2021年02月14日
2021年2月の投資信託運用状況報告
毎週日曜日7時の取引・運用状況報告コーナーです〜
今週は投資信託の運用状況についてお届けします〜
それでは早速、行ってみましょう
先週金曜日時点での各ファンドの評価損益
保有ファンド全体としては、株式系ファンドの上昇が寄与して、先月より約4%程度含み益が増えました
特筆すべきは、新興国株式市場の伸びの大きさです
先月時点でも先進国株式ファンドより2%程度損益率が優位な状況でしたが、今月は更に差が開いて、何と10%もの差をつけるような状態となっています
このようなことからも、やはり投資信託での安定投資をする上では、一点集中よりも、市場も分散させて投資した方が良いと言うことが出来るのではないかと思います
今回の積立額
先週金曜日の評価損益を基に、(2/15は休場のため)明後日以下の通り各ファンドの売買注文を発注予定です
(売買発注額の基準は、ファンドの積み立て方法の一つであるバリュー平均法において先進国債券、先進国株式、米国株式は『経過月数×10万円』、新興国株式、先進国リートは、その約半分により算出しています。)
先進国債券:103,000円購入
先進国株式:15,000円購入
米国S&P500:1,000円購入
新興国株式:今月は売買なし(新興国株式は奇数月のみの積立にしています)
先進国リート:19,000円購入
ちなみに、バリュー平均法の詳細については美山アイカさんのブログ記事『【バリュー平均法】と【ドルコスト平均法】どっちが積み立て投資に向いている?』をご覧ください。一応、私のブログ内でも『ドルコスト平均法とバリュー平均法とは?』という記事でバリュー平均法について説明していますが、美山さんの記事の方が多分分かりやすいと思います
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)積立記録
さてさて、今月から投資信託運用状況報告に新しく「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」ファンドの積立報告コーナーを設けることにしました
このコーナーを設けた背景としては、これから投資を始めてみようと思う方に対して「実際投資をするとどんな感じで値動きをしていくの?」という疑問と不安にお応えしようと思ったからです
(従来の私個人の積立状況報告でもある程度は、把握頂けるかと思いますが、積立額が既にかなり大きくなっており、値動きの額面に現実味が湧かなかったり、バリュー平均法という投資初心者にとっては少し複雑な方法を採用していたりして、初めて投資を行う方にとってあまりピンとこないかもしれない・・・と思い始めたので)
従って、こちらのコーナーでは、私がSBI証券で個人的に積み立てている先述のファンド群とは別に、マネックス証券で積立を行っていきます
積立の方法としては、私が初めて投資を行う人に向けておススメをする以下の条件を模する形で行います。
@eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)ファンドを積み立てる。
(ただし、投資者の性格や年齢、収入、家族構成、投資目的などによって適切なファンドは異なりますので、これは平均的に見た場合の一般論と思ってください。)
AつみたてNISA口座を利用する。
Bドルコスト平均法を用いて積み立てる。
@を推奨する理由は『eMAXIS Slimシリーズの4つの優位性』並びに『長期積立向きファンド3種の特徴と選び方』の記事をご覧ください。
長期積立向きファンドとしてご紹介している3ファンドのうち、全世界株式型を今回推奨する理由としては、冒頭申し上げた通り、現在はトランプ時代のアメリカ一強経済から全世界発展経済への転換が進んでいることや、今後の世界を見据えるうえでもどこかに一点集中するより、全体的に分散した方がリスクが低減されることなどが挙げられます。
Aを推奨する理由としては、『投資初心者におススメ「つみたてNISA」』の記事をご覧ください。
(一番のメリットは、投資で得られた利益に通常かかる約20%強の税金が非課税となることです)
Bを推奨する理由としては、『ドルコスト平均法とバリュー平均法とは?』の記事をご覧ください。
バリュー平均法の方が、最終的な損益としては、良化する傾向にありますが、以下の理由から今回はドルコスト平均法での積立を行います。
・値動きの感覚がない状態では、バリュー平均法での積み立て額計算方法の設定が難しい。
・暴落時に積立額が大きくなるバリュー平均法は、暴落耐性の無い状態では精神的に難しい。
・ドルコスト平均法であれば、最初一回の積立設定を行うだけで後は放置できる。
・つみたてNISA口座の恩恵をフル活用するには、投資額が一定になるドルコスト平均法が最適。
(つみたてNISAは年間投資上限額が40万円となっており、これを上限いっぱいまで使うためには、評価額が一定になるバリュー平均法ではなく、投資額が一定になるドルコスト平均法が適しています。)
前置きが長くなってしまいましたが、以上を踏まえてマネックス証券で、以下のようなルールで積立を行っていきます。
@eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)ファンドを毎月21日に3万円分発注する。
(ただし、21日が休業日の場合は、翌営業日に発注)
A2月と8月は更に2万円追加(合計5万円)投資することで年間合計40万円分投資する。
(マネックス証券もSBI証券も@Aは最初1回設定するだけで、以後自分で操作せずに自動的に指示通りに積立してくれるシステムがあります)
B残念ながら、特定口座(課税口座)での積み立て
(本当は、ここもつみたてNISA口座で積立したいのですが、私は既にNISA口座を開設しており、一人につき「NISA口座」か「つみたてNISA口座」のどちらか一つまでしか開設できないので、ここは泣く泣く課税口座での積み立てを行います。皆さんがつみたてNISA口座を開いて積み立てすれば、利益は全額免税となります。)
ちなみに、先月21日に3万円分発注したeMAXIS Slim全世界株式ファンドの現在の評価額は以下の通りです。
評価益は、+829円(利益率で約+2.76%)とまずまずの滑り出しが出来ています
今後も毎月の運用報告の中で定期的に報告していきますので、私が推奨する方法で投資をした場合、値動きがどのようになるのかを把握してもらえればうれしいです
最後に
今月は、先月にも増して全体的に好調な流れとなりました
ワクチンの確保が進むなど、コロナ禍に苦しめられた経済からの脱却の兆しも見え始めており、これから更なる上昇も期待できるかもしれないですね
また、今月から始めた投資初心者向けの「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)ファンド積立報告」は、実際に投資を行った場合の値動きの推移を身近に感じてもらえればと思い始めてみました
今月は、好調な滑り出しでしたが、初期は元本割れする可能性もかなり高いので、今後は、元本割れする様子とそこからの回復局面などもご覧いただいた上で、是非投資を始めてみられることをおススメします
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