、このピナールの土地に忠実なこの息子が決してあきらめず言葉を実行する絶好の機会であることを誰が疑うだろうか。

萩原健太氏は彼だけが理解するであろう日本の文字でメモを続けた。彼はアジア人独特の忍耐力で、すべての試合への集中を維持した。

これらのキューバ人若手選手の何人かにいつかいいニュースが届くだろう。アレクサンデル・ウルキオラの教え子たちの運命に向けて彼らは、すぐれた野球の見本を示し、その試合に勝利した。

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リバン・モイネロ、その妻ブロニアとその子ブリアナ。カピタン・サン・ルイス球場にて。

Moinelo y su scouter en el Estadio “Capitán San Luis”
http://www.rguama.icrt.cu/index.php?option=com_content&view=article&id=8045&catid=11&Itemid=106&lang=es



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2017年04月05日

オスカル・ルイス・コラース好救援 サンティアゴ開幕3連勝 23歳以下リーグ

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オスカル・ルイス・コラースは今季初勝利をあげた

Sierra Maestra、2017年4月5日、Jorge R. Matos記者

23歳以下の第四回キューバ野球国内リーグで、オスカル・ルイス・コラースは3イニングを好投し、サンティアゴ・チームの3連勝をもたらした。チームはリーグ無敗を維持した。

コラースは一番打者でありながら、速球と確かな制球を持つ生来の投手としてのピッチングをマウンドで披露した。サンティアゴ・チームにとって非常に苦しい展開となったこの試合で、3イニングを投げ、1安打、3三振という好投で周囲を唖然とさせた。

サンティアゴはオルギン投手陣の制球不足(4イニングで11四球)をつき、4対0とリードした。先発のフロレンシオ・マレターは5イニングを投げ7安打、6三振、2四球と踏ん張った。

しかしビジターのオルギンはサンティアゴのリリーフ陣に襲いかかり、7回にリカルド・ラモス遊撃手の失策により3点を奪った。また8回にもさらに1点を追加し(同じくラモスの失策による。ラモスはこれで今季4回目の失策)、同点とし、延長に持ち込んだ。

ここで前期王者のサンティアゴのエリベルト・ロサレス監督は、ここまで送り込んだ4人の救援投手がリードを守りきれなかったことによる痛手をやわらげるために、コラースを登板させた。

オルギンの監督も動きをみせ、チームの主力投手であるメラクレス・オリス(開幕戦の敗戦投手)をマウンドに送ったが、一度ならずチームの守備が乱れ(きょうの試合で4失策)、サンティアゴは10回に1点をあげ、相手チームを突き放した。

確かにオルギンの守備の悪さは度を越えている。オルギン守備陣はたった3試合で13失策を喫している。成人リーグ間近の選手たちにしてはひどすぎる。すでに成人リーグでプレーしている選手もいるのにである。

この両チームの対戦はきょう水曜日(4月5日)の午後2時からギジェルモン・モンカダ球場でおこなわれる4戦目をもって終わる。

COLÁS MANTIENE INVICTO A “SANTIAGO”
http://www.sierramaestra.cu/index.php/deportes/13393-colas-mantiene-invicto-a-santiago



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2017年04月04日

カンナム・リーグ幹部がハバナ到着 キューバチームの参加を討議

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JIT、2017年4月4日、Antonio Díaz Susavila記者

今週火曜日(4月4日)、カナダと米国の各都市で活動するカンナム独立リーグの幹部がハバナに到着する。

ケベック・キャピタルズの会長であり、リーグの副会長であるマイケル・ラプランテ率いる訪問団は4月5日と6日、キューバ野球執行部(DNB)やINDERの幹部とともに、リーグへのキューバチームの参加について検討する。

DNBやキューバ野球連盟及びその国際関係部門の専門家との会合では、昨季おこなわれたようなリーグへのキューバ人選手の参加のための契約についても討議される。

今回の新たなテーマとしては、ケベック州ですすめられている青少年リーグでの18歳以下のメンバーの出場がある。

4月7日の午前10時から、ラティーノアメリカーノ球場のアドルフォ・ルケ・サロンにて、記者会見が予定されている。

カンナム・リーグでは昨季、キューバ代表チームの出場とは別に、数名のキューバ人選手が各チームの所属選手としてプレーした。

北米サーキットとして知られているカンナム・リーグは、1936年開始という古い歴史を持っている。現在は、ケベック・キャピタルズ、トロワリヴィエール・エーグルス、ニュージャージー・ジャッカルズ、ロックランド・ボールダーズ、サセックス・カウンティー・マイナーズ、オタワ・チャンピオンズの6球団で構成されている。

昨季はキューバチームのほか、日本の四国アイランドも参加した。

2017年のリーグは5月18日に開幕し、9月17日に終わる。海外からのチームが参加するのは6月8日から29日の予定。

リーグの公式ページによれば、キューバチームの試合日程は以下の通り。

対戦相手、月日(曜日)、時間、球場
対トロワリヴィエール、6月8日(木)7:05PM、Stade Stereo+
対トロワリヴィエール、6月9日(金)7:05PM、Stade Stereo+
対トロワリヴィエール、6月10日(土)7:05PM、Stade Stereo+
対トロワリヴィエール、6月11日(日)1:05PM、Stade Stereo+
対ケベック、6月12日(月)7:05PM、Stade Canac
対ケベック、6月13日(火)7:05PM、Stade Canac
対ケベック、6月14日(水)7:05PM、Stade Canac
対ケベック、6月15日(木)7:05PM、Stade Canac
対オタワ、6月16日(金)、7:05PM、RCGT PARK
対オタワ、6月17日(土)、7:05PM、RCGT PARK
対オタワ、6月18日(日)、1:35PM、RCGT PARK
対サセックスカウンティー、6月19日(月)、7:05PM、Skylands Park
対サセックスカウンティー、6月20日(火)、7:05PM、Skylands Park
対サセックスカウンティー、6月21日(水)、7:05PM、Skylands Park
対ニュージャージー、6月22日(木)、7:05PM、Yogi Berra Stad
対ニュージャージー、6月23日(金)、7:05PM、Yogi Berra Stad
対ニュージャージー、6月24日(土)、6:05PM、Yogi Berra Stad
対ニュージャージー、6月25日(日)、2:05PM、Yogi Berra Stad
対ロックランド、6月27日(火)、6:30PM、Palisades CU
対ロックランド、6月28日(水)、6:30PM、Palisades CU
対ロックランド、6月29日(木)、7:00PM、Palisades CU

LIGA CAN-AM DE BÉISBOL
Llegan hoy a Cuba directivos
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=40439



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2017年03月31日

ビクトル・フィゲオラ監督インタビュー グラシアルとメサは海外リーグへ

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ビクトル・フィゲレオ監督

Radio Reloj、2017年3月31日、NOEL MARTÍNEZ記者

来季のマタンサスは、昨季にチームを構成した12選手がいなくなり、若手選手が主体のチームになる。

マタンサスのビクトル・フィゲオラ監督はACN(キューバニュース通信社)とのインタビューで、「来季マタンサスのユニフォームを着ない選手たちの中には、投手陣ではアドリアン・R・ローサ、ヨアンドリィ・ルイス、ダイロン・ドゥラン、ハビエル・デル・ピーノ、打撃陣ではウィリアム・ルイス、ロベルト・アセア、エドウィン・Y・カバジェーロたちがいる。」、と述べた。

またヨルダニス・サモンは、本人からの申し出により、来季の活動には疑問が残っており、ユリスベル・グラシアルとビクトル・ビクトル・メサについては、海外リーグでの活動が確実視されており、マタンサスの来季の戦力とはみなされていない。

マタンサスは次回の国内リーグに向けて、アニバル・メディーナ、ジェフェルソン・デルガード、ヤディエル・サントーヤ、アリエル・サンチェスといった経験豊かな選手たちと、アリエル・マルティネス、エドゥアルド・ブランコ、フアン・M・マルティネス、フアン・M・バスケスといった若手選手で構成することになる。

マタンサスチームに復帰する選手の中には、昨季はアルテミサでプレーし、すぐれた打撃を披露したヤリエル・ドゥケ一塁手がいる。

ACNとのインタビューのなかでビクトル・フィゲオラ監督は、来季にマタンサスに参加する選手たちのトレーニングは、まずはじめに5月末に投手陣の集中トレーニングが始まり、その数日後からは残りの選手たちも参加する、と発表した。

Matanzas con joven equipo para Serie Nacional de Béisbol
http://www.radioreloj.cu/es/noticias-radio-reloj/deportes/matanzas-joven-equipo-serie-nacional-beisbol/



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2017年03月27日

キューバ対米国の野球対抗戦 7月に米国で開催

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きたる7月2日から7日にかけてキューバ代表と米国代表との野球対抗戦がおこなわれる。

米国サウス・カロライナがこの対抗戦の舞台となり、シャーロット・ナイツとダーラム・ブルズという米国のふたつの野球チームが相手となる。

この毎年恒例の対抗戦は1987年にはじまったが、1996年には米国政府によって一方的に中止された。

しかし2012年に再開され、その年米国は3勝2敗とした。それ以降も5番勝負が続き、ここまで米国の13勝、キューバの12勝となっている。

再開以降、キューバでの開催は2012年、2014年、2016年、米国での開催は2013年、2015年である。

そのなかで最も印象的な結果だったのは2013年と2014年である。2013年は米国の全勝で終わり、翌2014年はキューバが同じく全勝でお返しをした。

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2013年7月23日、米国ダーラム市のブルズ・アスレチック・パーク野球場でのキューバ対米国対抗戦最終戦第五戦におけるプレー

Tope de béisbol entre Cuba y EEUU tendrá lugar del 2 al 7 de julio
http://www.cubadebate.cu/noticias/2017/03/27/tope-de-beisbol-entre-cuba-y-eeuu-tendra-lugar-del-2-al-7-de-julio/#.WNnn_tLhDIU



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ヨスバニ・アラゴンに訊く WBC総括とキューバ代表の今後

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JIT、2017年3月27日、Roberto Ramírez記者

"キューバ国外にいる選手たちのキューバ代表チームへの加入の可能性はどのように見ていますか" 。これが本紙によってなされた質問の一つだ。

第四回WBCは終わったが、16チーム中7位となったキューバの結果は、数多くのファンたちの間でいまだに話題になっている。

そこで本紙はこのスポーツのコミッショナーであるヨスバニ・アラゴンに話を聞いた。アラゴンは、話題となっている多くのテーマを要約した質問に少なからず答えてくれた。

- まずあなたの最初のコメントは何になりますか。

2勝4敗という結果から常に生じる不満は別にして、まず、チームがトレーニングやひとつひとつの試合に立ち向かう準備や規律で際立っていたことを認め、また、自分たちの通常より上のレベルとの対戦から生じる困難さを強調することから始めることは不可欠だ。

- 二次ラウンドに進出したことは目標を達成したことになりますか。

それは第一歩としてわれわれが常に設定している目標だった。それを達成することで重要な何かを得られたと考えている。なぜなら少なくはない要求に応答したということになるからだ。しかしそれは二次ラウンドを事前にあきらめるという話ではなく、グラウンド上で実際示したとおりだ。オランダ戦でこうむったようなひどい結果はあったものの、今大会であのような試合を経験したのはキューバだけではなかったということも確かなことだ。

- 修正する必要があったと認められるのはどういった点ですか。

チームの通算打率は.284を達成したが、得点圏に走者がいるときの適時打に欠けていたことは疑いない。左腕投手に対する対応にも集中が欠けていたし、追い込まれてからの真ん中から外角低目への変化球や落ちる球への対応にも不足が明らかだった。

- 守備率の.965という数字についてはどうですか。

相手の攻撃を無力化するという期待からは遠い低レベルだ。ボールを捕って塁に投げるときの置き換えの遅さに加え、カットのまずさもある。

- 投手陣は防御率5.69というひどい数字でしたが・・・。

全員が深刻な問題を味わうことができた。ストライクゾーンにおける投球の位置、内角への投球がほとんどないこと、塁上の走者への不注意、ボールを取り扱う時間の長さ、2死2ストライクに打者を追い込んでからの状況を解決する困難さ。

- 今後に向けて必要な能力は。

おそらく各人の本来のレベルにはそぐわないエラーを犯したし、日本戦のような試合では別の形で終えることができた。しかしわれわれは、自分たちの能力には常時存在しなかったツールを要求するパワーの集中の必要性に全体的に直面している、ということを否定できない。

- ツールという点でいうと、対戦相手の研究の必要性には対応しましたか。

事前に集積した数字やその他の分析のほかに、技術グループはその観察の仕事を発展させ、CDIC(キューバ・スポーツ研究センター)に集った専門家グループによるデータを入手した。CDICではテレビ映像やインターネットを通じて必要な情報素材を扱っている。

- 日本リーグのキューバ人選手への関心は増えましたか。

間違いなく増えた。最初のアプローチだったが、すでに来季の契約がすんでいるデスパイネ、ライデル・マルティネス、レオナルド・ウルヘジェス以外で、少なくとも5人の選手が複数の球団から獲得の意思を表明される状況だったと確信できる。

- キューバ国外にいる選手たちのキューバ代表入りの可能性はどう見ていますか。

この点についてのあらゆる分析は、スポーツ参加についてのわれわれの制度の、立場の原則に始まり、個別特徴に至る、現実の再確認から始められなければならない。

- それでは始めてください・・・。

まずはじめに、米国政府が50年以上ものあいだ維持している経済封鎖が規定している法的枠組みは、キューバ人野球選手が、他のあらゆる国の選手たちがおこなっているのと同じ条件で大リーグと取引することを禁止している。

つまりこれは、その野球機構にわが国の野球選手が加入するためには、キューバでの住居権を放棄せねばならず、わが国でのスポーツ活動の一員であることを辞めねばならず、人身売買やその他の不法活動に関係することまで余儀なくされる、ということを意味する。

この不条理な政策は、亡命を促すだけではなく、政府によってなされる投資を認めていない。

つまり倫理上、メジャーリーグに加入するキューバ人選手を認めることは、わが国の野球との公平な関係可能性を否定するリーグへの出場を認めることになる。われわれは、わが国の選手の海外との契約をはじめ、大リーグとの結びつきへの意欲を示しているときであるのに。

この規制(経済封鎖)は、われわれがカリビアン・リーグへ公式ルートを通じて出場することや、第一回のWBCで起きたように我が国の選手たちが値する賞を受け取ることも阻害する、ということを忘れてはならない。

- するとそれは永久的なものではない?

まずは、われわれに対する差別的扱いを条件付けている障害を解決することだ。そのあと、さまざまなタイムリーな評価の可能性について考えることになるが、つねに明らかなのは、国を否定したり代表団を放棄したりした人間たちへの扉を開く譲歩はないということだ。

- これはメジャーリーグとの対話のテーマですか。

WBC期間中に大リーグコミッショナーのロブ・マンフレッドは、キューバ連盟との対話は続いており、主なテーマの中には、大リーグへのキューバ選手の自由な行き来や、シーズン外でのキューバへの帰国の可能性が含まれていると認めたが、われわれは、米国政府の立場に関係する固有の障害が詰まったテーマであるということを認識している。

- それでは「統一チーム」についてはどうですか。

アルフレド・デスパイネの事例のように、不条理な条件を課さず、彼らの利益や国の利益の調整を認めるリーグでプレーするすべての選手を集結することは可能だろう。メジャーリーグとの関係正常化が実現すれば、その代表資格の概念についての見直しが必要となるだろう。つまり国内リーグでは常時プレーしない選手たちを前提とすることになり、そのとき状況は今とは別のものになるだろう。さらには、大リーグのチームがWBCのような大会でこれまでの四大会と同じように、所属する選手たちの出場を認めるか否か、ということも考慮する必要がある。

- 最大の課題は。

科学技術の観点から最大限に働くのみだ。年少カテゴリーからのトレーニングに重点を置く。現代的な進歩とメソッドだけでなく、厳格さとプロフェッショナリズムも受け入れながら、適応能力のある者にすべてを提供していく。

BÉISBOL CUBANO ≪Trabajar más y con mayor intencionalidad≫
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=40392



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2017年03月21日

U-23キューバ野球リーグ 4月2日に開幕

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JIT、2017年3月21日、Tony Díaz Susavila記者

23歳以下の第四回キューバ野球選手権が4月2日、全国の8球場で開始する。

「各チームのトレーニングと選手たちの勢いから激戦の大会を予想している。」、と6月4日に決勝を迎えるこの大会のディレクターであるヘスス・バローソは本紙に語った。

大会開始前の、きたる水曜日から土曜日にかけて、各チームの監督たちは、ヒルベルト・エレーラ博士による「スポーツとしての野球の特徴」、「高パフォーマンスにおけるチームの管理」などのテーマの講義を受ける。

この講義の中には、キューバ野球の安打男ウィルフレド・サンチェス学士による「打者のトレーニング」、インドゥストリアレスやキューバ代表チームで活躍した往年の名捕手で、現在はマヌエル・ファハルド体育大学の教授であるペドロ・メディーナによる「野球チームの監督の手続き」なども含まれている。

大会スケジュールによれば、一次ラウンドは各チーム40試合を戦う。そのうち半分をホームチームとして戦い、西部地域と東部地域に分かれる。

従来と同じく、西部地域では、グループAでピナール・デル・リオ、アルテミサ、イスラ・デ・ラ・フベントゥ、ハバナ、グループBでマヤベケ、マタンサス、シエンフエゴス、ビジャ・クララが戦う。

東では、グループCでサンクティ・スピリトゥス、シエゴ・デ・アビラ、カマグエイ、ラス・トゥナス、グループDではオルギン、グランマ、サンティアゴ・デ・クーバ、グアンタナモが争う。

開幕戦での組み合わせは次の通り。昨季王者のサンティアゴ・デ・クーバ対オルギン(昨季11位)、グランマ(5位)対グアンタナモ(16位)、カマグエイ(8位)対シエゴ・デ・アビラ(4位)、サンクティ・スピリトゥス(9位)対ラス・トゥナス(12位)、ビジャ・クララ(3位)対マヤベケ(14位)、マタンサス(10位)対シエンフエゴス(7位)、アルテミサ(2位)対ラ・ハバナ(6位)、ピナール・デル・リオ(15位)対イスラ・デ・ラ・フベントゥ(13位)。(前者がホームチーム)

東西地域からの各2チームが5月29日から31日にかけて準決勝3番勝負を争い、その勝者2チームが6月4日に王座を争う。

大会スケジュールによれば、4月17日から23日までは2017年青少年大会開催のため、試合はおこなわれない。

きたる25日土曜日にラティーノアメリカーノ球場のアドルフォ・ルケ・サロンで技術部会が開かれ、大会詳細が確認される。

NACIONAL SUB-23 DE BÉISBOL Inicia el 2 de abril próximo
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=40362



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キューバ、タンパ・ベイ・レイズとの歴史的一戦から1年

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Radio Rebelde、2017年3月21日、Rodolfo Durán Almeida記者

今週水曜日3月22日は、ハバナのラティーノアメリカーノ球場でおこなわれたキューバ代表と米国大リーグチームのタンパ・ベイ・レイズとの歴史的な野球の試合から1周年を迎える。

米国のバラク・オバマ大統領(当時)による3日間のキューバ訪問中におこなわれたこの試合では、この米国大統領とキューバのラウル・カストロ将軍の観戦も実現した。

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この試合はシーズン開始直前のタンパ・ベイ・レイズが4対1で勝利した。2回に先発のヨスバニ・トーレスから1点を先取し、4回にはリリーフのリバン・モイネロからジェームズ・ロネイ一塁手が本塁打で2点を追加、9回にも抑えのダニー・ベタンコートから1点を加えた。

タンパ・ベイは4投手が継投し、まず先発の左腕マット・ムーアは6イニングを投げ勝利投手となり、その後をライアン・ウェブ、プエルト・リコのハビエル・セデーニョが続き、ドミニカ共和国のアレックス・コロメが、ルディ・レジェスにキューバ代表の唯一の得点となった本塁打を打たれながらも、最後は締めた。


9回裏、ルディ・レジェスの本塁打

キューバのビクトル・メサ監督は10投手を継ぎこみ、まず右腕ヨスバニ・トーレスが先発、そのあと左腕モイネロ、右腕ジョンデル・マルティネス、ダニー・ベタンコート、ミゲル・ラエラ、ホセ・アンヘル、フレディ・アシエル、ブラディミール・バーニョス、ジェニエル・カノ、アレクサンデル・ロドリゲス、を起用した。

打撃陣は、タンパは5安打のみで、そのうち3安打はロネイ一塁手だった。一方キューバは11安打を放ち、マンドゥレイ遊撃手が3打数2安打、指名打者アラルコンが4打数2安打(1三塁打)、ホセ・アドリス外野手が4打数2安打と活躍した。

このタンパ・ベイ・レイズとの試合は、1959年以降でキューバ代表と大リーグチームがキューバ国内で対戦した試合としては、1999年3月のバルチモア・オリオールズ戦以来、2番目の試合となった。


完全版(キューバTV)

A un año del juego de béisbol entre Cuba y el Tampa Bay Rays
http://www.radiorebelde.cu/noticia/a-juego-beisbol-entre-cuba-tampa-bay-rays-audio-20170321/



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2017年03月20日

WBC四大会連続出場の選手たち

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Granma、2017年3月20日、Aliet Arzola Lima記者

WBC四大会全部に出場した選手の一覧はそれほど長くならない。実際、2006年に出場して、その後の大会も欠かさず出場しているのは21選手(野手12人、投手9人)のみである。

つねに国の代表メンバーに名を連ねているということはその長続きの証明であり、さらに各大会ごとにすぐれた成績を達成することには飛び抜けた価値がある。これらの熟練した野球選手たちにとってさえも、四大会連続でそのレベルの高さに適応することは途方もなく大きな挑戦を意味しているのだ。

たとえば、米大リーグのミネソタ・ツインズ時代にオールスターに4回出場し、2006年にはアメリカン・リーグMVPに輝いているカナダのジャスティン・モルノーは、WBC過去三大会にも出場しているが、今大会は衰えを見せ、安打も打点もないまま終わった。

フレデリク・セペダは過去三大会におけるキューバの最も決定的な打者であり、ESPNに大会史上最優秀選手のひとりにも選ばれたが、今回は輝かしい成績をあげられず、打点と塁打数の大会通算記録も破られた。しかし、四大会連続で得点を記録した6人のうちのひとりになった。

さらにセペダは32安打目を達成しトップを維持し、その時点で、四大会連続で安打を記録した5人のひとりとなった。この全大会安打はまずオーストラリアの遊撃手ブラッド・ハーマンが達成し、そのあとドミニカ共和国のホセ・レジェス、プエルト・リコのカルロス・ベルトランとヤディエル・モリーナ、メキシコのアドリアン・ゴンサーレス、ベネズエラのミゲル・カブレラが記録している。

デトロイト・タイガースの強打者で、シルバー・スラッガー賞を7度受賞しているミギー(ミゲル・カブレラ)は、四大会連続で本塁打を放った唯一の選手になった。すぐれた打率は残さなかったものの、パワーを発揮し、直近のイタリア戦では9回に同点本塁打を放ち、チームの二次ラウンド進出に貢献した。

投手陣では、プエルト・リコの左腕J.C.ロメロ(40歳)は過去三大会で本塁打を許しておらず、今大会もそれを維持しており、あと今週月曜日夜におこなわれる準決勝でのオランダ戦が残っている。被本塁打ゼロで四大会をすでに終えた選手にはもう一人、韓国の呉昇桓(オ・スンファン)がいる。

サン・ルイス・カージナルスの現役であり、自国と日本のプロ野球リーグで通算300セーブ以上を達成しているこの右腕は、WBC全大会での奪三振を記録した。これは今後オランダの左腕ロブ・コルデマンスしか達成可能性のない記録である。

呉昇桓の場合、過去三大会では与四球ゼロを続け、2017年の今大会ではそれが途絶えた。また2009年大会では得点を与えただけだった。数字はこれらグラウンドの永遠のスターたちの粘り強さを示している。

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ベネズエラのミゲル・カブレラはWBC四大会連続で本塁打を記録した唯一の選手である。

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http://www.granma.cu/clasico-mundial-de-beisbol-2017/2017-03-20/clasicos-de-cuatro-cuatro-20-03-2017-22-03-07



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WBCキューバ代表を総括する ハバナの野球ファンの声 JRポッドキャスト

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この3選手(左から、ユリスベル・グラシアル、アルフレド・デスパイネ、ロエル・サントス)が今大会でのキューバ打撃陣を牽引した。

Juventud Rebelde、2017年3月20日、Ana Isa Vidal記者、Lianet Escobar Hernández記者

あなたはキューバチームがWBCでもっといい活躍ができたはずだと考えますか。大会王者にはどこがなると予想しますか。本紙ポッドキャスト「マス・ケ・パペル」はハバナの街頭で、ここ数日間キューバ人を熱中させているこの大会についての意見を訊いた。

今回2勝1敗(この敗戦も日本戦)で二次ラウンド進出を達成したあとのキューバチームにとって日本チームは、2006年の第一回WBC大会や、その後の数回の大会と同じように、東京ドームのグラウンド上でつまずきの原因となった。

同じくこの球場は、キューバのもうひとつの天敵オランダが、われわれ全員を苦しめた打棒を発揮した舞台ともなった。多くがキューバの二次ラウンドでの敗退を適切に予想したときでさえ、懐疑深い人たちは、むしろその経験から、オランダチームを推すことを良しとしなかった。

「まずはじめに、私が思うのは、首脳陣が決断すべきときに決断すべきことを決断しなかったこと。第二番目には、期待通りに選手たちがプレーしなかったこと。精神的なエラーのほうがプレー自体のエラーよりもひどかったように私は思う。」、と若いファンは話した。

[ここから私たちのポッドキャストをダウンロードして聴くことができる nuestro canal en Ivoox]



また別のファンは、「ラインナップがベストじゃなかった。三番打者はもっと早くフレデリク・セペダに代えて、他の選手を起用できたし、同じく5番打者もデスパイネを支えるほかの選手をはじめから起用できたと私は思う。ウイリアム・サアベードラはこの役割をうまく果たさなかった。」、と語った。

たびたびの守備エラー、実現が非常に遅かったベストのラインナップ、なされなかった決断、働かなかったリリーフ、機能を果たさなかった打撃陣、うまく機能した打者(より正確に言えば)つねに機能している打者の数の少なさ、いまだにわれわれが期待した三番打者の男、相手チームが上回ったと思えるレベル、、、カルロス・マルティ率いる選手たちに責を帰して番組は終了した。

本紙ポッドキャスト「マス・ケ・パペル」の取材チームは、本紙スポーツ欄担当の記者ホセ・ルイス・ロペス・サドにも訊いてみた。彼は「キューバの活躍はほとんど一人の選手に集中していた。それはデスパイネで、他の大半の選手はバットが合ってなかった」、と指摘した。

「また私は初戦のあたまからヨスバニ・アラルコンを使うべきだったと思っている。いつも私が考えているのは、まずは打撃、そのあとに守りだ。この男をスタメンで使うべきで、フランク・カミーロ・モレホンは勝っている試合の6回以降に守備補強で起用すべきだった。」、と記者は主張した。

現実は私たちを打ちのめし、悲しませ、ある時代の郷愁を呼び起こす。それは大会が終わるたびに遠ざかっていくように感じる。最悪なのは、あのころに戻る期待を抱く人たちがそのつど減っていることだ。

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ドミニカ共和国代表は、二大会連続で優勝候補の本命と目されている。

現在まだWBC大会を楽しむ機会は残っており、多くの人たちがドミニカ共和国と米国との間での決勝戦を予想しているし、日本チームを本命とする人たちも少なくない。あなたはどこが王者になると考えるだろうか。本紙のフェイスブック公式ページ「マス・ケ・パペル」や、コメント欄、またはメール juventudrebelde.cu@gmail.com であなたの意見をお待ちする。

JR Podcast: ¿Quién le pone el cascabel al Clásico?
http://www.juventudrebelde.cu/deportes/2017-03-20/jr-podcast-quien-le-pone-el-cascabel-al-clasico/



posted by vivacuba at 10:49| Comment(0) | TrackBack(0) | beisbol
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