引きこもりを続けていたトッケイ(メス・B)が、再び状態を崩した。
今日様子を見たら、割とオープンなスペースに出ていた。調子が良いのかと思って見ていたら、下半身がペロリと剥がれてくの字に曲がり、ズルリと落ちてしまった。下半身に力が入っていない。衰弱の兆候。急いでケージから取り出す。結構、逃げる。上半身には十分な力がある模様。何とか捕まえて、状態を見る。骨が浮くほどではないけれど、お腹がペッタリ。どうやら、餌を食べていなかったらしい。餌入れのコオロギの他に、レッドローチも放虫していたけれど、何せ定位置から動かないものだから、アプローチ出来ていなかったものと思われる。緊急で、空いていた水槽をセット。当個体が集団生活に向いていない可能性も考えて、少々しっかりとレイアウト。場合によっては、このままこのケージの中で暮らしていただく。とは言っても、標準水槽なので高さが足りない可能性もあり。場合によって新しいケージを買わなければいけないかも。
ちなみに、セットしたコルクバークは本ケージから流用。取り出すと、裏側からレッドローチがワラワラ。この数。やっぱり、食べていなかったか。回収して養殖ケージにご帰還。
確認してみると、取り敢えず入れておいたプラケから這い出そうとモゾモゾしている。登れないなりに、そう言う行動を見せる事に少し安堵。威嚇もするし、すぐにポックリ逝ってしまう様子はない。もう一度、立ち上げをしなければならない。掴むと、威嚇のために口を開ける。その中に水に浸したレオパブレンドフードを数本放り込む。素直に飲み込んでくれた。食べる元気があれば、望みはあるかもしれない。吐き出さないのを確認して、セットしたケージに入れる。コルクバークの上を歩いて、上の方に行った。バーベキュー網を被せて、暗くて静かな机の下へ。
明日からしばらくは、気が抜けない。
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