金曜日。今日紹介しますのは・・・
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はい。今回も亀です。
名前はミシシッピアカミミガメ。名前だけ聞くと、何か珍しい外国の亀っぽいですけど、何の事はない。
世間様での通り名は「ミドリガメ」です。
そう言って見せると、「はい?」って顔で見る人も多いです。
何せ甲長20cmくらいありますし、大体緑色じゃないですからね。
でも、これが真実の姿なんです。所謂「ミドリガメ」っていうのは、子供の頃の俗称というか商品名で、大人になるとオスは甲長15cm以上、メスは30cm以上になります。色も緑色じゃなくて全体的にグレーっぽくなります。うちのはメスですから、まだ小さい方なんですね。
ペットショップやホームセンターで安く大量販売してますから、買った事のある人も多いんじゃないでしょうか。
でも、そこがこの亀の不幸。安いから大概の所で扱いが雑。買って来てもすでにヘロヘロで2,3日でポックリ、なんて事も多いです。運良く大きくなっても、「大きすぎる。」とか「可愛くなくなった。」なんて理由で”捨てられ”て(こうゆうのは”逃がす”とは言いません)今や日本のほぼ全国で帰化。在来種のイシガメやクサガメを圧迫してTVなんかで悪者扱いされてます。
亀は捨てられたその場所で生きていくしかないわけで、悪いのはあくまで人間の方なんですが。
実際、真面目に買ってみると実にいい亀です。綺麗だし、丈夫だし。
「ミドリガメ」のころは前述の理由や子供ゆえの体力の無さから死にやすい面もありますが、甲長10cmくらいを超えると途端に死ななくなります。小さい頃には水を浅く入れて(甲羅が隠れるくらい)、保温をし、市販の亀の餌の他に鳥のささ身なんかを与えて体力をつけさせるといいみたいです。
ちなみにうちの子は小生が高校生の時に級友から譲りうけたもので、前に紹介したリクガメと同じく20歳を超えています。でもまだまだ元気。これからも長い付き合いになりそうです。
これから飼おうと思っている方がいましたら、どうか正しい知識のもと、大切に飼ってあげてください。
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