ネット上の炭の販売コーナーより
ゴールデンウィークの真っ只中の４月３０日。
一流企業は１０連休だなどと報道していたが、世間一般はそれ程甘くはない。
３連休の間の３日間は仕事、その後４連休がカレンダーどおりの一般人の休日であろう。
そんな休日の狭間にホームセンターに猫の餌を買い出しに行った。
猫缶は驚く程値上がりしていた。
それは仕方ないにして、お店に入る時二人連れのおじさんが赤い大き目の箱を抱えて出て来た。
其の数メートル後から同じ箱を抱えて出てくる人が続いた。
お店に入ると カップルが、赤い箱の山からワゴンに「よいしょ」と、積んでいる姿が見えた。
何だろうなと思い、そこに近づいた。
それは炭が入っている箱であった。
バーベキューに最適な炭であろう。
そうこうしていたら、家族連れが赤い箱の前で話し込んでいた。
多分買うのであろう。
それにしても５分もたたない内に赤い箱が５，６個売れさらに買われようとしていた。
どうして？
なぜ？
疑問に思った瞬間、「そうか」と一人納得。
私の想像が正しいわけではない。
ゴールデンウィーク突入直後、テレビで空港から海外旅行に出かける人たちをレポートしていた。
「円安でとてもきついので、食料になる物を沢山スーツケースに買い込んで対処しようと。」これから搭乗手続きをする人は苦しくも明るい声で話していた。
新幹線乗り場では楽し気な家族連れが賑やかにしている姿が映し出され、いつでも行ける人は行けるんだなとテレビを見ていた。
反面、行けない人もいるんです。
家の近所で細やかに休日を楽しむ人。
「そーか、自宅で合成にバーベキューを楽しむんだな。其の為の【炭】か」と、合点がいったのである。
自分の背丈にあったレジャーを楽しみましょう。
