久方ぶりにカエル達の話です。
最初に迎えたイエアメガエル(以下1号)↓。
来た当初から餌食いが悪く、不活発だった事はご存知の通り。
それでも何とか餌はチョボチョボと食っていたけど、ある日とうとうパッタリと食わなくなりました。
そして、起きない。昼は勿論、活動時間である筈の夜においても。
照明を消し、部屋の電器を消し、真っ暗にしても、動きません。
流石に異常だと思い、手に取って調べてみると、どうも左前足の動きが悪い。
折り曲げたまま、体にくっつけたまま。
よく見てみると、左手の掌に、傷・・・と言うか、爛れた様な痕。
グチャッとした傷に血が滲み、水疱らしきものまである。痛々しい。
いつできたものなのか?
到着時に確認した時はなかったはずです。
食欲のなさや不活発だったのは、この病変が現れる前兆だったのでしょうか?
とにかく、原因はこれと判断。
即、隔離。
療養室は中サイズのプラケース。底に濡らしたペットシートを敷いて、隠れ家用のコルクバークを立てかけ、水入れを置いたシンプルなもの↓。
最初は湿らせた水苔を敷いていたが、細かい繊維が傷に張り付いて不衛生な上、排泄が確認しづらいため、やめました。
その後、持てる文献及びネットの獣医師や飼育者のサイトを漁りまくる。
うちの周辺に、カエルを診てくれる医者などいません。
自分で何とかするしかないのです。
幾つか当たった所、どうも細菌性の皮膚炎っぽい。
そして、幾つかのサイトでテラマイシン軟膏が効くとの記述が。
さっそく近所(と言っても、車で30分かかるけど・・・(汗))の薬屋で購入。
患部に塗布する際、1号が放尿しました。
それも3回も。
カエルは身の危険を感じると、よく尿をします。
この際、体内の水分を出したカエルはペチャンコにしぼんでしまう事があります。
栄養不足で痩せた個体によくある事ですが、うちの1号くんは3度の放尿(3回とも、結構な量)の後も丸々としたまま。どうやら、痩せてはいない様子。
食べる時に食べさせておいたハニーワームが功を奏していた様です。
その後、毎日薬を塗り、2週間。
餌を自発的に食べないのは変わらずなので、強制給餌も2回程行いました。
で、現在↓
お分かりいただけたでしょうか?
褐色だった体色が、薄緑色に変わっています。
聞いた所によると、イエアメガエルの体色は不安定な状態だと褐色に近くなり、安定すると緑色に近くなるそうです。
実際↓
絶好調のもう一匹のイエアメガエル(以下、2号)です。
綺麗な緑色です。
それに比べると、些かくすんではいますが1号の体色もそれに近いものになっています。
グチュグチュしていた傷も、大分落ち着いてきた様に見えます。
自力採餌はまだしませんが、何とかこのまま回復してくれればと思っています。
タグ:ペット
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生育日記の続き、楽しみにしていますぞよ。
さてさて、しばらくお休みしていましたが、また近々、十三月の翼の感想付けを再開しようかと思うとります。
ちなみにトウハの想定CVって決まってますかね?
というのもね、おいら最近ゲーム業界を回って、色んなコネクションをゲットしたんですよ。
今度詳しく話しますねw