歯医者さんが怖いのである。蜘蛛と同じくらいに。
何しろ口を大きく開けさせられ、モーターの音と削られる音、脳に響く振動全てが怖いのである。
何をされているか全くわからないから怖い。
以前足の親指が巻き爪になった時、外科の先生は荒っぽいからいきなり麻酔もしないで私の足の爪にメスを入
れてきた。
痛みと血ががひどいので「先生、局所麻酔位してください」と。
見えるものは怖くないのである。
だから、娘が子供を連れていっている先生を教えてもらった。子供が行くくらいだから余り痛くしないの
であろうと。
虫歯が痛みだし、それまで通っていた先生の麻酔が効かず難儀し、歯医者サンを代えたのである。
紹介された先生に見てもらうようになり、2、3年程過ぎ安定期に入り検査だけになったのである。
年に何度か検査しなさいとの葉書が、そろそろ来る頃だろうなと思っていたら、案の定今月2日に配達されて
きた。
待っていたのである。
歯医者さんからの葉書である。
この葉書が来たということは、今月中に検査に行かねばならない。定期的な一種の行事である。
私は4月8月12月の年三回の検診である。
この検査並びに歯石等の除去には4日は通院しなければならない。
風が吹けば桶屋が儲かるではないが、禁煙運動の結果が入れ歯ですみたいなことになり、左下4分の1は入歯
になってしまったのである。
入れ歯自体好きでないから日頃は入れていなかった。
そのことを現在通院中の先生に話したら、日常入れておかないと顔が曲がってしまうよと。
たけし軍団のつまみ枝豆みたいになってしまったらまずいので、先生の忠告を素直に聞き入れる事にした。
以来7,8割の日常生活は入れ歯をしっかりといれている。
そんな先生の処から葉書が来たからには、早速予約を入れしっかりと虫歯対策をし、危機対応に望まねば。
早速電話を入れ、予約確認す。とりあえず3回分予約した。あと1回は相談とのこと。これで今年は終わり。
また来年の4月に葉書が来るであろうからそれを待つことに。
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