3月下旬のある日の出来事。
昨夕長女とその子供2人の3人が泊まりに来た。
子供達は数カ月ぶりの来訪であった。
夕食は近所の藍屋と言う和風レストランに出かけ、楽しいひと時を過ごした。
翌日朝遅く三女の次男坊と三男坊が雨の中遊びに来たので、台所で卓球に興じた。
11時近くに長女の友人がおチビさんを二人連れ遊びに来た。
ほぼ同じ時刻に三女も「どうもー」と元気に玄関から上がってきた。
前日に作っておいた羊羹二種類と生チョコをお茶うけに出し、喜ばれた。
皆一様に「へぇー凄い!、これ手作りですかぁー」と、口に運びながら驚きの声をあげつつ、口に含むや否や「うまーい!」の連発。
生チョコにはパイナップルとナタデココを入れてあるから、チョコレートの柔らかな甘さの中に甘酸っぱいフルーツと食感の異なるナタデココが口中に広がるから当然であろう。
それが狙いでミックスさせたのだから、それに触れてくれなくても作成の意味がない。
チョコも3種類の微妙に混ぜて作っている。
お櫃の時間が迫ってきたので、取り急ぎ細菌作り始めたナポリタンを作り食べさせ、同時にご飯を炊き急遽おにぎりを作る事にした。
おにぎりの中身はひき肉を味噌と長葱、砂糖、豆板醤、おろし大蒜、鶏がらスープの素、塩、醤油等を混ぜながら焦がし焼く程度に炒めた物を具材とした。
夕方5時半頃、帰りたくないと長女の友人のおチビさんがぐずるのをなだめつつ見送ったが、久しぶりに楽しい団欒を過ごさせてもらった。
私も、妻も孫達と卓球に追われながら、簡単料理で済まして悪かったなと思うも当方が思う以上に皆が喜んでくれてうれしかったものである。
肉味噌のおにぎり カレー用のナン
※
三女の次男坊は偏食で中々食いつかない性質で、私のおにぎりも具材の入っていない方はすぐ食べたが、肉味噌の方は「いいや」と躊躇。
「最初から拒否せず、何でも挑戦しなくては駄目じゃないか」と厳しく言い食べさせると「うまいよ、じいちゃん」と。
「そうだろ。なんでも先ずは口にしろ。それで駄目かどうか判断しろ。最初から拒否したら世界がどんどん狭くなってしまうぞ」と言ったら「近い内に又来るから、その時にこのおにぎりを食べ刺させて、それにナンも」「えーっ、ナンだけでカレーはいらないの」と確認すると「そう、ナンだけでいい」と驚きの回答。
返ししな「じいちゃん4月5日に来るからその時又食べさせてよ」と家に帰ったが、その日は直ぐに来る。
j次男坊だけでなくその弟三男坊も来ておにぎりにをぱくついていた。
長女親子も来たのでカレーにナンを食べさせたところ、非情に旨いとみっちり食べていて見ているだけで楽しくなってきた。
カレーは調味料を20種近く混ぜるのだが、いくつか足らなかったので鶏ガラスープの素と陣ジャパウダーを混ぜ更に上白糖をませて繕ってみた。
これが思いの外成功し、奥深い味になったから瓢箪から駒であった。