念願の大型テラリウムを作成して、早一週間。 植物も無事根付いた様で、経過は順調です。 ただ、気になるのは”彼”の事。 |
そう。 このテラリウムに入居して以来、姿を隠してしまった1号君。 |
何の痕跡も残さず消えてしまった彼。
恐らく、どこか苔の下に潜り込んでいるのだろうと思いつつ、ストレスによる負担を恐れてあえて探す事はせず。
消息も無事も分からぬまま、2号と3号、そして植物の世話をしていました。
そうして数日。
時は昨日の深夜。
ふと、目が覚めましました。
時間を見ると、午前三時。
何となく寝床を出ると、部屋の出窓に置いたテラリウムへ。
机の上の懐中電灯を取ると、その中を照らします。
中には、仄明るい光の中で佇む2号の姿。
お気に入りの枝の上、ジッとしているその姿は酷く神秘的です。
しばし見とれた後、光を左へずらすと、今度はやっぱりお気に入りの場所。ネオレゲリアの根元に張り付いている3号の姿。
やっぱり、神秘的。
しげしげと見つめていると、ふとその奥が気になりました。
そこにあるのは、水槽の背壁。
ポトスを活着させる為に重ねて立てかけた、コルクバークの壁。
その隅が、妙に気になりました。
虫の知らせと言うか、ちょっとした感の様なものがありました。
そっと懐中電灯を向けて覗き込んで見るとー
!! |