カエル類を飼い始めて、今季で2度目の冬になります。
基本的に、両生類飼育は夏よりも冬の方が適してると思う口ですが、寒さに強い有尾類はともかく、カエル連中は保温が必要です。
イエアメガエルを飼い始めてから、暖房にはみどり商会の「暖突」を主に使っています。
イエアメガエルはケージが大きい分出力の大きいMサイズを使えるので、ピタリ適温との併用で大体25度くらいに安定させる事が出来ています。
ただ、今季はツノガエル達がいます。彼?らは地表性の上に殆ど動かないので、小さなケージで飼育しています。サイズ上暖突のMサイズは使えないので、Sサイズを使う事になるのですが・・・。
ケージと言っても、ベルツノガエルは古いタイプの爬虫類用ケージなので、暖突の設置に対応しておらず、クランウェル2匹に至っては小さなプラケース飼育です。このままでは、暖突は使えません。
で、頭を捻った結果、こうなりました↓
掟破りの縦置きとケージ直置きです。
クランウェルのケースは40センチ水槽の中に置いて、その上に跨ぐ様にして暖突を置き、水槽にフタをして簡易温室の様にしています。
プラスチックの上に直置きなので、熱で溶けないか心配だったのですが、その様子もない様で。
暖突Sサイズの出力では、プラスチックを溶かす程のパワーはない様です。
出力不足で温度が上がらない方が心配でしたが、熱源が近いのでカエル自身でちょうどいい場所を選んでいる様です。因みに、ベルツノのケージで見ると、一番暑い所で22〜25度くらい。一番離れている所で18〜20度くらいです。
部屋の暖房が止まる朝方には低い場所が15度くらいまで下がる事もありますが、カエル本人は至って健常な様子。
餌食いもそのままです。もっとも、食帯が怖いので量は控えめですが。
クランウェルの方は、温室効果で20度以上をキープしています。
本当は、一番熱効率のいい熱電球類を使いたい所ですが、両生類の柔肌にはキツいようですね。
一回、ベルツノのケージで使ってみましたが、強烈過ぎて乾季と勘違いしたらしくコクーン化されてしまいました。
どの道、水気で割れる可能性があるので両生類飼育には向いてないんですが。
まあ、今の状態で不便はない様なので今季はこれで行ってみようと思っています。
自分個人のやり方なので、真似してなんかあっても責任負いかねますが・・・w
それにしても、よくYouTubeなんかでエライ大量のツノガエルを管理してる人を見ますが、どうやって温度監理とかしてるんでしょう?やっぱ、エアコンとか使って部屋全体を暖房してるんでしょうか?一度、管理方法とか教えて欲しいなあ、とか思ってしまいます。
ホント、どうやってんの?
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