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2021年01月07日

忘却の彼方


何十年ぶりであろうか。存在自体忘却の彼方であった。それを見て嬉しかった。
今になれば去年になる。2020年12月25日付けで年賀状と題し投稿している。

心のない年賀葉書が多くなってきていると。
確か下記の内容であったと。
ワープロがはやりパソコンがもてはやされるようになると、配達されてくる賀状に自筆が少なくなり、裏表と
も印刷の葉書が多くみられるようになってきたのである。
そんな心のない葉書は見るのも嫌であった。
ぱっと裏表を見て、印刷だけだと誰から来たかと確認することもなくゴミ箱に捨てていた。
と、いうような事を書いていたはずである。

先日、従妹から年賀状が、我が家の郵便受けに投函されていたのである。心ある内容であった。
心が揺れた。直ぐに返書をしたため投函した。
従妹である彼女から手紙を頂くことは、過去に一度か二度あったくらいである。又最近では何十年も会った
記憶がない。

私とは齢も離れており、可愛い従妹を抱っこしている写真があった事を懐かしく思い出していた。
母は7人兄弟であったから従妹も多い。
昔は行き来があり、顔を見る機会も多かったが最近は会う機会も無くなってきており、従妹の存在自体薄らい
できていた。

兄弟は他人の始まりと言う位だから、従妹に至ってはその比ではないはずである。
母が生きておりまだ皆が若かった頃、私が幹事となり年に一度、兄弟会として一泊で食事会を行っていたので
ある。
母は7人兄弟だから参加者は多く、40人前後が集まりゲームをしたりそれは賑やかであった。
確か、6,7年は続いたはずであった。
この兄弟会が今日の我が家の食事会のルーツでもある。

一枚の葉書からあれやこれや走馬灯のように思い起こされた。
心のこもった文書はそういう力があるのである。
葉書だから4,5行に過ぎない短文であっても心があるから・・・・。
今年は古き友人から数通届いていた。
彼女に刺激されたから皆に返事を20年ぶりくらいに出そうと思うに至った。
それくらい彼女の葉書にはこころがあったのである。

不思議なことがあるものだ。
今これを書いていたら、恩師の下宿の窓から小便の話に繫がってしまった。
恩師の下宿先の隣が、叔父の家でありそこの次女がこの葉書の従妹だったのである。


;.
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