2021年02月16日
アフターコロナの好景気局面入りの予感!?
今回は、日経記事『世界の企業、純利益がコロナ前回復 10〜12月』について取り上げてみようと思います
記事の概要としては、世界の主要企業の2020年10〜12月期純利益が前年同期に比べ1割強増え、企業業績が持ち直しつつある、というものになります
具体的には、2019年10〜12月期の世界の主要企業の純利益6,239億ドルに対し、2020年10〜12月期は7127億ドルと約14%もの増加が見られました
純利益拡大への寄与は業界ごとの差が大きく、主要3業界と増益への寄与額は以下の通りとなっています。
1位:電気業界(301億ドル)
2位:素材・エネルギー業界(175億ドル)
3位:自動車業界(131億ドル)
1位の電機業界は、過去の記事『「産業のコメ」として引っ張りだこの半導体業界』や『ますます勢いづく半導体業界の波に乗ることが出来るか?』などで触れた通り、半導体の需要が著しく、韓国サムスン電子や台湾積体電路製造などが大きく増益に寄与した形になります
ただし、このように好調な勢いを見せる業界がある反面、空運、外食業界は全世界的に見ても著しく利益が減少し、対前年同期比で純利益157億ドル減となるなど、依然として苦しい状況が続いています
全体的には、好調な流れにはなっているものの、業界ごとに見れば、まだまだ苦戦している業界や、アフターコロナの世界でのビジネスモデルが破綻しかねないような業界もあり、まだ予断を許さない状況といったところでしょうか
ただ、今までほとんど光が見えていなかった経済状況とは打って変わって、このように製造業を中心に経済回復の兆しが見られてきていること、それからワクチンの浸透も目前に見えてきていることなどから、これからは景気回復局面に突入する可能性も高いのではないかと考えています
足元、2月に入ってからの株価は、全世界的にかなり好調な推移を見せており、これももしかするとこれから始まる好景気の序章なのかもしれません
そして、そうであれば、今のうちから購入銘柄の選定を進めておくことが大事かもしれませんね
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