終活の短歌集（詠み人は藤島倉舟）

2020年12月26日

女子シングル準決勝
ガ・ン・バ・レ

合掌

本能と言ってしまえば簡単であるが
目白はちゃんと分かっている

タグ：藪椿

日本の伝統的な価値観として森羅万象を神とすれば鳥も魚も八百万（やおよろず）神の一つだろう
頭上すれすれを群れで飛ぶ鳶
いつもの「ピーヒョロー」とは違って「バサバサ」という羽音迫る異様な飛び方をすると威圧感がある
荒振る鳶の神

♬　いつも群れ飛ぶカモメさえ～　♬

タグ：トンビ

コンペイ糖のように甘いイッシン糖
立糖の精神はこれ？

タグ：維新

鼻水の感覚を忘れていた
顔に違和感を覚えて指を当てると洟だった
熱い珈琲を飲んだ

エビで鯛を釣る
百円で福を待つ
地獄の沙汰は金次第

そういう人達から権兵衛さんは祝福されたはず
しがらみを断ち切って
安倍も二階も麻生も断ち切って裸一貫の底力を見せて欲しい

黄泉行き予備軍の一人としては次第に黄泉が身近に感じる

連核がとれないと家族が探していたら雪の中から見つかった
勿論亡くなっていた
老人は自分の体が若い時のように動かいことは分かっている
それでも一人ででも雪下ろしをしないと家が潰れる
やむにやまれず雪下ろしをする
ご本人は仕方がないと思っている
大概の老人はそう思っている