2009年10月31日
ご供養様
国道346号に面した田んぼの山側の隠れた場所に、お墓みたいな石碑を見つけた。少々、荒れていて、お墓だったら、ちょっとなあと思ったので、づなりのまさっさんに聞いてみた。すると、戦前、子供が亡くなってしまうのが多かったので、その供養ともう子供が死んでしまわないようにとの念ずる意味で、供養塔が建てられたらしい。向かって右側のは、昭和9年、左側のは宝暦2年の文字が読めた。宝暦2年は、西暦1752年になる。
まさっさんの子供のころの記憶によると、この供養塔は、ご供養様と呼ばれていて、このご供養様の前に、ござを敷き、念仏を唱えてお祈りしたそうだ。2,3メートル離れたところに、草に覆われてしまい、また、ちょっと倒れかかった供養塔も見つけた。刻まれた文字の中に、念仏があった。
これらの石は、千松の山奥から、運んできたらしく、大変な作業だったらしいとも聞いた。
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