2回目から白餡を上にし巾を狭め、黒餡を下にして作った
長女の嫁ぎ先の大婆様が今年100歳になる為、身内だけだがお祝いパーティを催したとのラインが入って来た。
私も長女の所に行く度に必ず、挨拶をして20年以上経つが昔と変わりない姿には驚いていた。
そのおばあちゃんが100歳になるなんて、正直驚きである。
兎に角若い。
本人も、ボケたら大変と20年以上前からクロスワードパズルの本を毎月買い求めたりして自分なりの努力を怠らず、日々研鑽しているのだから驚きであり、学ばねばならない。
さて、富士山羊羹だがいろいろ試行錯誤しながらスイーツ作りをしてきたのだが先日思いの外、良い出来上がりに殊の外気を良くしていたのです。
ふかし器を作り、カルカンや饅頭に取り組んだり白餡を作り、そして小豆の餡子を作ってきたがこし餡だけには手を出さなかった。
裏ごしが大変だから故に、やりたくなかったのであるが羊羹を作るには粒案ではなく口当たりの良いこし餡に挑戦しなければならなくなったのである。
苦難の末、漸く白と黒のこし餡が作れたので白い洋館、黒い羊羹を作ったのである。
容器の選定にも苦労した。
丸い羊羹や四角な羊羹、色々試してみた。
味はまぁまぁの出来上がりであった。
そして容器だが、スパゲティの保存ケースに目が行き、台形の容器がイイのではないかと思うのであった。
そこにカステラを入れてみようと挑戦してみた。
結果は非常に美味しく良い出来上がりであったが、単なる黒白のカステラ包み羊羹であった。
ふと、台形を活かした羊羹にしてみたら面白いと気づいた。
細い上部を雪に見立てて白餡を流し込んだ後にカステラを仕込み、白餡が固まったらカステラを包むように上から黒餡を流し込みしっかりと冷蔵庫で固めてみた。
切口もしっかりと出来上がり、富士山型の羊羹が出来上がったのである。
白餡も黒餡も一定量の水と粉寒天を加え、沸騰したら2分間焦げぬようにしっかりと煮詰めてから容器に流し込むと、ことのほかしっかりと固まってくれたのである。
これを100歳の大ばば様に持って行こう。
さぞかし喜んでくれる事であろう。(カルカンや饅頭などもいつも喜んでくれたいた)
カステラ包み羊羹作成写真
豆を20時間程水に浸す ゆで上げ柔らかくなったら裏ごし(大変)
砂糖を加え餡作り 中にカステラを包んだ羊羹完成
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