例のツンでデレのないノギハラバシリスク。
最近になってようやく少しは近づく事を許してくれる様に。とは言っても、上の写真くらいの距離が精一杯なのだが。まあ、それほど本気に慣らかすスタイルでもないので、緩々行こうか。
最終的に餌を食う所が確認出来る様になれば良いので。
訃報が一つ。
マラカイトハリトカゲの♀が落ちてしまった。
少し前から目が開かなくなって、餌を食べなくなっていた。目の脱皮不全を疑って温浴させたりしてみたものの、回復に至らず。かなり良い感じに飼えてたし、脱走の常習犯であるくらいに元気だったので悔やまれて仕方ない。この手の小型トカゲは崩れると難しい。
ハリトカゲはあんまりCB化が進んでおらず、かつ産出国が爬虫類の輸出に厳しい傾向があるのでいつ来なくなってしまうか分からない。
一応、マラカイトは仲間内では人気種と言う事もあって比較的CBが出回っているけど、危うい事に変わりはない。飼育する身としては出来れば繁殖を念頭に置きたいので、近く新しい♀を導入したい。幸い、♂の方は問題なく飼えている事だし。
本当は数個体確保すれば繁殖の確率も上がるのだろうけど、如何せん資本がないw
ハリトカゲの類は爬虫類としては安価な部類だけど、かといって2千や3千で買える訳でもなし。一万超えりゃ一般感覚では十分にお高い買い物だろう。
正味、ドワーフモニターとかイワトカゲなんかの高額個体を買える人は頑張ってると思う。
もっと頑張って繁殖させて、少しでも流通を増やして欲しい。
ホント、お願い(他力本願)
で、死体を回収するついでに他の個体の確認をしようとケージ内を探っていたら、こんなモノが出て来た。
卵。ご覧の通り、めっさ小さい。
亡くなったマラカイトが遺したモノではない。
マラカイトは卵胎生で、直接子トカゲを産むタイプ。となると、必然的にコレの親は同居しているモモバラハリトカゲの方。
こちらも一応ペアで飼ってたけど、同じハリトカゲだから漠然と卵胎生だと思ってた。正直、ビックリ。
そして、本格的に資料がない。
だろーなー。
こんなトカゲだもんなー。
左が♂で右が♀。
華がない。
清々しい程に、華がない。
めっさ小さいし、素早いし、ハンドリングなんて明らかに出来るタイプのトカゲではない。
一応、『モモバラ』の名前の通り♂の腹が桃色に染まるのが売り……なのだが、ハッキリ言って申し訳程度と言うのもおこがましい程に薄い。と言うか、禄に触れもしないのに腹が綺麗だから何だと言うのか。
それで値段はあのベトナムクシトカゲより高額なのだから。
いやまあ、ハリトカゲの例に漏れず爬虫類としては安価なのだけど、このトカゲに6千8千出せるかと言うと、考え込む人が多い様な気がする。
まあ、飼ってみれば丈夫だしそれなりに観察してて面白いのだけど。
と言う訳で、殖やす旨味もほとんどないので多分大半がWC。
うっかりすりゃいなくなるパターンなので、殖やす気はあったから良い傾向ではある。
……にしても、小さい。生まれる子供は、どんなモンなのだろう……。
今の所、凹む事もなくカビる事もなく。多分順調。孵化が楽しみな反面、不安も大きい。
コイツラに関しても話したい事があるけれど、長くなったから今回はここまで。
また、後日。
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