小豆洗いの小手先大工猫日記

広辞苑によれば、先を急いで心の落ち着きがないさまとある。
気短かで落ち着きがない、つまり短気であるとも言える。怒りっぽいとも言える。

どちらにしても余り人に好かれる性質でないことは確かである。
私は本当にせっかちである。これは良く言っての事である。
運転に現れるから注意しなければならない。
今は【あおり運転】として逮捕される時代である。

昔は遅い車に対してパッシング、クラクションはあたり前であったが、今は昔である。
自分でも嫌だなと思う時があるくらいだから、傍からすれば嫌なことこの上ないであろう。
娘たちからは「お父さんは、食事会を毎年開いてくれるだけでなく、子供達におもちゃなど作ってくれたり
一緒に遊んでくれてとてもいいのに、100の善行を積み上げても一瞬の怒りで、全て壊してしまっているよ
ね。」「それって本当に損な性格だし嫌われるよ」と、何度も手厳しく言われて来たことか。

老いては子に従えと云われてはいるものの、中々そううまくはゆかないのが人間である。
あーあ、又やっちまったと、天を仰ぐことが多かったことか。
馬鹿は死ななきゃ直らないと、言われているが私は死んでも直らないくちなんだろうなと、自暴自棄。
反面教師であったかのように、娘たちはおっとり優しい亭主を選んだ様である。
良かったのではないかなと、自分に加点。