ウチのレオパ(サングロー・オス)。三匹いる中で唯一のオスだが、視力が弱い。餌に対する意欲は旺盛なんだけど、まず一回では加えられない。シゲシゲ、シゲシゲと眺めて確かめて、やっと食いつく。それでも、外れる。三回やって当たれば、まあいい方。ピンセット給餌、必須。手間取る間に、他の個体にかっさらわれる事も度々。手間はかかるけど、そこが可愛い。弱視も承知の上で購入したのだから、不満もない。ただ、これが今後生まれるかもしれない彼の子供達に、どんな影響を及ぼすかは分からない。もし、影響が強い様だったら、この子を繁殖に参加させるのは控えるべきなのかもしれない。とにかく、今は結果を待つ。
一方、野性味バリバリのトッケイ達。メスのB個体がまた引きこもってしまった。引きこもり場所は二つの餌入れのどちらにもアプローチ出来ない場所なので、またレッドローチをケージ内にバラまく。
繁殖が軌道に乗っていないので、あまり使いたくはないのだけど、仕方ない。ただ、オス成虫だけは貴重なので養殖ケージに戻しておく。どうもゴキ連中の増殖が鈍い。去年のうちにオス親を導入出来なかったのが響いている。どこも欠品してんだもの。しばらくは、コオロギ頼みが続きそう。
にしても、トッケイ達の陰キャラっぷりが徹底している。
半分隠れてたり、遠かったり。まともな写真が撮れない。オープンスペースに出ていても、人の顔見りゃダッシュで隠れる。手を近づければ、大口開けて威嚇する。野性そのまんま。まあ、これがトッケイとしての正しい在り方なのだろう。
そもそも、自分は馴らすのが下手。と言うか、ハンドリングが好きなタチじゃないし、生体には必要な時しか触らない。
お陰でまあ、馴れない馴れない。
元がWCのアオジタやトッケイ達は勿論、100%CBな筈のフトアゴやレオパも、触ろうとするとダッシュで逃げる。顔見て逃げたり威嚇したりしないだけ、マシと言うものである。
自分がそれを良しとしているのだから、構わないが。
ただ、噛まれりゃ流石に痛い。
アシストの時なんか、トッケイにはガブガブ噛まれた。歯型はつくし、血は出るし。馴れてない爬虫類のハンドリングなんか素手でするものじゃない。
とは言うものの、そうもいかない事態も近づいている。いずれ来るチモールモニター。流石にあれに噛まれたらヤモリの比ではなかろう。ベタ馴れにするつもりはないけど(と言うか、ならない)、噛み付きに対する防御法は考えておかにゃなるまい。
……手袋すりゃいいか(←適当)
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