一時はピンセットから餌を取るまで行ったのに、ケージの模様替えしたらまた野生に戻ってしまった夫妻が通りますよ。
やっぱり、販売価格が高くなったねぇ。気温が下がって、めっきり餌食いが減ったし動きも少なくなった。痩せる様子もないので、クーリングも兼ねて様子見。
スポテッドサラマンダーのケージに入れていたペペロミアが腐ってしまった。あまり深く考えずに入れてしまったのだけど、水気が多すぎたらしい。悪い事をしたとか思いながら、枯れた苗を取り出すと(鉢ごと入れてた)
鉢の下に空間が出来ていて、サラマンダーがいた。それも、二匹。顔が見える方は、頭の黄星が黄色い。と言う事は、いつも姿を見せて餌食いも確認出来ていた個体。であれば、もう一匹の頭を隠している方が、導入日の夜に姿を消して、以後一切姿を見せなかった方!
おお、生きていたか!
まあ、死んで腐敗すれば分かるので。生きてるだろうなとは思ってたけど。
ちなみに、これが導入初日に撮った写真。 向かって右の、頭の黄星がオレンジ色の個体がこの日以来姿を見せていなかった子。 綺麗なんだけどね。 |
じっくり見てみると、一回も採餌を確認していないのに痩せた様子もない。
まあ、二ヶ月程度の絶食でどうこうなる生き物ではないけど。
もう一匹が明らかに住居としてのトンネルを作ってる事は知っていたけど、こんなガッツリ巣穴を作って同居してるとは思わなかった。
ペアかどうかも分らないし、繁殖もかなり難しいらしいのでそのつもりも今の所ないけれど。
こう言う自然での生態が見れるのは両生・爬虫類飼育の醍醐味。
面白い。
折角なので、苔の枯れた部分も撤去。天井のなくなった巣穴の上には変わりにコルク樹皮を。
使ってるハイゴケはホームセンターで在庫処分20%オフで売ってた枯れかけの代物だったから、やっぱりその後がよろしくない。特に流木への活着を狙ってた分はその気配もなく枯れた様子なので、全部取っ払ってしまった。やっぱり、安物買いは良くない。今度、ちゃんとしたの買おう。
なお、これだけ弄っても入れていたキルギスオオワラジムシが殆どいなかった。ガッツリ食べてたらしい。
後でまた、足しておこう。
トッケイ夫妻の所に居候のベトナムクシトカゲ。こちらもほぼ餌食いがなくなった。
加湿器も入れたし、温度も23〜25度くらいはキープしてるので環境は悪くない筈。さて、どうしたものかと調べていたら、某爬虫類雑誌のコラムで生息域の近いベニクシトカゲが冬季は休眠すると書いてあった。件のクシトカゲはラオスやミャンマー原産。で、こっちはベトナム。地理が近い。と言うか、生息域が重なってる可能性が非常に高い。なら、ベトナムクシトカゲも冬季は休眠するのかも。WCなら、なおさらの事。
取り合えず、水は飲む。ガッツリ飲ませて、後は放置。様子を見る。
では、本日の動画。
イベリアの餌取りの下手さは異常。
近く、この子らの事も何か話そうか。
では、今回はこの辺で。
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