2010年02月27日
しんぎんを続け
知り合いの大正生まれのおじいさんから、はがきで退院の礼状が届いた。その文面で、
病院の一室でしんぎんを続け(”し”は、”し”の上に点がある)
とあり、なんだか意味がわからなかった。
詩吟をする方だったので、最初は”詩吟?”と思ったのだが、まさか、病室の中で詩吟はないだろうと思い、辞書を調べてみたら、あった。
しんぎんとは、呻吟と書き、「苦しみうめくこと」であった。
”ぎん”の字は同じだったが。
漢字であればなんとなく想像できるのだが、ひらがなだと、読めても、下手すると、違う意味にとってしまう可能性があると氣づいたし、自分の学の低さを認識してしまった。
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