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2020年09月05日

投資初心者におススメ「つみたてNISA」

積立投資.jpg

先日の株式コラム『節税でお得に投資できる「NISA」制度』にて、投資における優遇税制「NISA制度」についてご紹介させていただきましたが、今回は、そのNISA制度の中でも投資初心者におススメである『つみたてNISA』についてご紹介します




つみたてNISAは、NISAとつくだけあり、投資によって得られた利益に対して非課税とする制度の基本は、通常のNISAと変わりません


それでは、一体どのような点で通常のNISAと異なるのか、そしてその違いがあることで何故、投資初心者にピッタリな制度と言えるのか、ということについて解説していきたいと思います


NISAとの違い@:年間投資可能上限額が40万円


通常のNISAでは、年間投資可能上限額が120万円でしたが、つみたてNISAの場合では、上限額が40万円に減っています


「非課税の恩恵が受けられる枠は大きい方がいいと思われる方もいると思いますが、投資初心者の場合は、上限額が低めの方が良いこともあると考えます


というのも、投資初心者のうちは、日々値動きする投資商品にあまり慣れていない可能性があり、最初から多額の資金を投資につぎ込むと、投資対象の値動きによって資産評価額も大きく動くこととなり、精神的に落ち着かない可能性があるからです


また、投資初期の頃は失敗とまでいかなくても、後々、こうすればよかったと思うことは多々出てくるものです


その際に少額の投資に留めておけば、軌道修正することも容易であるため、投資初心者の段階においては、年間投資上限額が低めに抑えられているということは決してデメリットだけではないと思います


NISAとの違いA:非課税期間が最長20年


「いや、それでもやっぱり非課税枠が小さいのは損した気分になるという方に朗報なのが、二つ目の違い『非課税期間』です。


通常のNISAの場合は非課税期間は最長5年でしたが、つみたてNISAの場合は、何と最長20年まで非課税で運用することが出来ます


つまり、通常NISAの場合は、最大600万円分(年間120万円×5年)の資産を非課税で運用できるのに対し、つみたてNISAの場合は、最大800万円分(年間40万円×20年)の資産を非課税で運用できることになり、非課税運用できる資産総額をトータルで見れば、つみたてNISAの方がお得であると言えます


また、如何に優れた銘柄に投資をしていたとしても、5年間という期間だと、今回のコロナショックのような事態に巻き込まれるなどで、損失を出してしまう可能性があります


しかしながら、ある程度適切な資産に、20年間という長期間で運用を続ければ、資産がマイナスになる可能性は限りなく低くなります
(特にアメリカのNYダウ指数は、景気動向により多少の上げ下げはあっても、長期的には右肩上がりとなっており、1980年以降どの20年間を切り取っても20年後にはプラスになっています。)


従って、つみたてNISAの非課税期間20年という枠をフルに活用することで、時間を味方につけた長期投資を行い、投資に対する知識や経験が不十分な投資初心者でも、安定した投資成績を出しやすくなる点で投資初心者向きの制度であると言えます


NISAとの違いB:金融庁の認める一部投資信託のみで利用可


通常のNISA制度では、投資信託だけでなく国内外の株式など、幅広く投資をすることが出来ますが、つみたてNISAの場合は、原則投資信託のみ、それも金融庁が認めたごく一部のものにしか投資出来ません
(2020年5月時点で、投資信託全体で約13,000種もの数がある中で、つみたてNISAで積立が出来るファンドは、175種(この他にETFで7種)と約1%強に過ぎません。)


株式の個別銘柄に投資できないというのは、投資の自由をかなり制限されることになり、投資経験者にとってはかなり痛手になる可能性がある部分ですが、投資初心者にとってはむしろ有利な制度であると考えます


何故なら、株式の個別銘柄取引は、銘柄の分析・選定だけでなく、売買のタイミングも見計らう必要があり、投資初心者には少し難しい可能性があるためです


また、投資信託で売買のタイミングを計らず積立投資を行うにしても、世の中に出回っている95%くらいのファンドは、ぼったくりファンドである中で、つみたてNISAで投資可能なファンドには、ぼったくりファンドがほとんど混じっていません


そのため、つみたてNISAで投資を行えば、難しい個別銘柄取引をしたり、変なぼったくりファンドをつかんでしまう可能性が限りなく低く投資初心者でも、安定した資産運用が出来る可能性が高まると考えられます


まとめ


今回は、節税効果を発揮しながら、その制度の特長自体が投資初心者にピッタリである「つみたてNISA」についてご説明しました。


NISAとつみたてNISA、ともに一長一短ある制度ですが、両方利用することはできず、自分の投資方針に合わせて最適な方を選択してください


また、そもそも論になってしまいますが、NISAもつみたてNISAも海外居住者は制度の対象外となっていますので、現在海外にお住まいの方は、日本に帰国された際にご検討いただければと思います



個人的には、つみたてNISAでeMAXIS Slimシリーズのファンド(特に米国株式S&P500、先進国株式、全世界株式)を積立投資するというのが、投資初心者にとって最も安定的に収益を得ることが出来る方法だと考えています


投資未経験の方は、他での情報も集めてみたうえで、是非つみたてNISAから投資の一歩を踏み出してみて下さい。


そして、その最初の一歩の恐怖心の先にある、会社からの給与と銀行預金だけに頼る生活から脱却できる安心感を是非感じてみて下さい



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2015年から株式投資、2017年からFXを始めて、投資にはまった男。株式は長期投資中心に、年間利益をほぼ毎年更新中(2019年は約240万円)。今後、個人投資が益々重要になると思われる中で、新しく投資を始める初心者向けに役立つ情報を届けたいと考えブログを始める。   <免責事項>       当ブログに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねます(おすすめ銘柄の紹介や相場動向に関する私見記事を基にした取引による損害、など)
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